2026年11月4日水曜日

シマノのオウンドメディア戦略 秘匿された生産技術と情報公開のバランスを読む

株式会社シマノ コーポレート YOUTUBEより

近年では、国内企業でもマーケティング施策の一環としてオウンドメディアを公開する例が増えてきました。その中でも、明らかに別格の存在感を放っているのが、トヨタ自動車の「トヨタイムズ」です。制作体制や投下されているコストを見ても、他社のオウンドメディアとは一線を画しています。

背景として、当時の豊田章男氏が日経新聞のネガティブな報道姿勢に強い不満を抱いていたことが知られています。こうした報道への違和感が、「自社のニュースは自社で伝える」という発想につながり、トヨタイムズ創設の一因になったと報じられています。

そこまで大規模ではありませんが、シマノも採用活動などを目的に、コーポレート動画を中心とした自社メディアを公開しています。



長らく製造業の内部は秘密主義が強く、工場見学会のような限られた機会でなければ、生産ラインの設備配置やサイクルタイム/タクトタイムといった情報を得ることは困難でした。しかし近年は、自社ブランディングの一環として、工場内や製造現場の様子を動画で公開する企業が増えています。

もっとも、コア技術については特許を含め厳格に秘匿すべき領域であり、シマノは現在もその多くをベールに包んだまま、外部から詳細を伺うことはできません。

大阪・堺にある本社工場(Sakai Intelligent Plant/SIP)は、自動化・無人化が高度に進んでいることで知られています。しかし、同工場の見学は大手完成車ブランドなど限られた関係者に限定され、写真撮影も禁止されています。公開されているのはプレス向けの定型的な写真のみで、内部の実態はほとんど明らかになっていません。

同社の強みは古くから生産技術にあると言われており、そうした背景を踏まえると、今回のような製造工程の動画公開は非常に珍しい取り組みです。

公開された3D-CAD画面を見る限り、ロボット、パーツフィーダー、アルミ押出フレームを組み合わせたセル型に近い設備構成が採用されていることが分かります。さらに、設備の据え付けはアンカー固定ではなくレベラー脚仕様となっており、レイアウト変更に柔軟に対応できる設計思想が読み取れます。


シマノは、有線時代の初代 Di2 の頃から、フィールドテスト含めて電動コンポーネントのノイズ対策、シールド設計、誤動作防止に徹底して取り組んできたメーカーとして知られています。同社ほどの大規模な電波暗室を保有している自転車パーツメーカーは、ほとんど存在しないのではないかと思われます。


同社が東京・日本橋にオフィスを構えていることは以前から知っていましたが、当初は窓口業務や広報、バックオフィス的な機能が中心だと考えていました。しかし、実際には想像以上に大規模であり、少なからず驚かされました。南海トラフ地震を念頭に置いた事業継続計画(BCP)の観点から、本社機能の分散化やバックアップ拠点としての役割も視野に入れているのではないかと推察されます。

一方で、電気系・ソフトウェア系のエンジニアの一部が東京オフィスに勤務していることから、同社が求める高度な技術者を確保するうえで、大阪・堺本社だけでは地理的に採用面で不利な側面があることも伺えます。首都圏に拠点を置くことで、採用力の強化と人材確保の柔軟性を高めているのでしょう。

1990年代には、製品企画部主査だった神保氏がメディア取材に応じることが多く、開発者の顔が外部に見える時代がありました。しかしその後、同社は製品開発に携わった人物を積極的に表に出さない方針へと転じ、960系 XTR エクステリアデザイナーが紹介されるぐらいで長らく露出を控える傾向が続いていました。

背景には、属人的ではない組織運営や仕組みづくりを重視する企業理念、そしてヘッドハンティング対策といった理由が挙げられます。ただし後者については、技術者の特定を完全に避けることは難しく、特許情報を丹念に追えばある程度の人物像は把握できてしまうのも事実です。そんなことを踏まえてか近年は、再び開発担当者がメディアに登場する場面が増えています。


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2026年11月3日火曜日

DAHON K3 Gunmetal × Black | ダホン ケースリー ガンメタル × ブラック ファット化+フルフェンダー 14インチ 軽量折畳 BL-T4000/BR-T4000/Motion Big Apple/ERGON GP1/キックスタンド/泥除け 当店オリジナル アップグレードモデル 展示販売中

DAHON K3 / ダホン ケースリー
Gunmetal × Black / ガンメタル×ブラック
BL-T4000/BR-T4000/Big Apple/ERGON GP1/センターキックスタンド/フルフェンダー
当店オリジナル・アップグレードモデル
価格:146,920円→127,800円(15%off現金特価、10%税込、店頭品のみ)

人気の14インチ折り畳み、Dahon/ダホンの「K3(ケースリー)」。DOVE UNOやDOVE PLUSの軽量モデルが気になるけど、シングルスピードは…と言う方にドンピシャな1台。そんなK3の特徴は…。
  • 超軽量の本体重量7.8kg
  • 専用フレームによるサイズ感以上の安定性
  • ビッグクランクがもたらす満足感ある走行性能
フレームデザインは、EEZZ(イージー)をコンサバにしたスタイルかと。前三角は「Deltec」ケーブルで補強。後三角は標準的なトラス構造を採用。塗分けされたグラフィックもスポーティな雰囲気に仕上がっています。


そんなDAHON K3ですが、定番カスタマイズである「SCHWALBE BIG APPLE 14×2.00」を装着して足回りをファット化した場合、フルフェンダーは併用できないと当店ではこれまでご案内してきました。理由は、リアタイヤとVブレーキ(リニアプルブレーキ)・アーチワイヤのクリアランスが不足するためです。

ならば、Vブレーキを変更すればクリアランスが拡大してファット化とフルフェンダー装着が両立できるのは?と思った次第。K3で標準装備されるVブレーキのアーチサイズは95mmですが、レギュラーサイズであるシマノ製BR-T4000に変更すれば107mmなので、クリアランスが確保できると踏んで「DAHON K3 Fat‑Fender Edition」をご用意しました。

グリップ:ERGON GP1
ブレーキレバー:シマノ BL-T4000
前後 Vブレーキ:BR-T4000
リア・Vブレーキ:アーチワイヤのクリアランス確保
タイヤ:SCHWALBE モーション ビッグアップル 14x2.00
センターキックスタンド追加
どうせ手を入れるなら、本車体は全部載せ仕様に。手間の掛かる「ブレーキ/足回り/グリップ」を換装しています。前後Vブレーキは、左右レバー含めてSHIMANO ALIVIO T4000 シリーズへ。グリップは、ERGON GP1-Sに。

タイヤは、SCHWALBE MOTION BIG APPLE 14x2.00へ換装してます。以前までのBIG APPLE → "MOTION" BIG APPLEへのランニングチェンジでトレッドが厚くなったので、クリアランスがタイトになりましたが、肝心のフェンダーも追加工して組込みました。

ノーマルモデルからの換装変更点は、下記の通り。

  1. ブレーキレバー:BL-T4000 ブラック
  2. Vブレーキ:BR-T4000 ブラック
  3. タイヤ:SCHWALBE モーション ビッグアップル 14x2.00
  4. チューブ:上記対応 フレンチバルブ
  5. グリップ:ERGON GP1-S BLK/BLK
  6. センターキックスタンド 追加
  7. 前後フルフェンダー 追加
気になる車体価格ですが、パーツ代を定価ベースで積み上げると146,920円ですが、127,800円で販売しますので、19,120円お得になる計算です。後から交換する場合は、さらに交換工賃として+1.6万円ほど必要になるので、3.5万円程の価格差になります。言い換えれば、車体単体定価に+22200円でアップグレードされたお得なパッケージモデルです。

ベースバイク
DAHON K3/ダホン ケースリー (詳細SPEC→公式サイト)
Transmission:3 Speed(F:53T /  R:9-13-17T)
Wheel size:14 inch
Weight:7.8kg(ペダル除く)
Folding size:W65xH59xD28cm
Color:ガンメタル/ブラック
適応身長:142-185cm
価格:105600円(10%税込み)

DAHON K3 Fat‑Fender Edition / 当店オリジナル・アップグレードモデル
価格:146,920円→127,800円(15%off現金特価、10%税込、店頭品のみ)


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

その他、当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2026年11月2日月曜日

Cannondale C1 Conceal EX Accessory Mount | キャノンデール C1 コンシール ステム EX アクセサリーマウント K18086 / C1 Conceal Alloy ステム用 GARMIN / Wahoo / Hammerhead HMS / Gopro対応 純正アウトフロントブラケット K18053 後継品 入荷

Cannondale C1 Conceal EX Accessory Mount
パーツナンバー:K18086
GARMIN / Wahoo / Hammerhead HMS / Gopro対応
価格:6820円→6480円/set(5%off現金特価/10%税込/店頭品のみ/工賃別途)

補修用パーツとして、「Cannondale C1 Conceal EX Accessory Mount | キャノンデール C1 コンシール ステム EX アクセサリーマウント K18086」を少量入荷いたしました。

SuperSix EVO Gen.4~5をはじめ、近年のCannondaleバイクに採用されているフルインターナル対応ステム「C1 Conceal Stem Alloy」専用の、GARMIN/Wahoo/Hammerhead HMS/GoProに対応した純正アウトフロントブラケットです。

C1 Conceal Stem Mount

以前流通していた「C1 Conceal Accessory Mount K18053」の後継モデルにあたり、旧モデルの構成に Hammerhead HMS対応パーツ が追加されたアップデート版となります。

Cannondale C1 Conceal EX Accessory Mount 装着例
※ステム本体他は商品に含まれません

ステム本体のC1 Conceal Stem Alloyを単体を購入した場合は、本アクセサリは付属しておりません。また、同ステムを標準装備する車体でも、モデルによってはアウトフロントブラケットが同梱されない場合があるので、必要に応じてコチラを追加購入下さい。

ちなみに、バルーンナンバー単位でのパーツ販売は御座いませんので、あしからずご了承ください。

Cannondale C1 Conceal EX Accessory Mount
パーツナンバー:K18086
GARMIN / Wahoo / Hammerhead HMS / Gopro対応
価格:6820円→6480円/set(5%off現金特価/10%税込/店頭品のみ/工賃別途)


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2026年11月1日日曜日

La Bici × Voluptas PICCOLA | ラ・ビチ × ウォルプタース ピッコラ 14インチ 軽量 折り畳み自転車 Dahon K3 姉妹車 フロントブレーキワイヤ取り回し変更 シマノ ALIVIO BL/BR-T4000 換装

La Bici × Voluptas PICCOLA | ラ・ビチ × ウォルプタース ピッコラ
フルフェンダー仕様

当店オリジナルブランド 「Voluptas|ウォルプタース」。そのコラボモデル 「La Bici × Voluptas PICCOLA|ラ・ビチ × ウォルプタース ピッコラ」は、14インチのフォールディングバイクで、DAHON K3(ダホン K3)と姉妹車にあたるモデルです。

そんな PICCOLA にお乗りのオーナー様より、Brompton向けキャリアブロックとフロントバッグを追加したところ、ワイヤ類が干渉するとのご相談をいただきました。

当店では、Tern の 「Luggage Truss 2.0」 を用いてフロントバスケットやバッグを追加するケースが多く、ヘッドチューブとバスケットの間に適度な空間が生まれるため、ハンドルポストに両面ファスナー(マジックテープ)でワイヤ類を固定すれば、干渉を回避できることがほとんどです。

しかし今回の車体を拝見すると、フロントバッグとハンドルポストのクリアランスがほぼ無いため、単純な固定では解決できず、ワイヤ取り回しそのものを変更する必要があると判断しました。そこで、
  • ブレーキ&シフトワイヤの長さを適正化
  • フロントブレーキはフレキシブル・ヌードルへ交換し、ルーティングを再構成
といった作業を行い、バッグ類との干渉を解消しました。

Bromptonライクな取り回しも試しましたが、ハンドル旋回時のワイヤ引っかかりまで考慮し、最終的に最も安全でストレスのないルーティングへと落ち着きました。
フロントブレーキ・ワイヤ取り回し変更
Vブレーキ:BR-T4000
ブレーキレバー:BL-T4000

ワイヤ取り回しの変更に合わせて、前後のVブレーキとブレーキレバーを シマノ ALIVIO T4000 系へ換装し、全体の制動系をアップグレードしました。


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2026年10月31日土曜日

Cannondale SystemBar Light Mount | キャノンデール システムバー ライト マウント K18123 純正 GOPRO規格ライトマウント フロントライト取付等に

Cannondale SystemBar Light Mount | キャノンデール システムバー ライト マウント
型番:K18123
素材:Aluminum
価格:4070円→3860円/個(5%off現金特価、10%税込、店頭品のみ、工賃別途)

「Cannondale SystemBar Light Mount | キャノンデール システムバー ライト マウント K18123」を少量入荷しました。Cannondale 純正のステム一体型の下記ドロップハンドルバーに対応するGOPRO規格ライトマウントです。

対応ハンドルバー

Cannondale SystemBar Light Mount 校正
SystemBar Road SL Computer Mount との組合わせ例
SystemBar Road SL Computer Mount との組合わせ例
SystemBar Road SL Computer Mount との組合わせ例
CATEYE VOLT フロントライト との組合わせ例

アウトフロントブラケットの「SystemBar Road SL Computer Mount」と共締めすることで、サイコンマウント下面にフロントライトやGOPROを追加装備することが出来ます。

なお、SystemBar Road Carbon Handlebar には、SystemBar Road SL Computer Mountが同梱されていますが、こちらの「SystemBar Light Mount/K18123」は付属しませんので、上記のような構成を希望される場合は別途購入する必要がございます。

Cannondale SystemBar Light Mount | キャノンデール システムバー ライトマウント
型番:K18123
素材:Aluminum
価格:4070円→3860円/個(5%off現金特価、10%税込、店頭品のみ、工賃別途)


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2026年10月30日金曜日

Cannondale SuperSix EVO 3 | キャノンデール スーパーシックス エボ 3 Gen.4 / 純正 C1 Conceal Alloy Stem → 汎用ステム へ換装

Cannondale SuperSix EVO 3 | キャノンデール スーパーシックス エボ 3 Gen.4

「Cannondale SuperSix EVO 3|キャノンデール スーパーシックス エボ 3 Gen.4」にお乗りのオーナー様より、ポジション調整のためにご自身で気軽にステム交換を行いたいとのご相談をいただき、純正の「C1 Conceal Alloy Stem」から汎用ステムへの換装を承りました。

以前のモデルであれば比較的容易だったステム交換も、現代のフルインターナル仕様のロードバイクでは難易度が大きく異なります。ハンドルバーからヘッドセットまで内装されたブレーキホースを一度抜き取り、インサートとオリーブの再施工、さらにブリーディング作業まで必要となるため、作業工程は格段に増えています。

一方で、C1 Conceal Alloy Stem のまま長さだけを変更したい、というケースもあります。角度調整ができないことや、純正パーツゆえに部品代が高価になるといった制約はあるものの、ステム下面をホースが通るルーティングで、なおかつホース長に十分な余裕がある場合は、ホースを抜かずにステムだけを差し替えることが可能です。

汎用ステムへ換装
ステム:ワンバイエス / OnebyESU スージーステム

新たに取り付けた汎用ステムは、サドル上面とハンドルの高低差を確保するため、ワンバイエス / OnebyESUのスージーステムを選択されました。

トップキャップとアンカーボルトの固着

余談になりますが、Cannondale SuperSix EVO の Gen.4以降に採用された「デルタステアラー」搭載車体で、入庫されるセルフメンテナンス車体で散見されるのが、締め代不足によるトップキャップとアンカーボルトの固着です。この状態ですと、ヘッドセットのベアリングに適切場な予圧(プリロード)も掛からず、ガタつきます。コラム突き出し量は、従来構造に比べてシビアゆえ注意が必要です。

ベースバイク
Cannondale SuperSix EVO 3 | キャノンデール スーパーシックス エボ 3 Gen.4
カラー:Chalk/CHK/チョーク

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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