2025年7月9日水曜日

XOSS 行者 CARBON SMITH AERO BLACK / AirCube Mini Air Pump | CHINA CYCLE 2025 出張記

XOSS ブース

2025年5月に上海で開催された「CHINA CYCLE 2025」へ出張してきました。越境ECでお馴染みの「XOSS」。当店で取扱いはありませんが、ブースを覗いてきました。

XOSS CARBON SMITH AERO BLACK
XOSS CARBON SMITH AERO BLACK

新製品は、ステム一体型のカーボン製ワンピースドロップハンドル「XOSS CARBON SMITH AERO BLACK」。従来、同ブランドはサイクルコンピューターなどの電子ガジェットを主力商品としてきましたが、他社と同様に事業領域の拡大を進めているようです。

XOSS X-LENS AR
2024年に同ブースでサンプル品をハンズオンした「XOSS XLENS AR | 行者 AR骑行眼镜」も販売開始された模様。
XOSS AirCube Mini Air Pump

同社は市場のトレンドを捉え、小型電動ポンプ市場へ参入。500mAhのバッテリーを搭載し、最大吐出量は14L/分。120psiの加圧を2回まで対応可能。

なお、当店の「CHINA CYCLE 2025」関連記事は、コチラをご覧ください。


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年7月8日火曜日

中華ブランド ロードフレーム考察 2025 SEKA/TRINX/WINSPACE/Li-Ning/UCC | CHINA CYCLE 2025 出張記

SEKA ブース

2025年5月に上海で開催された「CHINA CYCLE 2025」へ出張してきました。2024年に引き続き今回も中国ブランドのアナログバイクを早足ですが、グルっと拝見してきました。今回は、「SEKA/TRINX/WINSPACE/Li-Ning/UCC」をご紹介します。

2025 Q2 Seka Spear RDC & POWBOX
Team Edition
Seka Spear RDC

MY2024に穴あきフレームの先駆けとなった「Seka Spear」。2025年のCHINA CYCLEでは、他社品でもフレームやシートポストなど所々に穴を開けたロードバイクが目に付きました。SEKAは、中国のアマチュアチーム「Powbox-SEKA Team」に供給される「2025 Q2 Seka Spear RDC & POWBOX」が限定販売される模様です。

TRINX ブース
TRINX ブース

フレーム製造/塗装から組付までを自社工場で賄う「TRINX」。スチール/アルミ/カーボンモデルまで手掛けています。ハイエンドモデルと言うよりも、クロスバイク含めエントリー~ミドルハイまでを手厚くラインナップしている感。ちなみに、MTBのTRINX FACTORY TEAMを有します。

WINSPACE ブース
WINSPACE ブース

近年「WINSPACE」は、従来のラインナップに加えて、手頃な価格で提供するセカンドライン「LEGiT」を立ち上げています。

Li-Ning Speed Bike
Li-Ning Star Pro Cycling Team チームジャージ
Li-Ning ブース

Li-Ning(李寧有限公司)」は、年間売上高数十億ドルを誇る中国のスポーツ産業の巨大企業。1990年に元体操選手の李寧氏によって設立。同社は、バスケットボール/ランニング/バドミントン/トレーニング向けのスポーツウェアやシューズを中心に展開してます。

Li-Ningは、NBA選手とのコラボレーションや、パリ・ファッションウィークへの参加など、スポーツとファッションの融合にも力を入れています。また、同社は中国市場において、ナイキやアディダスに次ぐ第3位のシェアを持つスポーツブランドとしても知られています。

さらに、Li-Ningは「Double Happiness」(卓球用品)、「AIGLE」(アウトドアスポーツ)、「Kason」(バドミントン用品)などのブランドも展開しており、スポーツ用品業界で幅広い事業を展開しています。

同社は、以前から「Li-Ning Star Pro Cycling Team」を擁してしましたが、フレームは提携した他社品を用いておりました。そんなLi-Ningが、自社でロードバイクの開発に着手した初号機がこの「Li-Ning Speed Bike」。その豊富な資金力を活かし、すでにSilverstone Sports Eng. Hubで風洞実験を行っているようです。

UCC ブース
UCC:Rolling Steel

UCCは台湾発祥の自転車メーカーで、20年以上の歴史を持つスポーツバイクブランド。2008年から中国市場にも進出し、現在は広州に拠点を構える「広州环球自行车工业有限公司」として事業を展開しています。日本国内で流通するスチールバイクに関して、同社がOEMしているモデルも少なくありません。

なお、当店の「CHINA CYCLE 2025」関連記事は、コチラをご覧ください。


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年7月7日月曜日

Kitt design Carbon Tri-Spoke wheel | キットデザイン カーボン トライスポーク ホイール ベアリング リングばね 交換 メンテナンス

Kitt design Carbon Tri-Spoke wheel | キットデザイン カーボン トライスポーク ホイール

Ternの純正オプション「Kitt design Carbon Tri-Spoke wheel | キットデザイン カーボン トライスポーク ホイール」、いわゆるバトンホイールのメンテナンスを承りました。

フリーボディ
フリーボディ
オーソドックスな「3-Paw」仕様
ベアリング脱着

主軸およびフリーボディのベアリングを交換しました。アルミ製フリーボディの場合、ベアリング単体での交換ではなく、アッシー交換を推奨するメーカーも多く、店主もその方針に賛同しています。

ただ、今回はスプライン部に嚙み込み傷がなく状態も良好で、はめ合いも緩めだったため、ベアリングの打ち替えで対応しました。


リングばね

本ホイールをお預かりしたときに、フリーボディ・ラチェット爪の立ち上がりが甘いの気になりました。組立時に、ばね定数が高めの「リングばね」に交換してみましたが、「強化クラッチ」過ぎて空転時の損失が甚大だったので、最終的には標準ばねに戻してグリス稠度でチューニングして仕上げました。


※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年7月6日日曜日

Panaracer/iRC/CST/MAXXIS/INNOVA/CHAOYANG/KENDA/Obor/KYLIN/HARTEX/RALSON タイヤメーカー | CHINA CYCLE 2025 出張記

Panaracer ブース
同社は、ブランドor会社名を「PnR」に変える布石を敷いているような…。

2025年5月のゴールデンウィーク明けに、上海のSNIECで開催された「CHINA CYCLE 2025」へ出張しました。今回は、タイヤメーカー各社「Panaracer / iRC / CST / MAXXIS / INNOVA / CHAOYANG / KENDA / Obor / KYLIN / HARTEX / RALSON」のブースをご紹介します。

店主の思い込みかもしれませんが、タイヤ産業はすでに設備投資の進んだ成熟分野(いわゆる設備産業)であり、小規模事業では採算が取りにくく、新興メーカーが後発で参入するメリットは少ないと考えています。

弱小零細である自社の立場を顧みれば、偉そうなことは言えませんが、市場の寡占化が進んでも不自然ではないとも捉えられます。ただ、展示会を訪れるたびに、今回取り上げていない製造設備を持たないファブレス含め、数多くの小規模企業がタイヤを扱っていることに驚かされます。

iRC ブース
CST ブース
CSTブース:E-Bike用タイヤを主軸に展示
MAXXIS ブース

INNOVA ブース
CHAOYANG ブース
KENDA ブース
Obor ブース
KYLIN ブース
HARTEX ブース
RALSON ブース

CSTとMAXXISは例年通り、CHINA CYCLEでは2つのブースに分かれて出展していました。そして、インドを拠点とするHARTEXとRALSONは、近年このような展示会への出展に積極的です。

なお、当店の「CHINA CYCLE 2025」関連記事は、コチラをご覧ください。


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年7月5日土曜日

而意 RE 上海 浦東嘉里店 | RE Shanghai Kerry Parkside ケリーパークサイド | CHINA CYCLE 2025 出張記

而意 RE  浦東嘉里店 エントランス

2025年5月に上海で開催された「CHINA CYCLE 2025」へ出張してきました。その道中で、恒例となっている現地の自転車店をいくつか訪問しました。こちらは、ショー会場に隣接するショッピングモールに出店されている「而意 RE  浦東嘉里店」さん。車体に関しては、同社オリジナルのCICLOREの他に、Bromptonも販売されています。

而意 RE  张园店」にも訪問しましたが、同店は、「自転車×アパレル×カフェ×FREITAG」複合業態で運営されているのが特徴。カジュアルなお店かと思いきや、洗車装置も備えた本格的なメカニックブースも完備されています。ショー開催もあってか、平日にも関わらず多くの方が来店されていました。

自転車&ヘルメット レンタルサービスもあり
CICLORE チタンバイク
CICLORE チタンバイク
CICLORE チタンバイク
而意 RE  浦東嘉里店 店内
而意 RE  浦東嘉里店 店内
FREITAG/フライターグ
而意 RE  浦東嘉里店 店内
洗車設備も備えた本格的なメカニックブース
而意 RE  浦東嘉里店 店内
而意 RE  浦東嘉里店 店内
而意 RE  浦東嘉里店 店内
而意 RE  浦東嘉里店 店内
而意 RE  浦東嘉里店 店内

而意 RE  浦東嘉里店 エントランス(モール内側から)

コチラのお店は、CHINA CYCLEが開催された「Shanghai New International Expo Centre (SNIEC)」に隣接するショッピングモール「浦東嘉里城/Kerry Parkside(MAP:上海市浦東新区花木路 1378号浦東嘉里城商场一层L101b单元)」内にあります。地下鉄7号線「花木路駅」に直結しておりアクセスも良好ですので、上海にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

OAKLEY
ZUCZUG
MIKIHOUSE 他 子供服テナントが並ぶ 2Fフロア 

浦東嘉里城/Kerry Parkside 店内
Dji
Early Rider
lululemon
on
allbirds
SIDAS
SALOMON
KOLON SPORT
NIO
HOKA
Klättermusen
DUVETICA
ARC'TERYX

「而意 RE 浦東嘉里店」があるショッピングモール 「浦東嘉里城(Kerry Parkside)」 には、多くの有名ブランドショップが並んでいます。1階はスポーツ&アウトドア系で揃えられ、2階には子供服関連の店舗が集まっていました。

なお、当店の「CHINA CYCLE 2025」関連記事は、コチラをご覧ください。


※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。