毎年恒例となりつつありますが…。先にご紹介した
SRAM Force 1 X-SYNC ver. に続き、「Dahon Prest SL 2018 11速カスタム車」を製作、展示販売中です。今回は、チェーンガードありで、ちょっと街乗りを意識したモデルになります。
カスタムと言っても、カプレオ流用とかフライス盤でゴリゴリやりだしたら、趣味の世界になってしまうので、リアコグは標準的な11-25T。フロントチェーンリングはナローワイド仕様、歯数も53T→54Tへ若干のハイギアード化。
つい先日、新型R7000系105の発表がありましたが、RDが30T対応でプーリーケージが長くなり、16インチホイールだと路面クリアランス確保が厳しいので、あえてRD-5800をセレクト。2018/5/1のシマノ値上げ前に間に合わせました。
安易に超大径フロントチェーンリングを用いると、中折れレバーの干渉は勿論、リアスプロケットとチェーンとのかみ合い量(=巻付角度)が減って、伝達効率の低下、歯先摩耗、変速不良等が生じるので注意が必要です。
2014 Prest SLの発売を機にワンオフパーツ製作を含む様々な多段化改造を承ってきました。例えば、チェーン落ち防止一つ取っても、「シマノRDでDYNA-SYS と ロード系でニコイチ」、「Gevenalle BURD」等が挙げられますが、現時点では、「フロントチェーンリングのナローワイド」が効果的と考えています。このアイデアは、「
tern Verge X11」でも採用されています。
「バックラッシュが少ないシフター×高剛性RDハンガー×クロスレシオなスプロケ」の組合せで、変速フィールが非常に気持ち良いです。
CNC加工されたナローワイド54Tにチェーンガード(=バッシュガード)の組合せ。フレームのチタングレーも相まって、何処となくアーミー調なメカメカしい雰囲気に。
チェーンラインも調整済、最ローギアでバック踏みしてもチェーンは外れません。単純な11段化に留まらず、ライディング時のストレスがなく、乗って楽しいバイクに仕上げました。
ベース車体
Dahon Prest SL ダホン プレスト SL 2018
カラー: チタン カラー
車体本体 標準価格:¥118,000 (税別、カスタム除く)
主な改造パーツ(シマノ105&アルテグラベース)
フロントチェーンリング: CNC ナローワイド 54T+チェーンガード
リアディレイラー: RD-5800 SS ブラック
リアスプロケット: CS-R8000 11-25T 改
トリガーシフト: SL-RS700 ブラック
カスタム車体価格
172607円→完売
※カスタム工賃無料サービス、ペダルレス仕様
※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。
DAHON多段化カスタムバイク、下記もございます。