2019年6月9日日曜日

TREK Émonda ALR 5 Disc | トレック エモンダ ALR ディスク リセッティング






Before
RD周りのアウタ長が短かったので、修整しています

アルミフレームのディスクロード、「TREK Émonda ALR 5 Disc」が入庫。オーナーチェンジということで、新オーナー様からリセッティングをご依頼頂きました。各社、フラットマウント&スルーアクスル仕様のバイクも第二~三世代となって、造りこみが進んで落としどころが見えてきた感。

一方、油圧ディスクブレーキの整備は、メカニックレベル差が大きくて入庫されるバイクにバラツキがあるのが現実。不慣れなメカニシャンだと、妥当な「当たり」感に乏しいのが原因かと。

今回のバイクもバーテープもキレイに巻かれていて、一見ちゃんと仕上がっているように見えましたが、ブレーキのブリーディングが甘い状況。新オーナー様からは、コラムカット、それに伴うケーブル&ホース長の最適化や再ブリーディングをご依頼頂きました(初回ビルドは、当店近所のTREKショップさんではないので、ご安心下さい)。

リア三角は、チェーン&シートステー共にブリッジレス。店主もスルーアクスルのメタルフレームで路面追従を考慮すると、そうなるよなと考えていましたが、高度なCAE/FEMで得られた答えと被った感。

リアのディスクマウントは、一見チェーンステーに台座を溶接しているように見えますが、実際は、台座はエンドと一体で上手く処理されています。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2019年6月8日土曜日

Bridgestone Anchor RL8 Equipe | アンカー RL8 エキップ FC-R9100-P パワーメーター × 5800系 105




乗りやすいとオーナー様にご愛用頂いている「Bridgestone Anchor RL8 Equipe」。本格的シーズンインに備えて、ブレーキキャリパをR8000系アルテグラ、クランクをパワーメーター内蔵のFC-R9100-Pへアップグレードされることに。

元々、5800系105のグループセットなので、クランクに合わせてFDも交換推奨されていますが、ANCHORならシマノ要求寸法の中心値狙いで設計しているだろうし、経験的に調整範囲内と判断して、FDはそのままでセットアップ。

以前は、バリバリのレーサーにしか需要が無かった「パワーメーター」ですが、ロングライドやブルベに出られているライダー様からもオーダーが増えました。効率よくトレーニングできるのは勿論、本番のペース配分をコントロール出来て、タイム短縮につながります。

ベース車
Bridgestone ANCHOR RL8 EQUIPE/ブリヂストン アンカー RL8 エキップ
カラー: コーラル

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Giant TCR ADVANCED SL | ジャイアント アドバンスト SL FC-R9100-P パワーメーター × 6800系アルテグラ




「Giant ADVANCED SL」のメンテナンスをご用命頂きました。オーナー様は、吊るしの状態でお乗りなっていますが、不満点がなく完成度が高いバイクです。

Giantに限らず、今どきの大手メーカー完成車でアルテグラ以上が搭載されたモデルだと、ホイールも良いものが付いてくるし、全体的にスキがなくて、後でアッデートしようという気持ちが沸かないですね。展示会でパーツメーカーさんとも話しましたけど、アフターマーケット泣かせの時代です(笑)。

昔、クルマならオートバックス等でドリンクホルダーや芳香剤、車高調にエアロとか需要があったし、パソコンもDOS/V自作時代は、CPU等パーツ交換がメジャーでした。どの業界でも市場と製品の成熟化が進むと最初のパッケージで十分になるんでしょうね。自転車業界でいうと、E-BIKEが最たるものかと。

閑話休題。今回はメンテに併せて、クランクを「FC-R9100-P パワーメーター」へ換装。ベースコンポーネントは、一世代前の6800系アルテグラDi2でしたが問題なく動作。

チェーンリング配置が外側になったR9100以降のクランク装着時は、FDも併せて交換するのがメーカー推奨です。ただ、オフセット値は極小ですし、FD台座&ケーブルルーティングがシマノ基準のセンター値狙いで設計されているフレームなら、交換無しでOKです。

前述通りスキがない現代完成車ですが、クランクとブレーキキャリパを上位モデルに換装されると、効果を実感されやすいかと。今回、オーナー様も早速ロングライドに出かけられて、その差を体感頂けた模様です。

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2019年6月4日火曜日

BMC RM01 Racemachine|レースマシーン ロードバイク リビルド






オーナー様の下で遊休状態にあった、ちょっと懐かしい「BMC RM01/Racemachine」のリビルドを承りました。当店、BMCの取り扱いは無いのですが、個人的にはフォルム&乗り味共に最もらしさがあった頃のバイクではないかと思っています。

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JOSIS WGN | ジョシス ワゴン × TOTEBOX | トートボックス コンテナ カスタム





以前、「Josis WGN + GAMOH キングキャリア」のカスタムバイクをオーダー頂いたお客様から、リアバスケット容量を大きく+フロントバスケットを小さくしたいということで、TOTEBOX用のコンテナバスケット取付けを承りました。

ただ、JOSIS WGNのリアキャリアは、後端がせり上がっていてポン付けができません。当初は、棒状スペーサ2本でかさ上げしようと安直に考えてましたが、単純梁の原理で浮いたバスケット中央部が荷重でたわむなと、「日形」スペーサを製作することに。

採寸→スケッチ→ポンチ絵書いて、最後に現車で合わせやすいよう工場でお馴染みのアルミフレーム製に。違和感なく取り付けることが出来ました。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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Dahon Ciao | ダホン チャオ フロントバスケット カスタム スカートでも乗降りしやすい低床 フォールディング 折りたたみ




中央部で大きく湾曲した低床トップチューブの「Dahon Ciao」。スカートを履いた女性の方でも容易にまたぐことができます。勿論、身体が硬い&ハンディキャップ等で足が上がりずらいな~という方にも最適な一台。

ノーマル仕様でもアップライトなハンドルポジション&前後フェンダー装備で、ゆったり乗りたいタウンユースに最適です。今回は、KLICKfix(クリックフィックス)アダプターをフロントに追加して、バスケット追加して納車させて頂きました。

ベースバイク
Dahon Ciao | ダホン チャオ
Color: Storm Gray/ストームグレー
Speed: 7speed
Wheel Size: 20"
適応身長:142~193cm

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Bridgestone Anchor RL6W Equipe | アンカー RL6W エキップ クリームアイボリー女性向け ロングライド ロードバイク R7000系105搭載 2019














他社に「ロングライド系ロードバイク」というジャンルが無い頃から、市場を創出してきたブリヂストン アンカー。カーボンモデルの乗り味を丈夫で廉価なアルミ素材で実現したのがRL6系、輪行での旅行ライドにも最適です。

今回もアンカーフィッテインングシステムをご利用してオーダー頂きました。PROFORMAT解析を用いて、踏力ロスを抑えた新デザイン。太めなタイヤトレンドを反映してクリアランスは広めで、28Cタイヤをいれても余裕があります。

目立たない処ですが、アンカーは、ワイヤルーティングに無理が無く変速調整が容易です。105以上でセットアップすれば、コンポーネントの幾何公差も抑えられているので、トリム調整も簡単です。電動コンポDi2にも対応したフレームなので、アップデートも安心です。

今回は、小さめサイズなのでライダー膝との干渉防止の為、ハンドル端はカット。ワイヤ小物類も一部変更&追加して、スッキリかつ長寿命化を図って仕上げています。

詳細は、下記メーカーWEBサイトをご覧ください。

Anchor RL6W R7000系105搭載 アンカー ロードバイク 2019 
カラー: シンプルスタイル ソリッド クリームアイボリー
完成車基準価格:180,000円(税抜き)
※ペダルレス仕様、オプション除く

アンカー他、店頭展示在庫車はコチラをご覧ください。

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2019年6月3日月曜日

RDハンガー 前後方向への変形もご注意下さい


RDとフレーム間の橋渡し役の「RDハンガー」。落車等でスプロケットのロー側へ内向するのは、メジャートラブルですが、気が付きにくいのは、車体前後方向への変形です。

RDを下側にした輪行で、床にぶつけてしまうのが主因です。リアホイールがフレームに収まりにくい症状が現れたら、要注意です。

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2019年6月2日日曜日

Jamis Bicycles SEQUEL | ジェイミス セクエル フロントバスケット+フルフェンダー+ダブルレッグセンタースタンド アーバンコミュータ カスタム









店主好みのアーバンコミュータバイク、「JAMIS SEQUEL/ジェイミス セクエル」。今回は、それをベースにオーナー様の希望に沿って、日常使いを便利にする「三種の神器/フェンダー(泥除け)・前カゴ・両立キックスタンド」でカスタマイズして、納車させて頂きました。

フレームは「REYNOLDS 520」スチール製で、デイリーユースでも神経質にならずガシガシ道具としてお使い頂けます。

ベースバイク(SPEC詳細:ジェイミスジャパンWEBサイト
Jamis Bicycles SEQUEL  / ジェイミス セクエル
カラー:Desert Storm/デザートストーム

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2019年6月1日土曜日

Tern BYB / Bring Your Bike ターン 新フォールディングバイク 2019秋 デリバリー開始予定








  Ternのグローバルサイトで「BringYourBaby」「BringYourBuddy」「BringYourBoyfriend」と立て続けにコンセプチュアルな動画が投稿され、何か動きがありそうだなという処で発表されたのが、新モデル「BYB / Bring Your Bike」。

従来からある「Trolley Rack」のアイデアを洗練させ、新しい折畳み機構と組み合わせたのがBYB。20インチホイールを採用することで、走破性も確保している模様。豊富なアクセサリラインナップで用途に合わせたカスタマイズも容易そう。輪行袋を畳むのが苦手な店主は、PopCoverが魅力的です。

Tern/ターンは、「GSD」&「Vektron」のE-BIKEをメインに展開して行くんだろうな~と店主は勝手に思っていたのですが、原点であるフォールディングバイクもしっかり開発していたようで、実車を見るのが楽しみです。詳しくは、公式WEBサイトをご覧ください。

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シマノ グラベル SPD シューズ RX8 | SHIMANO RX8 Gravel Shoe 海外メディアで公開 輪行ツーリング 通勤ライドに良さそう

Cyclingtips より

「RX8」って、マツダのロータリーエンジンの…じゃなくて、シマノの新作グラベル用SPDシューズがCyclingtipsBikeradarでメディア公開。シマノ公式サイト同マガジンBIKE Exchangeにもアップされました。同時期に発表された、MTBコンポのM7100系SLXが、通常サイクルよりも一年前倒しでXTと同時リリースというのも少々驚かされましたが…。

閑話休題。この新作シューズ、オトナの事情で詳しいことは書けませんが、使い勝手は良さそうです。先行する「Rapha EXPLORE SHOES」や「fizik TERRA X5」と同じコンセプトですが、軽量アッパーなロードシューズに最低限の凸ソールを追加した構成の模様。

輪行ツーリングや通勤ライドで、MTBシューズだとちょっと重いんだよというユーザーさんにもピッタシのアイテムかと。2019年初頭からシマノ製品は地域販売が徹底され、海外展開アイテムが入手しづらくなったので、コンバース密輸のような事態にならなければ良いのですが…(←要らぬ心配)。

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