2026年7月21日火曜日

空力公式 | aerofor composite / spect strada & mira / AeroFor Power / VOMENT CHINA CYCLE 2026 #chcy2026

空力公式 spect 

2026年5月、ゴールデンウィーク明けに上海のSNIECで開催された「CHINA CYCLE 2026」へ出張してきました。今回は「空力公式 (aerofor composite)」が展開するspect / AeroFor  / VOMENTをご紹介します。

spect strada:3999元≒10万円
spect mira:6999元≒17万円
IKEAばりの低価格を前面に押し出した展示スタイル

「空力公式(Spect)」は、近年その高いコストパフォーマンスで注目を集める中国発のロードバイクブランド。主要ラインナップとして、エアロ志向の「MIRA」と、680gという軽量性を備えたオールラウンドモデル「STRADA」の2機種を展開しています。

両モデルとも東レカーボンを採用し、現代的なエアロロードのトレンドを反映した外観が特徴です。価格の手頃さに目が行きがちですが、サイズごとにフォークオフセットを設定するなど、設計面でも好感が持てます。  MIRAは、前後共にトレンドのワイドスタンスなフレームデザインを採用しています。

その一方、得てしてコストパフォーマンスを武器に急成長する新興ブランドの多くは、どうしても市場を“実験場”として扱いがちで、製品投入のスピードを優先する傾向があります。そうした背景を踏まえると、過度な期待は控えめにし、一定の割り引きをもって評価するのが無難です。

本ショーでは上記2モデルに加えて、50mm超のワイドタイヤクリアランスを備えたグラベルロード「SPECT Mira‑X」も発表されました。

AeroFor ALPX Power
リムブレーキ対応モデルも展開
VOMENT
空力公式はシューズブランド「VOMENT」も立ち上げました。  アッパーの素材処理やグラフィックは明らかにfizikを意識した仕上がりで、デザイン面の水準が一段と上がっています。

ご存知の通り中国はアパレル生産が得意で、越境ECを通じて低コストモデルが大量に流通していますが、これまでは欧米ブランドと比べて見た目の完成度に差がありました。最近はその差が急速に縮まり、デザイン面で一気にキャッチアップしてきた印象を受けます。


なお、当店の「CHINA CYCLE 2026」関連記事は、#chcy2026をご覧ください。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2026年7月20日月曜日

CARACLE-COZ | カラクル コージー ブラック カーボン フォールディング 折り畳み ミニベロ ロードバイク

CARACLE-COZ DB r1.0 フレーム+ホイールZ-DISK2(HG)
カラー:ブラック

20インチのフォールディングバイクでありながら、カーボンファイバー製フレームによってロードバイクに匹敵する走行性能を実現する『CARACLE‑COZ』。ディスクブレーキモデルでは、最新規格である フラットマウント+スルーアクスル を採用し、小径車とは思えない高い剛性と制動力を備えています。

今回お渡しした車体は、「CARACLE‑COZ DB r1.0 フレーム+ホイール Z‑DISK2(HG)」をベースに、主要パーツをご支給いただいて組み上げた構成。オーナー様からは、「小径&フォールディングバイクとは思えない、フルサイズのロードバイクと遜色ない走り」高い評価をいただいており、COZ のポテンシャルを存分に引き出した一台となりました。

ベースフレーム(SPEC詳細→公式サイト
CARACLE-COZ DB r1.0 フレーム+ホイールZ-DISK2(HG)
カラー:ブラック
 

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2026年7月19日日曜日

Standert China Club / 永久 1940 Forever Nineteen Forty | スタンダート チャイナ クラブ / フォーエバー 1940 ラッピングバスと屋外ブース CHINA CYCLE 2026 #chcy2026

Standert China Club /  永久 1940 Forever Nineteen Forty 屋外ブース

2026年5月、ゴールデンウィーク明けに上海のSNIECで開催された「CHINA CYCLE 2026」へ出張してきました。今回は屋外に展開していた「Standert China Club」および「永久 1940 Forever Nineteen Forty」のブースをご紹介します。

先にColombia Circleにある実店舗を紹介しましたが、上海永久自行车有限公司は2025年にドイツ・ベルリン発のStandert(スタンダート)とパートナーシップを締結し、「Standert China Club」として販売を開始しています。

Forever Nineteen Forty ブース
Forever Nineteen Forty カーゴバイク
Standert China Club ラッピングバス
Standert China Club ラッピングバス

例年、Forever Nineteen Fortyのブースは屋外でバスを用いた展示が恒例ですが、今年も同様で、バスには「STANDERT CHINA CLUB」の派手なラッピングが施されていました。店主が把握しているだけでも、本ショーにおいて上海永久社はこの屋外ブースに加え、屋内の「DRAGON」「FACTOR」を含む合計3か所で大々的に展開しており、その資本力の強さがうかがえます。

Forever Nineteen Forty カーゴバイク
Forever Nineteen Forty カーゴバイク
Forever Nineteen Forty カーゴバイク
Standert China Club ラッピングバス

なお、当店の「CHINA CYCLE 2026」関連記事は、#chcy2026をご覧ください。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2026年7月18日土曜日

microSHIFT ADVENT | マイクロシフト アドベント RD-M619M Rear Derailleur 9 Speed Medium Cage 店頭在庫有り Cannondale Quick 4 RD 補修等に

microSHIFT ADVENT RD-M619M
Rear Derailleur 9 Speed Medium Cage
価格:9900円/個(現金特価、10%税込み、工賃別途)

2020年頃から、クロスバイク/エントリーロード・グラベルバイクでの搭載比率が高まった microSHIFT。背景には、Covid-19パンデミックによるサプライチェーンの混乱に加え、シマノがフロントシングル(1x)+リアワイドギアの導入に遅れたことも挙げられます。

こうした事情から採用例が増えた microSHIFT ですが、シマノと比べると流通性が乏しいのが現実です。今回、補修用として、クロスバイク(ハイブリッドバイク)での搭載が多い「microSHIFT ADVENT RD-M619M(9速/ミディアムケージ)」 を店頭在庫いたしました。

「RDが破損したなら、国内入手性の良いシマノ製へ交換すればよいのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。かつてはケーブルピッチ(=引き量)を“巨人”シマノと互換で設計していた microSHIFT も、近年はその互換性にこだわらない製品が増えています。

ちなみに ADVENTシリーズは microSHIFT 独自のケーブルピッチで設計されているため、シマノ、SRAM いずれとも互換性がありません。当店の取り扱い車種では「Cannondale Quick 4」に搭載されているリアディレイラーに該当します。

microSHIFT ADVENT RD-M619M(SPEC詳細→メーカーWEBサイト
Group:ADVENT
Speed:9-Speed
Cage Length:Medium Cage
Max Cog:42-46T
Capacity:41T
Clutch:No
Cage Material:Steel
Outer Link Material:Aluminum
Compatibility:microSHIFT ADVENT shifters only
価格:価格:9900円/個(現金特価、10%税込み、工賃別途)


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2026年7月17日金曜日

上海 愚園路 カフェストリート Cubic 3 Coffee 三立方·ARTISAN旗舰店(龙之梦购物中心店) / Artist La Pie / Money Shops CHINA CYCLE 2026 #chcy2026

Cubic 3 Coffee 三立方·ARTISAN旗舰店(龙之梦购物中心店)

2026年5月、ゴールデンウィーク明けに上海のSNIECで開催された「CHINA CYCLE 2026」へ出張しました。徐家汇(シージャーホゥエイ)の外れにある安宿に一泊し、昼まで帰国便の空港に戻る道すがら、以前から気になっていた市内の商業施設をいくつか視察してきました。

上海のカフェブームは、1万店超と言われる「世界最多のカフェ都市」という圧倒的な店舗数を背景に、“低価格チェーンの爆発的拡大”と“体験型・文化融合型カフェの進化”という二極化が同時進行しているのが最大の特徴です。  

2025年、上海長寧区の飲食業界の売上高は前年比12.8%増となり、中心市街地の中でトップとなりました。同年は区内で87店舗が新規オープンし、そのうち飲食業が64%を占めています。

上海には、カフェストリートと呼ばれるエリアが幾つかあり、その一つが今回訪れた「愚園路(ユーユエンルー / Yuyuan Road)」。近年アートとカフェの街として人気が高まってます。昔ながらの建物をリノベーションした個性的なカフェやベーカリーが多く、ゆっくりと散策しながらカフェ巡りをするのに最適です。

Cubic 3 Coffee 三立方·ARTISAN旗舰店(龙之梦购物中心店)
Cubic 3 Coffee 三立方·ARTISAN旗舰店(龙之梦购物中心店)

上海発祥のスペシャルティコーヒーチェーン「CUBIC 3(三立方咖啡)」の旗艦店「三立方·ARTISAN旗舰店(龙之梦购物中心店)」は、2025年後半にオープンした大型店舗です。

同社はまた、ドイツの老舗コーヒー機器ブランド「Mahlkönig」と提携し、2025年6月10日に上海・永康路で「三立方|Mahlkönig Dirty専门店」も開業しました。これは両者の協力による初のグローバル店舗に当たります。

店舗面積は約10㎡と非常に小規模ながら、超低温(−80℃〜−86℃)に冷却した特製グラスに熱々のエスプレッソを注ぐ「Dirty Coffee」を主力商品に据え、視覚的インパクトと新しい飲用体験を提供することで大きな話題を集めています。

Artist La Pie
チーズブランドの「Kiri(キリ)」とコラボレーションイベントを開催中
愚園路 街並み
Money Shops(愚园路店)
上海市内に系列店がいくつかあります
Money Shops(愚园路店)
Money Shops(愚园路店)
中山公園

なお、当店の「CHINA CYCLE 2026」関連記事は、#chcy2026をご覧ください。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2026年7月16日木曜日

JAVA NEO-349 AL | ジャバ ネオ 349 アルミ 16インチ ETRTO 349 油圧ディスクブレーキ スルーアクスル 装備 9Sトライフォールディング バイク 折畳み自転車 日本でも流通開始

JAVA NEO-349 AL / neo 3
16インチ トライフォールディング バイク
Price : 109,780円 (税込み)
写真車体はPearl Whiteですが、国内初回便はTitanium カラーのみ

CHINA CYCLE 2025の頃から大手メーカーも参入しだしたトライフォールド(三つ折り)タイプの折り畳み自転車、いわゆる「ジェネリック&クローン Brompton / BrompNOT」市場。

先のポストでも触れましたが、中には単純なコピーでコストを下げたモデルも散見されますが、独自機構や新しいアイデアを盛り込んだモデルも登場し始めており、もはや「クローン=安易なコピー」と一括りにして揶揄できないフェーズに入ってきたと言えます。

そんな中でも、とりわけ注目を集めているのが JAVA neo シリーズです。メインランドチャイナ/台湾/東南アジア市場では 2025 年から流通しており、フォールディングバイクやミニベロに関心のある方なら、すでに気になっていた人も多いかと。店主もこれまで、下記の海外展示会に出展していた JAVA ブースで、その動向を追ってきました。


JAVA NEO-349 AL
Coaxial Pivot System

JAVA NEO シリーズのフレーム構成は、店主が把握している限り下記3種類が存在します。
  1. フレーム:アルミ / フォーク:アルミ(フルアルミ)
  2. フレーム:アルミ / フォーク:カーボン
  3. フレーム:カーボン / フォーク:カーボン(フルカーボン)
さらに、タイヤ径は 14(254)/16(349)/20(406/451) の4 種類が展開されており、海外市場では全容を把握するのが難しいほどのモデルが流通しています。

今回、日本国内でも代理店さんの取り扱いが正式に決まり、初上陸モデルとしては、シリーズ中で最もベーシックな「フルアルミフレーム + 16(349)ホイール」を組み合わせた仕様のみが、まず先行して展開されます。

気になる価格は 109,780円(税込)とのことで、円安・インフレの状況に加え、PL保険を付帯する代理店経由という条件を踏まえても、かなり頑張った値付けと言えるかと。越境 EC で個人輸入した場合と比べても、大きな差はない印象です。

余談を挟むと。2026年6月にフランスのスポーツ小売大手 Decathlon Pulse と、中国・上海のベンチャーキャピタル BA Capital が Brompton に少数株主として出資しました。Decathlonが約10%、BA Capitalが約5%の持分を取得した形で、経営権やブランドの独立性は維持されています。

BA Capital(黒蚁资本)は、中国・上海を拠点とする消費分野専門のベンチャーキャピタルで、2016年設立。Pop Mart(泡泡玛特)やHeytea(喜茶)など中国の有力消費ブランドを早期から支援してきた投資会社です。Bromptonへの出資もその一環で、中国市場展開を後押しする戦略的パートナーと言えます。

BA Capitalは、2021年設立のE-Bikeブランド「TENWAYS」にも先行して出資しています。TENWAYSの「中国発・欧州展開」戦略を支援する少数株主であり、同社は欧州、特にベネルクス市場で急成長を遂げています。さらに、TENWAYSは2026年に香港証券取引所へIPO申請を済ませました。
  
Bromptonは中国市場が最大の販売先となっており、BA Capitalの出資によって今後の成長戦略は同国への依存度を高める可能性があります。また、近年拡大した「BrompNOT」に対しては、知財や意匠の面から規制や抑制を強めることも考えられます。

フロント・油圧ディスクブレーキキャリパ
リア・油圧ディスクブレーキキャリパ
Coaxial Pivot System

閑話休題。フォールディングバイクでリア三角を縦方向に折りたたむ機構を有する場合、メインピボットとBB位置が一致していない構造が一般的でした。この場合、折りたたみ動作に伴ってチェーンが緩むため、テンショナーを追加する必要がありました。

これに対し、JAVA独自の 「Coaxial Pivot System」 は、回転中心とBBを同一軸上に配置しているのが特徴です。折りたたみ時もチェーン長が変化しないため、チェーンテンションを一定に保てる利点があります。

これにより、スポーツバイクの外装ドライブトレーンとの相性が高まり、カスタマイズの幅も広がります。標準装備されるフリーボディのスプラインは汎用性の高いHG-L仕様で、12速スプロケットまで装着可能です。

ただし、シマノ・コンポの場合、ロード用12速のワイヤ駆動「トリガーシフト」はラインナップされていないため、選択肢はDi2に限られます。また、リアディレイラーのケージ長が長めになるため、干渉しないか注意が必要です。

現実的なカスタマイズを考えると、ベテランライダーであれば手元に残っている可能性の高い、ロードバイク10~11速(7800~9100世代)のショートケージRDと、11-23~25T程度のクロスレシオ・スプロケットを組み合わせることで、玄人好みのキビキビとした街乗り仕様のバイクに仕立てられるかと。

ちなみに、油圧ディスクブレーキのパッドはシマノ互換品のため、交換時の入手性も安心です。

店主は海外展示会で試乗した経験こそありましたが、あくまでブース内の限られたエリアにとどまっていました。今回は、そんな JAVA neo 3を公道で試乗する機会を得ることができました。

立ち漕ぎや、ハンドルに意図的に荷重をかけて乗り味を確認しました。複雑な構造ゆえに横剛性を懸念していたBB周りは、思いのほかしっかりしており、良い意味で肩透かしを食らった印象です。

一方でフロント周りの剛性については、リアサスペンションを備える構造上、特に前後方向の実走評価が難しい面はあります。とはいえ、細めのアルミチューブと多関節構造という特性もあり、DAHONやTERNのミドルグレード以上、あるいはTyrellと比べると一歩劣るのが正直なところです。ただし、実際には大半のライダーにとって気になるレベルではないと思います。

ヘッドチューブには、Bromptonなどと互換性のあるヘッドチューブマウント(台座)が備わっています。フロントキャリアブロックやバッグマウントを追加すれば、フロントバッグやキャリアをワンタッチで着脱できます。

他社ではヘッドチューブに台座プレートを溶接する方式が一般的ですが、NEOはヘッドチューブに直接タップを立てており、有効山数を確保するためボルト径がやや小さめです。そのため、積載荷重は控えめにした方が安心です。また、ヘッドチューブの曲面に沿って接触面積が広く取れるキャリアブロックを選ぶことをおすすめします。

総じて、価格を抑えつつ軽量なトライフォールディングバイクを求める方、あるいは自転車をいじるのが好きでカスタマイズを楽しみたい方にとって、ベース車としても面白い一台だと思います。

代理店を通じて国内に正式入荷される初回モデルは、下記仕様のチタニウムカラー 1モデルのみ となります。当店でも近日中に入荷予定ですが、今回の陸揚げ台数は少なめのため、気になる方はお早めにご検討ください。

JAVA NEO-349AL(16inch)
Color : Titanium
Frame :Aluminum 6061-T6
Frok : Aluminum 6061-T6
Weight : 9.8kg
Rear Derailleur : Shimano SORA / 9 speed
Brake System : Hydraulic Brakes (Mineral Oil)
Brake Mount : Flat Mount
Bottom Bracket : BSA 73mm
Seat Post : 31.8mm
Wheel : 16inch Aluminum (ETRTO349)
Tyre : 16inch 1-3/8
O.L.D : F74mm / R142mm (前後スルーアクスル)
Price : 109,780円 (税込み)


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。