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2025年12月18日木曜日

Cannondale Synapse 1 Rally Red | キャノンデール シナプス 1 ラリーレッド 51サイズ 7100系 105 12sメカニカル エンデュランス アルミ ロードバイク + 45mm カーボンホイール 444,080円→288,800円 35%off 特価SALE 店頭品1台のみ

Cannondale Synapse 1 | キャノンデール シナプス 1 アロイ
カラー:Rally Red | ラリーレッド
コンポ:シマノ R7100系 105 12sメカニカル
サイズ:51(適用身長165-175cm)
カーボンホイール換装 スペシャルオファー仕様
合計額:444,080円→288,800円(35%off現金特価、10%税込、店頭品1台のみ)

「Cannondale Synapse 1 AL | キャノンデール シナプス 1 アルミ」は、スマートフォームC2アロイフレーム&フルカーボンフォークを採用した軽量なディスクブレーキ・エンデュランス・ロードバイクです。

ロードバイクを購入しても、殆どのライダーが休日の「グランフォンド/ロングライド/ツーリング」が主用途になると思います。そんな貴方におススメなのが、この「Cannondale SYNAPSE/キャノンデール シナプスシリーズ」。

現代版スポルティーフとも呼べるモデルで、フルフェンダーを装着して通勤やツーリングにお使い頂ければ、玄人ライダーからも「惚れてまうやろー!」と熱視線を浴びるツウな一台に仕上げられるかと。ちなみに「BikeRadar」のレヴューでも高い評価を得ています。

汎用規格を採用しているので、ツーリング先で部品交換が必要なトラブルに見舞われても、パーツ入手性が良くなっています。足回りですが、都市部にお住まいでスムーズな舗装路を中心にライドされるなら、タイヤをトレッドが薄くしなやかな28C前後にされると軽快感がグッと増します。

そんな「Cannondale Synapse 1 AL」。今回、「カーボンホイール」へ換装した更にお得なスペシャルオファーをご提案します。同社は、ブランドロゴを控えなグラフィックを率先導入してきましたが、それだと寂しいと言う声があるのも事実。現行Synapse Alloyのラインナップでビッグロゴが入るのは、こちらのRally RedとCashmereカラーのみとなってます。

標準仕様のリムは「「DT Swiss R470 db」ですが、45mmハイト・カーボンに組み替えてご提供します(ハブ等のパーツは、元のホイールから流用)。換装するカーボンリムは、内幅22mmの今どきなワイド仕様です。

コンセプトは、コスト考慮しながらの「ぼくのかんがえたさいきょうのシナプス・カーボン」で、玄人好みの1台になるかと。見た目的にも、カーボンホイールが欲しくなるんだけど、お財布事情が…の声を先取りしたパッケージです。

正直、レース系バイクのような一発の切れはありませんが、一定ペースで淡々と走り続けるブルベ系エンデュランスライダーにもマッチ。また、一番多く居る週末ツーリングを楽しまれている層に適合します。フルフェンダーも装備できるので、通勤&ツーリング用途として2ndバイクとしても宜しいかと。

ディスクロード必須の「前後スルーアクスル」仕様。ブレーキングやホイール脱着でハブがズレないないので、ストレスがありません。コンポーネントは、最新のシマノ・7100系105メカニカル12s+油圧ディスクブレーキを搭載で操作性も不満がありません。

グラフィックですが、鮮やかなラリーレッドにダウンチューブにCannondaleロゴが入ります。BSAスレッドBBやφ27.2丸シートポストの汎用規格なので、お持ちのUSEDパーツも流用しやすくなってます。公称最大35mm幅のタイヤクリアランス/ドロッパーシートポストのケーブル内蔵/多くのボトルマウント等で色々な用途に対応する、まさに万能な1台です。

トップチューブ・アイレット
サドル:定番のfizik Aliante 
ダウンチューブ底・アイレット
クランクセット:Shimano RS520, 50/34
RD:Shimano 105 7100, 12-speed
CS:Shimano 105 7100, 12-speed, 11-34
ワイドリムとの組み合わせでタイヤ実幅32mm
Trainer Axle:固定ローラー台へのセットが容易に
エントリーユーザーは勿論、フルフェンダーやリアラックも搭載できるので、通勤&ツーリング用途で2ndバイクとしても宜しいかと。地味なポイントですが、固定ローラー台にセットし易い「Trainer Axle」付属ゆえ、汎用ディスプレイスタンドも利用しやすくなってます。TA両軸端にタップが切ってあるので、そのままリアラックのアイレットとしても活用できます。
リアフェンダー用アイレット

Trainer Axle 付属

Cannondale Top Tube Bag 付属

Before
リム重量:457g/本
R 470 DB/ハイト23/内幅20/外幅24mm

After
リム重量:433g
Carbon/ハイト45/内幅22/外幅30

換装カーボンリム仕様
TLR/チューブレスレディ対応
ビードフック:有り
素材:T800 / T700
リムハイト:45mm
ホール数:28H
表面仕上:UD 艶消し

標準リムは、アルミ製ローハイト。それをハイト45mmのカーボン・ディープリムへ組替えてます。勿論、外した元のアルミリムもお渡ししますのでスペアパーツ等にどうぞ。前後ハブは、堅牢な造りの「Formula cartridge bearing」をそのまま流用してます。

リム:Carbon Rim 45mm 28H / 内幅22mm / 外幅30mm
ハブ:Formula cartridge bearing 28H
スポーク:#14 プレーン

23→45mmとハイトUPしながら、リム単体で457g→433gと24g/本の軽量に。スポーク長も短くなっているので、実際はさらに少し軽くなってます。左右スポークテンションを近づけるため、今回は下記のようなアセンブル。チューブレスレディ(TLR)にも対応してます。

フロント: 逆イタリアン、DS3クロス、NDS2クロス
リア: JIS組、DS2クロス、NDS3クロス


フルフェンダー装備例

ジオメトリ

新しいディスクブレーキ・ロードバイクが欲しいけど、あとからカーボンホイールが欲しくなるんだろうなと二の足を踏まれている方に如何でしょうか?。国内展開数が少ない「ラリーレッド」カラーゆえ希少性もございます。

仕様
  1. フレーム:Lightweight SmartForm C2 Alloy, SmartSense compatible, BSA threaded BB, internal cable routing, flat mount, 142x12 thru-axle, removable fender bridge, hidden rack/fender mounts
  2. フォーク:Synapse Carbon, integrated crown race, 12x100mm thru-axle, internal routing, flat mount brake, fender mounts
  3. リム:DT Swiss R470 db, 28h → カーボン ハイト45mmへ換装
  4. ハブ(F) Formula CL-712, 12x100mm centerlock / (R) Formula RXC-400, 12x142mm centerlock
  5. スポーク:Stainless Steel, 14g
  6. タイヤ:Vittoria Zaffiro Pro Slick, 700x30c
  7. クランク:Shimano 105, 50/34
  8. ボトムブラケット:Shimano BB-RS500, BSA
  9. チェーン:Shimano 105
  10. リアコグ:Shimano 105
  11. フロントディレーラー:Shimano 105
  12. リアディレーラー:Shimano 105
  13. シフター:Shimano 105
  14. ハンドルバー:Cannondale 3, 6061 alloy, Compact
  15. グリップ:Cannondale Bar Tape, 3.5mm
  16. ステム:Cannondale 3, 6061 Alloy, 31.8, 7°
  17. ヘッドセット:Integrated, 1-1/8" - 1-1/4"
  18. ブレーキ:Shimano 105 7170, 160/160mm RT70 rotors
  19. サドル:Fizik Aliante Delta, S-alloy rails
  20. シートポスト:Cannondale 3, 6061 Alloy, 27.2x350mm
  21. その他:Cannondale Top Tube Bag, Trainer Axle

ベース車体
Cannondale Synapse 1 AL | キャノンデール シナプス 1 アロイ(SPEC→公式サイト
カラー:Rally Red | ラリーレッド
サイズ:51(適用身長165-175cm、C-T443/T-T水平換算544)
価格:360,000円

カーボンホイール換装 当店オリジナルカスタムモデル
前後カーボンリム:71940円
前後リムテープ:940円
前後チューブ:2200円
組替工賃:9000円
合計価格:444,080円→288,800円(35%off現金特価、10%税込、店頭品1台のみ)


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年12月9日火曜日

Voluptas | ウォルプタース カンチ台座・Vブレーキ仕様 オリジナル スチール オールロードバイク 試作 フレームビルド偏

カンチ台座・Vブレーキ オリジナル スチール オールロードバイク
プロトタイプ フレームビルド

以前のポスト「Vブレーキ・オールロードバイクを構想設計する 徒然なるままに ロード用 ディスクブレーキの今後の動向を考える その13」で触れた通り、小物やアイレット位置も含めて作図を済ませ。彼是30年来のお付き合いになるライジンワークスさんへ出図して、ジオメトリ自由度が高い「ラグレス+ろう付け(フィレット)」で試作フレームの製作を依頼しました。

今回の「Voluptas | ウォルプタース」オールロードフレームは、大雑把に言えばカンチブレーキ時代のシクロクロスバイクをベースにBBハイトを低めにした、全体的にオーソドックスな構成。ただ、52/36tのロードチェーンリングと40cタイヤに対応させたいので、チェーンステー逃がしの加工が難しいところ。 

油圧ディスクブレーキ+電動シフト+ワイドタイヤが標準になった現代のロードバイクは、制動力や走破性が向上して快適な乗り物へと進化しています。一方で、トークリアランスを確保するためにフロントセンターが伸びたりと、ホイールベースが長くなる傾向があります。

その結果、特に身長170cm以下のライダーでは、リムブレーキバイクと比べてダンシングやスプリント時に「バイクが懐に収まる」感覚が薄れ、「乗せられている」印象を受けることがあります。プロトタイプの目的は、ホイールベースを詰めた効果と、つま先とタイヤの干渉が許容できるかの見定めが挙げられます。

44mm HT

ヘッドチューブは、一般的なオーバーサイズ(OS)を選択した方が、見た目や前後の剛性バランスがとりやすく、ヘッドセット選択肢も広がります。また、東京サンエスさんのカンチ台座付カーボンフォークを選ぶ際もオフセットが45/48/52mmでラインナップされていて、自然なジオメトリでフレーム設計が可能になります。

ただ、カンチブレーキ台座が付いたフロントフォークの場合、大抵が肩下長が396mm前後と一般的なロード用と比べて約30mm長くなります。結果的にスタックが高くなり、フレームサイズが小さい場合、サドル~ハンドル高低差を確保するにはヘッドチューブ(HT)を短くするしかありません。

そんなこんなで、短いHTと肩下の長いフロントフォークの組み合わせの不利な条件下で、少しでも剛性を確保するために44mmHTを選択しています。

後発であるディスクブレーキ仕様のオールロードやグラベルバイク用のフロントフォークも当初は、肩下が長めなモデルしか無かったのですが、技術進化でクラウン部が薄くなりスタックハイトを抑えられるようになりましたが、需要がないカンチ台座仕様で新モデル投入は期待薄です。

細かい話になりますが、アウトボード仕様のヘッドセットを前提にする場合。下ワンのスタックハイトを考慮しないと、ヘッドアングルは設計値からズレてしまいます。まあ、カーボンフォークの寸法公差は広めなので、過度に神経質になっても仕方ないのですが。

剛性や44mmHTとの溶接性を考慮すると、前三角はオーバーサイズチューブを用いるのが妥当ですが、重量を出来るだけ抑えるためにノーマルサイズを選択しています。

カンチブレーキ台座 / OLD130mm

どうせなら、モンスタークロスのようにもっと太いタイヤも入るようにすれば?と思われるかもしれませんが、ミニVブレーキのアーチワイヤ干渉を考えると38~40C(≒1.5インチ)あたりが現実的です。

リアのOLDは、130/135mm兼用にするために132.5mm幅も検討しましたが、ホイールセンターを確保するのが難しくなります。また、多段とシングルの両方に対応するスライダー式ドロップアウトは多用途に対応できる反面、位置が一元的に決まらない構造は運用上のストレスになるため、潔くシンプルなOLD130mmのストレート・ドロップアウトエンドとしました。

背後には製作中のCRUMBWORKSさん CHUNKが覗けます

ライドフィールは、タイヤ&ホイールの影響が大きく占めるというのは理解していますが、BB高さの設計値で下記のような特徴が挙げられます。

BBハイト高め(BBドロップ小さい)
  • 漕ぎ出しが軽く、ストップ&ゴーや速度変化に対応しやすい
  • 少ない荷重移動でバイク姿勢をコントロールできる
  • 地面~ペダルクリアランス広い

BBハイト低め(BBドロップ大きい)
  • 漕ぎ出しは、もっさり傾向
  • 低重心で巡行しやすく、高速域で伸びやすい
  • 足付きしやすい
  • 微々たるものだが、前輪とのトークリアランスを稼げる
BBドロップに関して、当店の基本設計値は、リムブレーキロードバイクで700*25Cホイールなら65m、700*35cを想定した今回のオールロードで75mmを用いています。一見、BB位置が下がったように思えますが、地面からのBBハイトは270mmで変わっていません。

経験上、ねじれ剛性が稼げるスルーアクスルや反発が速いハイモジュラスカーボンだと、そこから5mm下げると近い感覚が得られるものと捉えています。

ちなみに、今どきのスルーアクスルバイク仕様のエンデュランスロードバイクのBBドロップは75~80mmが標準的です。想定クランク長&タイヤ径による重心位置だけでなく、スタンドオーバーハイトも考慮する必要があり、何を優先にするかでその値は変わります。

タイヤ&チェーンリングのクリアランス確認

太いタイヤとチェーンリング両側のクリアランスを稼ぐため、BBはT47 Internal 86.5mmの採用も検討しました。最終的にステーのベンド処理でかわせそうとのことで、入手性も考慮してオーソドックスなBSA/68mmに。

余談になりますが、BB周りの剛性はチェーンステー接合部の断面積が支配的と捉えています。故に、外径が大きいだけのT47 Outboard 68mmは導入メリットが殆どないかと。

また、クリアランス確保のためにチェーンステーのBB接続部をプレート形状にするフレームも目にしますが、断面係数を考えてパイプ形状を維持して仕上げて頂きました。短いリアセンターも譲れなかったので、加工可否の擦り合わせが必要でした。

そして、ワイヤルーティングは「エアロなんて糞喰らえ」とばかりにシフト/ブレーキ共に「フルアウター外装」にしているので、ライダー自身によるメンテナンスも容易です。


主な仕様
1.メインパイプ:KAISEI/カイセイ 8630R ノーマルサイズ
2.ヘッドチューブ:44mm
3.ブレーキ仕様:前後カンチ(ミニV想定)
4.ボトルケージ:ダウンチューブ/シートチューブ合計2か所
5.リアOLD:130mm/ストレートドロップエンド
6.FD:バンド固定(シマノダイレクトルーティング想定)
7.ワイヤルーティング:シフト/ブレーキ共にフルアウター外装
8.ステーブリッジ:チェーン&シート共にあり、シート側はR処理
9.シートポスト径:φ27.2
10.シートクランプ:バンド式φ31.8
11.BB:BSA/JIS 68mm
12.BB下面:水抜きキリ穴+ワイヤ受けタップ穴
13.基準タイヤサイズ:700*35C(最大幅700*40mm)
14.最大チェーンリングサイズ:52/36t

ロードバイクのディスクブレーキへの移行が始まって10年程が経ちました。現在では、Ritchey/ONE BY ESU/Fairlight Cyclesなどが魅力的なマスプロモデルを輩出してますが、スチール/チタン/ステンレスを用いてディスクブレーキバイクを生産すると、設計自由度の狭さから剛性バランスどりが難しく、重量増も立ちはだかります。

今回の「カンチ台座・Vブレーキ仕様 オリジナル スチール オールロードバイク」は、ちょっと旧いお持ちのロードバイクからパーツを移植して乗り出せて、輪行含めて細かいことに気を遣わず、ピチピチジャージから普段着まで様になる一台を狙っています。


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年12月4日木曜日

Cannondale CAAD Optimo 3 Black Shimano SORA | キャノンデール キャド オプティモ 3 ブラック シマノ ソラ 搭載 48サイズ アルミロード ELITEWHEELS EDGE 40mm カーボンホイール & シマノ 105 BR-R7000 当店オリジナルモデル 特価SALE 285,650円→199,800円 30%off 店頭品1台のみ

Cannondale CAAD Optimo 3 当店オリジナルモデル
カラー:Black
サイズ:48(C-T440、適応身長160-170cm、T-T水平換算520mm)
コンポーネント:Shimano SORA フルセット 2×9s
前後ブレーキキャリパ:シマノ 105 BR-R7000
前後ホイール:ELITEWHEELS EDGE 40mm カーボンホイール
合計価格:285,650円→199,800円(30%off現金特価、10%税込、店頭品1台のみ)

「Cannondale CAAD Optimo 3 | キャノンデール キャド オプティモ 3」をベースに、ホイールを軽量な「ELITEWHEELS EDGE 40mm」カーボンモデルへ、ブレーキキャリパを「シマノ 105 BR-R7000」へ換装した当店オリジナルモデルをご用意しました。

スポーツバイク初心者のエントリーバイクとしては勿論、通なベテランライダーの通勤&ツーリング用としても最適な1台。近年は、高額化が進むロードバイク。ハイエンドカーボンモデルをお使いでも、それを通勤や輪行含むツーリング用途に用いるのは憚られるライダーも多いのではないでしょうか?。そんな方のセカンドバイクとしてもお勧めです。

フレームワークは、ザックリ言うとCAAD12とCAAD13のミックスしたようなフォルム。ダウンチューブはスクエア断面ですが、トップチューブとの溶接部もキレイに仕上げられています。アルミフレームですが、昔あったカッチカチではなく上品な乗り味なのも特徴です。

オーソドックスな規格を用いているので、トラブルが出にくく、且つベテランライダーなら遊休パーツを活用しやすいのも魅力です。BBはネジ切りJIS仕様、シートポストもφ27.2バンド止めの標準的な丸形状で汎用性が高くなっています。

日常的に使われるバイクだと気になる、ケーブル類のメンテナンス容易さとクリーンな外観が上手くバランスされてます。シフトワイヤは、ダウンチューブ内蔵ですが、BB側が開放になっているので、メンテンナンス性も担保されています。

シフトワイヤ交換時に、万一ライナーを抜いてしまってもトップチューブ側からワイヤを通せば自然に通せますし、視認性も良くファイバースコープ無しでルーティングを確認できます。余談ですが、剛性メリットに着目してこの構造を積極採用したのは、FELTが最初だったと思います。

前後ブレーキキャリパ:シマノ 105 BR-R7000 
レーザーエッチング グルーブ処理されたブレーキトラック

足回りは、内幅19.5/外幅28mmでワイドリム仕様の「Elitewheels Edge 40/エリートホイールズ エッジ 40」へ換装。同ブランドのハイエンドモデルは、DRIVEシリーズですが、それに次ぐグレードです。

オーソドックスな設計のハブとステンレス製スポークの組み合わせで、軽量ながら価格は抑えられています。リムのブレーキトラックは、ZIPP ShowStopperと似たレーザーエッチング グルーブ(溝)処理によって、ネックとなる雨天での制動力も確保されています。

ハイドロフォーミングによる異形断面ながら、スムーズなウェルディング
ダウンチューブ:ボトルケージ用アイレット
3か所あるのでバイクパッキングにも便利
前後ブレーキキャリパ:シマノ 105 BR-R7000 

カーボンホイール化に伴い、ブレーキパッドを対応するカートリッジ仕様へ変更が必要に。今回は、キャリパ本体ごと上位モデルの「シマノ 105 BR-R7000」へ換装しています。SLR-EV搭載でブレーキの引きも軽くなっています。

リムプロファイルが広めな外幅28mmゆえ、ブレーキシュー摩耗時は-1mm薄い、シマノ製Carbonリム用ブレーキシューR55C4-Aへ変更すれば調整はより容易になります。
 
リアスプロケットもシマノ製

コンポーネントは、クランクセット/スプロケット/チェーン含めて、「シマノ・SORA」をフル搭載した貴重なモデルです。チェーンリングの平面度や歯間距離が適切ゆえ、変速動作もスムーズ&セッティングも容易です。

フロント・タイヤクリアランス
リア・タイヤクリアランス

タイヤは、新ETRTO基準の700×25C。リム内幅も19.5mmゆえ実幅25mmの仕上がりです。選択肢の広いショートリーチのブレーキキャリパながら、固定位置が懐深めに設定されていることもあって、フェンダーレスなら30-32mmぐらいまでのタイヤは装着できます。

CAAD12を彷彿させる「SAVE」チェーンステー
シートステー:フェンダー用アイレット
組立整備時にFDライナーに防水ブーツ追加
チェーステー:フェンダー用アイレット
フロントフォーク:フェンダー用アイレット

リムブレーキ仕様かつ派手さはないですが、堅実で使いやすいお勧めのロードバイクです。前後フルフェンダーが取付られるようにアイレット(=ダボ穴)が装備され、スポルティーフとしての素養もあるのが高ポイント。

フリーボディ:咬みこみ防止プレート装備
フロントホイール:Before 898g
フロントホイール:After 588g
リアホイール:Before 1166g
リアホイール:After 699g

前後ホイールは、「ELITEWHEELS EDGE/エリートホイール エッジ 40mmハイト」カーボンモデルへ換装。重量は、リムテープ有でフロント898→588gで310g、リア1166→699gで467gとなり前後合計で777gの軽量化。カタログ重量通り1291g±3%に収まっています。

フリーボデイは、駆動効率が高い面クラッチ(≒スターラチェット)の36T。ラチェットサウンドは爆音なので、スポーツカーのマフラー同様に疾走感が演出されます。

ベースバイク(SPEC詳細→公式サイト
Cannondale CAAD Optimo 3 Black Shimano SORA
キャノンデール キャド オプティモ 3 ブラック シマノ ソラ
カラー:Black
サイズ:48(C-T440、適応身長160-170cm、T-T水平換算520mm)
コンポーネント:Shimano SORA フルセット
価格:165,000円(10%税込)

当店オリジナル・コンプリートバイク 換装パーツ
前後ホイール:ELITEWHEELS EDGE 40mm カーボンホイール
前後ブレーキキャリパ:シマノ 105 BR-R7000
合計価格:285,650円→199,800円(30%off現金特価、10%税込、店頭品1台のみ)

※標準装備のSORAブレーキキャリパ(BR-R3000)、アルミホイールセットも付属します。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。