2012年9月15日土曜日

9000系 9070系 DURA-ACE シマノ展示会













先日、実物をオサワリしながら、シマノのエンジニアに話を聞いてきました。

9000ワイヤ式DURAのブレーキブラケットは、79に比べるとが明らかに小さい。ただ、78Duraに比べるとやはりちょっと大きい模様。ワイヤ巻取りロールを小さくすれば、技術的には小さく出来るが、耐久性に難ありになってしまうとのこと。

9070電動DURAのブレーキブラケットは、7970対比コンマレベルで小さくなって改良されているが、殆ど同寸法とのこと。欧米では厚いブレーキフードの要望もあるが、発売予定は無し。

ブレーキのレバー比は、7900から変更なしだが、キャリパーを流用する場合、新型ワイヤは使えないとのこと。インナーワイヤのコーティングにより固定力が不足するらしい。完全に自己責任になるが、シマノ非公認の裏技あり。

待望のアルテDi2、多段一気変速ファームウエアは今秋にリリース予定とのこと。インターナルバッテリーも3ヶ月前のモックに比べて、かなり実製品に近づいた感。

ワイヤ式のシフトフィーリングは、繰り返し「吸い込まれる」ような感覚と述べられていた。実走していないので、明言できないが、4アームクランク、11段ギアに目を奪われがちな9000ワイヤ式Duraの最大の魅力は、このフィーリングになるのではないかと。

SAINTが実装されたGTのFURYが展示されていたが、完成車が工業製品として凄く完成度が高くて、欲しくなっちゃいましたw。