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2026年6月26日金曜日

Atomlab General Issue | アトムラブ ジェネラル イシュー ダートジャンプ MTB を 街乗りクロスバイク風にコンバージョン

Atomlab General Issue(アトムラブ ジェネラル イシュー)

長年休眠していたダートジャンプ用MTB Atomlab General Issue(アトムラブ ジェネラル イシュー) を、通勤用に復旧するご依頼を承りました。本車体はストレートゲージのクロモリフレームで、24/26インチホイール対応かつVブレーキ/ディスクブレーキ両対応という、規格移行期を反映した構成になっています。

RDハンガーも備えているため多段化のご希望をいただきましたが、実車を拝見してチェーンステーとのクリアランスを考えるとチェーンリング歯数を現状より大きくできず、ギア比を稼げないことが判明しました。

また、厚歯→薄歯チェーンへの交換や多段用リアホイールの組み直し、BBハイトの高いジオメトリを考慮すると、費用対効果が乏しいため多段化は見送る判断に。経年劣化していたワイヤ類とタイヤを交換し、必要最小限の整備を行って走行可能な状態に復旧しています。
通勤用途ということで耐パンク性を重視したタイヤを選定。前後泥除けは一般的なフルフェンダーではないモデルをご希望でした。ただ、かと言って簡易式はズレやすいので、脱着可能でステーを備えたモデルを採用し、防汚性と安定性を両立させています。

フェンダーを外した外観

ベースバイク
Atomlab General Issue | アトムラブ ジェネラル イシュー
タイヤサイズ:26インチ

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2026年4月30日木曜日

Colnago Master MTB Art Decor | コルナゴ マスター 26インチ アルミフレーム ビンテージ MTB アートデコール 70mm ITA イタリアン規格 BB & オクタリンク Octalink コストを抑えながら復旧

Colnago Master MTB Art Decor | コルナゴ マスター 26インチ アルミ MTB アートデコ

右クランクが破損して不動になっている「Colnago Master MTB Art Decor(コルナゴ マスター MTB アートデコール)」の修理を承りました。26インチのアルミフレームで1990年代のビンテージMTBに該当する車体ですが、床の間バイクではなく、気軽な普段使いの街乗り用に復旧されたいとのことでした。

製造をGIANTに委託する前のフレームで、M900&950系のXTRを用いて組まれた本車体。大袈裟かもしれませんが、車で例えるならフェラーリの旧車250あたりでコンビニへ行く感覚なので、熱心なコレクターの方からすれば「おい!」とツッコミが入るかもしれません。

お話を伺ったとき、当時のCOLNAGOのMTBだと、もしやと警戒していましたが案の定、ボトムブラケット(BB)は70mm幅のITA(イタリアン)規格。さらにOctalinkという高いハードルが立ちはだかっていました。それでも、部品コストを抑えつつ何とか復旧させることができました。

トップチューブ:Art Decor
ステム:MODOLO
Before
ボトムブラケット:70mm ITA イタリアン規格 & オクタリンク Octalink V2 軸長118mm

当初はスクエアテーパーのBBに換えて、フロント3段でクランク周りを再構築することを考えましたが、イタリアンBBかつ軸長123mmという条件では、シマノもタンゲ精機も既に生産を終了。仕様が合うTAやPhil Wood製だと、BB部品代だけで4万円を超えてしまいます。

MTB用のホローテックIIにITA規格はないため、ロード用BBにスペーサーを追加してMTBクランクを取り付ける。あるいはTIAGRAやSORAのロード向けトリプルクランクを流用することも考えましたが、歯数50Tに合わせてFDクランプ位置を上げるとボトルケージ台座と干渉したり、歯先距離も広がる問題もあります。

いっそのことフロントシングル(1x)化して、ロード寄りのCUES「FC‑U6030‑1(CL50mm/42T)」に入れ替えることも考えましたが、XTRシフターがブレーキ一体式のため、できればそのまま残したいところ。

FC-M311 42X32X22T 170mm 8S/7S ガード無し Octalink V2

元のオクタリンク規格は20年以上前に廃止されているため、クランクの入手は諦めていましたが、奇跡的に問屋さんの在庫が1点見つかったので、エントリーグレードではありますがそれを使うことにしました。

確保したFC‑M311は7〜8速用ですが、贅沢は言ってられないし、街乗り用途であれば9速でも問題なく使えるだろうと。ただし、オクタリンクはシマノ独自規格だったこともあり、軸長が厳密に定められています。

古い資料を読み返すと、該当クランクセットの指定軸長は126mm。現状が118mmのため、チェーンラインは基準値より4mm内側に入る計算になります。結局のところフレームとの干渉などは、実際に組んで確認するしかありません。ちなみに生産継続しているBB-ES300 ITAの軸長は113&118mmのみで、126mmは展開がありません。

FC-M331 JAM防止爪
JAM防止爪をカットしてBB干渉回避

FC-M331は、インナーリング内側にチェーンが落ちたときのJAMを防ぐための4つの爪があります。BB軸長が短いことで、クランクが指定位置よりも内側に寄るのでその爪がBBに干渉したので、カット+端面タッチアップして対処しました。

Before:左クランク
左:FC-M331 / 右:FC-M751
Octalink セレーション比較
左:FC-M331 V2 深い  / 右:FC-M751 V1 浅い
左:FC-M331 / 右:FC-M751

おさらいすると。オクタリンク規格はやや分かりにくいのですが、V1とV2の2種類が存在し、セレーションの幅と深さが異なるため両者に互換性はありません。今回のクランク交換により、BBを含めてV2規格に整合しました。

V1クランクはV2のBBに物理的に挿入できてしまいますが、ガタつきが生じ、強度が確保できないため、絶対に避けるべき組み合わせです。今回の右クランク破損もその影響であると考えられます。
※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年12月7日日曜日

Cannondale Treadwell 3 Dust Blue | キャノンデール トレッドウェル 3 ダストブルー DBU KiLEY バレットライト セミ油圧ディスクブレーキキャリパ カスタマイズ

Cannondale Treadwell 3  | キャノンデール トレッドウェル 3
カラー:Dust Blue | ダストブルー DBU
KiLEY バレットライト セミ油圧ディスクブレーキキャリパ カスタマイズ

自転車に長く携わっていると、本来は自由な乗り物なはずなのに、どうしても機能やスペックなんやらに関心を奪われて、不自由なものになっているように思えます。そんな状況を踏まえて、もっと気軽に楽しく自転車に乗ろうよ!とキャノンデールが投入したのが、「Treadwell /トレッドウェル」です。

太めなチューブと裏腹に軽量な仕上がりで、イージーライドジオメトリーと相まって、持ち上げたり取り回しが楽なバイク。ザックリ言って、ママチャリとクロスバイクの中間ぐらいのアップライトなポジションに合わせて、幅広なサドルが装備されており、オシリ痛い問題が心配な貴方も安心です。

オーナー体格を考慮してハンドルバーはカット処理
ホイールにGARMIN製センサーが標準装備されており、所有するスマホと連動して走行記録が転送。Intellimount StemにSPコネクトマウントを介してスマートフォンを簡単に取付けが可能です。

街乗りに重要なセンターキックスタンド台座を
装備。また、トップチューブの両サイドには、ガードレール等にバイクを寄りかけた時の傷を防止する為、「アーバン アーマー バンパー」も備えています。

そんな「Treadwell 3」の新色「Dust Blue」をご注文頂きました。オーダー時にブラウンカラーのサドル&グリップ換装、砲弾型ライトの追加等のカスタマイズも承りました。

グリップ&サドルは、ブラウンカラーへ換装
Intellimount Stem
SPコネクトマウント装備
KiLEY | キーレイ バレットライト
KiLEY キーレイ アイライト リア用
グリップ&サドルは、ブラウンカラーへ換装
セミ油圧ディスクブレーキキャリパ (リア)
セミ油圧ディスクブレーキキャリパ シートステー干渉回避
Wレッグセンターキックスタンド
セミ油圧ディスクブレーキキャリパ (フロント)

Treadwell 3は、ワイヤ駆動のメカニカルディスクブレーキ仕様。初期ロットから、ブレーキレバーが変更されてレバー比(ケーブルピッチ)が適正になったので、タッチや調整し易さは改善されていますが、油圧式に比べると制動力が物足りなさを感じるライダーも多いかと。

今回は、ワイヤプル+油圧駆動のハイブリッドなセミ油圧キャリパに換装しました。ワイヤ駆動のままで制動力を増すことができて便利な「セミ油圧キャリパ」ですが、構造上高さが増してチェーンステーと干渉するケースがあり、一筋縄ではいきません。今回は、カンチレバーがスポーク側にオフセットされたモデルを選定しました。


ベースバイク(詳細SPEC→公式WEBサイト
Cannondale Treadwell 3  | キャノンデール トレッドウェル 3
カラー:Dust Blue | ダストブルー DBU

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。