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2025年4月19日土曜日

Tern AMP F1 Vivid Moss | ターン アンプ F1 ビビッド モス ミニベロ 前後 フルフェンダー 泥除け カスタム

Tern AMP F1 Vivid Moss | ターン アンプ F1 ビビッド モス
前後 フルフェンダー カスタム
「TERN AMP F1」は、逆スローピングのF1フレームとBMXスタイルを融合したモデル。メカニカルディスクブレーキ/406極太ブロックタイヤ/多段ギアの快適仕様。ハンドル位置は高めで、前傾姿勢に抵抗がある方にもマッチします。小径特有のクイックさも抑えられているので、女性ユーザーにも宜しいかと。

当店では、この「Tern AMP F1」をベースにドロップハンドル化やバスケット&ラック追加等のカスタマイズ要望にお応えしてきた実績が御座います。今回は、そんな過去の製作車体をご覧頂いたお客様から、お乗りの車体へ前後フルフェンダーの架装を承りました。

フルフェンダーですが、幅広なモデルなら取付けは比較的容易ですが、当店ではクルマでいう「ツライチ指一本」なムチムチ感を狙って仕上げることが多いです。フォーク&リアステー内幅の制約や、特にミニベロだとローギア位置でのチェーン干渉を回避したい理由もありますが。

振り返ると、ベースとなるフェンダー本体が生産終了やモデルチェンジになったりで、その都度、板金/切削等で試行錯誤してきた歴史があります。今回も新しい試みを導入して、よりスタイリッシュで堅牢な仕上がりになっています。

遠方ユーザーからは、ポン付けできるフェンダーキットの販売を希望される声もございます。ただ、元々ニッチなマーケットですし、支度してもクルマのオーバーフェンダーやエアロキット同様に少なからず現合作業は残らざる得ません。そんなこんなで、RWB中井さん同様に店主施工のみとさせて頂いております。

ベースバイク(詳細SPEC→tern公式WEBサイト
TERN AMP F1 / ターン アンプF1
Speeds:8
Wheel Size:20″/406
Color:Vivid Moss / ビビットモス

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

その他、当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年3月23日日曜日

FOCUS CAYO | フォーカス カヨ リムブレーキ ロードバイク メンテナンス SPEEDPLAY | スピードプレイ ペダル ベアリング交換

FOCUS CAYO | フォーカス カヨ リムブレーキ ロードバイク
メンテナンス
少々懐かしい感がある「FOCUS CAYO | フォーカス カヨ」リムブレーキ・ロードバイクのメンテナンスを承りました。当時の記憶だと、IZALCOよりコンフォート寄りに位置付けされたモデルだったかと。

ご依頼当初は、フルオーバーホール(OH)をご希望でしたが、オーナーからお聞きした不具合や費用対効果を鑑みて、ワイヤ全交換と前後ハブを中心に手を入れる最小限のメニューで作業を進めることにしました。
Before
Before
Before

お伺いした症状から、フリーボディのベアリングが逝っていると推測してましたが、案の定、NGだったので交換。それに併せて、前後ハブを分解洗浄+グリスアップ。その他、見込んでいた作業を進めた終盤まで来て、整備スタンド上でクランクを回しながら、変速調整をすると何処かしらからビビリ音が…。

SPEEDPLAY | スピードプレイ ペダル
スピンドル
ニードルベアリング
ニードルベアリング側 サークリップ

異音の発生源を探ると、「SPEEDPLAY | スピードプレイ」ペダルの片側にガタツキが。状況をオーナーにお伝えして、ペダルも整備に着手。幸いスピンドル摩耗は進行してなかったので、ベアリング交換で対応しましたが、思いのほか手間取ることに。

ペダルボディから古いベアリングを抜き取る際、ニードルベアリング側にも止め輪溝があるにも関わらず、サークリップが入っていません。「オヤッ?」と思いながら確認したところ、どうやら過去に分解された痕跡が見受けられました。

また、ロックタイトが塗布されるはずの軸端ボタンボルトのヘクサロビュラ(トルクス)穴が潰れており、加熱せずに緩められたのかと。それらもあるべき姿に戻して復旧しました。

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

その他、当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年2月24日月曜日

Tern Vektron N8 | ターン ヴェクトロン ベクトロン N8 × Wレッグスタンド × サークルロック ABUS AMPARO 4750X 折畳み フォールディング E-Bike 街乗りカスタム

Tern Vektron N8 | ターン ヴェクトロン ベクトロン N8
ダブルレッグスタンド × サークルロック ABUS AMPARO 4750X
ドライブサイド クリアランス
ノンドライブサイド クリアランス
ダブルレッグスタンド
フレームロック:ABUS AMPARO 4750X | アブス アンパロ 4750X
Before

高い完成度を誇るフォールディング・e-Bikeのフラッグシップモデル「Tern Vektron S10」のパフォーマンスはそのままに、装備を簡素化することで手を届きやすくした日本限定モデルが「Tern Vektron N8 | ターン ヴェクトロン ベクトロン N8」。

e-Bikeの心臓部ともいえるモータ制御ユニットは「Bosch」製。自動車部品で培ったテクノロジーを生かして、ヨーロッパでマーケットリーダーの地位を確立しています。今回は、そんな「Vektron N8」にお乗りのオーナー様から、「サークルロック」と「ダブルレッグスタンド」を追加されたいと言う難題なご依頼頂きました。

まず、サークルロック(=リング錠/フレームロック)ですが、バッテリーマウントがあったり特殊なフレーム形状ゆえ、一般的なシートステー取付が不可能です。ならばと、子乗せママチャリ同様のリアキャリアステー取り付けも考えましたが、そちらもスペースがありません。そうなるとフロントフォーク取付を提案しましたが、オーナーの駐輪環境から却下に。

今回は、チェーンステー上にサークルロックを取り付けることに。レイアウトの都合、チェーンライン下に差込キーが配置されるた油汚れが懸念され、スペース確保も必要だったので走行時に鍵が抜けるタイプを選定。取り付けてみると、クランクとチェーン隙間は案の定タイトでしたが、何とか納めることができました。

次にダブルレッグスタンド。こちらもクリアランスが厳しいと目論んでいましたが、スタンド展開時にフレーム脚と干渉があったため、追加工して回避しています。

ベースバイク (SPEC詳細→公式サイト)
Tern Vektron N8 | ターン ヴェクトロン N8
SPEED:8
WHEEL SIZES:20 inch (406)
COLOR:ダークレッド/ダークグレー  

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、在庫表をご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年2月13日木曜日

COLNAGO MASTER X-LIGHT × Campagnolo CHORUS | コルナゴ マスターエックスライト × カンパニョーロ コーラス クロモリ スチール リムブレーキ ロードバイク メンテナンス

COLNAGO MASTER X-LIGHT × Campagnolo CHORUS
コルナゴ マスターエックスライト × カンパニョーロ コーラス
クロモリ スチール リムブレーキ ロードバイク
「COLNAGO MASTER X-LIGHT | コルナゴ マスターエックスライト」のハンドル交換他、回転部のグリスアップ等メンテナンスを承りました。MASTER X-LIGHTは、チューブ断面に星形/ジルコ加工を施した細身のシルエットが特徴。
Campagnolo CHORUS | カンパニョーロ コーラス

不朽のラグド&クロムメッキフレームに最新「Campagnolo CHORUS | カンパニョーロ コーラス」を組み合わせた一台。本車体のような、フロント2枚(2x)とリアワイドギア構成だと、アウターローの往なし方は他社コンポーネントに一日の長があるのが正直な処です。ただ、イタ車の中でシマノ・コンポが似合うとされるCOLNAGOも、改めて見るとカンパ組ならではの立ち姿の良さが実感できます。
フリーハブ・ラチェットスプリング(Pawl Spring)交換
昔、カンパニョーロ製・本デザインのクランクセットを初めて見たとき、アウターリングのフィキシングボルトがインナーを外さないと増締めできないなんて、カンパニョーロらしくないと思ったものですが、スパイダーアーム側からもトルクス穴にアクセスできる設計になってます。
シフト・インナーワイヤのタイコ側で素線解れが発生していたので、手を入れるには良いタイミングだったと言えます。

ベースバイク
フレーム:COLNAGO MASTER X-LIGHT | コルナゴ マスターエックスライト 
カラー:PR08
コンポーネント:Campagnolo CHORUS | カンパニョーロ コーラス


話変わって。時々、ご質問頂くフルオーバーホール(フルOH)の要否ですが、当店考えは、「やるに越したことはないけど、殆どのライダーの場合、費用対効果を考えたら、走行距離に応じたワイヤ他消耗品交換&回転部グリスアップに留めて、後は壊れた時に考えるで良いんじゃない?」になります。

後述するような、天候問わず走るライダーでなければ、油圧ディスクブレーキも吸湿性が無い「ミネラルフルード」なら、ピストン戻りが悪くなってからの対処すれば問題ないかと。

理由は、スポーツバイクは、30-40年前と比べてアルミパーツが多用され錆固着が発生しにくくなったことや、回転部にシールが装備されて防滴性が高まったのが挙げられます。かと言って「水没はダメ。ゼッタイ。」なのは、変わりないのでご注意を。

また、総じてヘッドセットは汗水に弱く、特にローラ台/トライアスロンライダーには高頻度のグリスアップをお勧めしてます。そして、下記のような雨/雪/泥を厭わず走り続けるハードコア・ライダーの場合は、フルOHやそれに近いメニューをお勧めしています。
  • 悪天候下でも運用される通勤/ブルベ/レース/エンデュランスバイク
  • MTB/CX/グラベルレースバイク
一方で、程度の差こそあれ損耗の症状は徐々に進行します。一般ユーザーだとそれら不具合に気が付かないことも多く、ダウンタイムを防ぐため、人間ドッグ的にフルOHを希望されるケースもございます。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、在庫表をご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。