Cannondale Topstone Carbon × DT SWISS G 1800 SPLINE 650B 700C→650B インチダウン・カスタマイズ |
従来からCannonndaleは、斬新なアイデアをブッこんでくるメーカーですが、行過ぎ感があることも屡々。この「Cannondale Topstone Carbon |キャノンデール トップストーン カーボン」は、その辺のバランス取りを上手くまとめられた一台です。
初代モデルから完成度が高く、Cycling weeklyでは10/10の満点を獲得した等、異色の出来とも言えました。そんなTopstone Carbonは第2世代/Gen.2へ。傑作と謡われた前作の基本コンセプトをそのまま継続しながら、改良が加えられています。
改良点の一つに「Aiオフセット廃止」が挙げられます。これにより、一般的な12x142mm規格のロードバイク用完組ホイールがそのまま適用可能になりました。Topstone Carbonの海外展開モデルには、650Bホイールを履かせた仕様がありますが、今回はそれに倣って700C→650Bへインチダウンすることに。
リム内幅24mm・ビードフック有 |
370 with Ratchet LN 18 |
DT SWISS G 1800 SPLINE 650B |
TUBELESS装着時の最大圧 |
TUBED装着時の最大圧 |
偏平処理されたエアロスポーク |
ストレートプル仕様 |
業界の潮流が700C統一ゆえ、650B・完組ホイールの選択肢は狭まっています。いくつか候補の中で、オーナー様セレクトは「DT SWISS G 1800 SPLINE DB」に。最新モデルらしく内幅24mmのワイド仕様。エントリークラスながら、DTスイス代名詞の面接触式クラッチ「スターラチェット」を搭載してます。
アルミリムで耐圧も高め。スリーブジョイントですが、突合せ面に仕上処理が加えられていて好印象。スポークは、ストレートプル仕様ですが、ハブ側にスリットが無いので、アグレッシブな走行でリムに大きな圧縮応力が掛かった場合もヘッドが抜けないので安心です。
650Bでフレームクリアランスをギリギリまで攻めるなら、最大実幅50~52mm辺りが現実的かと。フレームサイズがXSなのもあって、650Bホイールだとサイドビューのバランスも良い感じ。ジオメトリが崩れて、操作性に癖が出ないか懸念してましたが、乗ってみると気にならず、キビキビと旋回性が良いフルリジッドのMTBに近い乗車感になりました。
ベースバイク
Cannondale Topstone Carbon 4 | キャノンデール トップストーン カーボン 4
サイズ:XS