2026年9月22日火曜日

Voluptas|ウォルプタース クロモリ スチール ディスクブレーキ ロードバイク リフレッシュ 油圧ディスクロードの最適タイヤ幅を再検証

2014-2015製作 Voluptas ディスクブレーキ ロードバイク

シマノが油圧ディスクブレーキのロードコンポーネント販売を開始した2014〜2015年、そのタイミングで試作した当店のオリジナル・デモバイク「Voluptas|ウォルプタース ディスクブレーキロードバイク」。

スチール製のフレーム自体は、シマノがロード用ディスクブレーキを本格的にデリバリーし始めた頃に構想・設計したもので、これまで気になるパーツを試験的に組み合わせたり、チューブレスタイヤの気密性改善テストなどにも使ってきた車体です。


しばらく放置していましたが、消耗品を交換して再び走れる状態へリフレッシュ。併せてタイヤも旧ETRTO・呼び寸法700×27Cへ変更し、実幅を25→30mmへと“クリアランスぎりぎり”を狙ってワイド化しました。

このバイクは700×25Cを基準に設計しており、仕様上の最大タイヤ径は700×28C。ただ、設計値どおり25Cで運用すると、油圧ディスクブレーキの制動力を十分に引き出せていないと以前から感じていました。

もちろん、むやみに太くするとトレールが設計値から外れ、ハンドリングに悪影響が出ます。しかし今回は思い切って実幅30mmまで拡大。エアボリュームが増したことで快適性が向上し、ブレーキング面でも「油圧ディスクブレーキの性能を生かすには、やはり28mm以上のタイヤ幅が必要だ」という感触を改めて確認できました。

フロントタイヤ・クリアランス:5mm
リアタイヤ・クリアランス:2mm

なお、時折お問い合わせをいただくタイヤクリアランスについてですが、リム内幅・トレッド厚・タイヤプロファイルなど複数の要素が影響するため、明確に数値で断言できるものではありません。  お伝えできるのはあくまで“目安”までで、最終的には実際に組み付けて確認するほかない、というのが現実です。

余談ですが、JISで規定されるタイヤクリアランスは、旧規格では「2mm以上」でしたが、現行規格では「6mm以上」が要求されています。 


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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