2022年7月30日土曜日

ヒッチメンバー取付け ヒッチレシーバー アダプター 追加工

最近、広く知られるようになった「ヒッチメンバー」。自動車にトレーラーを連結して牽引したり、ラックやキャリアを追加できる便利な装備です。

車体側ヒッチメンバー

今回は、ヒッチレシーバーのアダプターに追加工を施しました。事の起こりは、車体側のヒッチメンバーの差込部がドン付き穴&奥行き不足で、装着したいラックが取付できないからでした。

加工前:ヒッチレシーバー・アダプター

車体のメンバー側を加工するのは憚られるので、当初これは積んだな~と思ったのですが、アダプター噛ませば良いのねと考え直し、手頃なモノを入手しました。これで目論見どおりラックは取付できたのですが、今度はモーメントが懸念になり、オーバーハングを短く追加工することに。

まずは、フライス盤でオフセットした位置にピン穴を開けます。こういう大物加工時は、装置能力の役不足は否めず、汎用ボール盤が欲しくなります。

アダプターカット前

カット前は、こんな位置関係。バックドア干渉を回避したいなら、距離があったほうが有利ですが、振動や荷重面が心配です。

アダプターカット後

最後にアダプターを最小限までカット、錆防止のため端面は塗装して仕上げました。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2022年7月25日月曜日

Cannondale Treadwell 2 Stealth Grey SGY | キャノンデール トレッドウェル 2 ステルスグレー Sサイズ 110,000円→88,000円 20%off 特価SALE

Cannondale Treadwell 2 | キャノンデール トレッドウェル 2
Stealth Grey SGY | ステルスグレー
Sサイズ(適応身長152-172cm)
110,000円→88,000円(20%off現金特価、10%税込、店頭品のみ)





























自転車に長く携わっていると、本来は自由な乗り物なはずなのに、どうしても機能やスペックなんやらに関心を奪われて、不自由なものになっているように思えます。

そんな状況を踏まえて、もっと気軽に楽しく自転車に乗ろうよ!とミレニアル世代をメインターゲットにキャノンデールが新たに投入したのが、「Treadwell /トレッドウェル」。

自転車屋のオタク目線だと、おそらく同じドレルグループ傘下のSCHWINN 411/4 One One、GT Eight Ballあたりから、エッセンスを引き出したんだろうなとか思ってしまいますが、そんなことはさておき。

まず、太めなチューブと裏腹に軽量な仕上がりで、イージーライドジオメトリーと相まって、持ち上げたり取り回しが楽なバイクです。ザックリ言って、ママチャリとクロスバイクの中間ぐらいのアップライトなポジションに合わせて、幅広なサドルが装備されており、オシリ痛い問題が心配な貴方も安心です。

ホイールにGARMIN製センサーが標準装備されており、所有するスマホと連動して走行記録が転送。Intellimount StemにSPコネクトマウントを介してスマートフォンを簡単に取付けが可能です。

街乗りに重要なセンターキックスタンド台座も装備。また、トップチューブの両サイドには、ガードレール等にバイクを寄りかけた時の傷を防止する為、「アーバン アーマー バンパー」を装備。上位モデルの「Treadwell 2」は、油圧ディスクブレーキ仕様になります。

コスト面から、手を抜かれやすいペダルも異種素材を組み合わせて、サンダル等でも滑りにくい工夫が施されています。グリップも凝ったデザインのモデルが装備されて快適です。ハンドル含めた所謂「三つのル」にこのバイクの拘りが垣間見れます。

タイヤは、モトクロスバイク用に開発された「M7302 DTR-1」を倣った太めな「Maxxis DTR-1 650b x 47c」を装備。街中の走破性や安心感から、MTBを街乗りバイクとして希望される方もいらっしゃいますが、ギア比やサスペンションの重量やメンテナンス性がネガティブ要素です。この「Treadwell」も候補の一つに如何でしょうか?。

詳細SPECは、下記WEBサイトをご覧ください。
Cannondale Japan
WIRED
PRESSPORTS
Cycle sports
&GP
CyclingEX

Cannondale Treadwell 2 | キャノンデール トレッドウェル 2
カラー:Stealth Grey / ステルス グレー(SGY)
サイズ
S (C-T387、T-T水平換算557、適応身長152-172cm)
M (C-T450、T-T水平換算579、適応身長167-177cm)
価格:110,000円→88,000円(20%off現金特価、10%税込、店頭品のみ)

その他、当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2022年7月22日金曜日

Elite Neto | エリート ニート サイクリングボトル 電子レンジ滅菌装置 eurobike 2022/ユーロバイク2022で気になった一品

 Elite Neto/エリート ニート
ボトル滅菌システム
CyclingTips より
先日開催された「eurobike 2022/ユーロバイク」。日帰りで行ける台北/台中/上海ショーと違ってハードルが高く、店主は未だ訪問したことがありません。一方、自転車業界に限らずショーの各ブースで展示されたモノの殆どは、既にバイヤー/流通ルート/プロモーション他が決まっているのが現実です。ゆえに、同時期に開催されるプライベートショーやクローズドエリアでのミーティングが真の仕事場と言えるかと。

そうは言っても、各社このタイミングに合わせて、新商品や技術が公開されることが多いので、自身が予想した業界流れの答え合わせに良い機会です。例えば、シマノは、新型のEP8&EP6エンジンとDEORE XT Di2を組み合わせで実現した「FREE SHIFT & AUTO SHIFT」を公開。E-Bike完成車メーカーが原価低減や差別化を図るために、エンジンを大手2社→他社へスイッチする流れを食止めるため、エンジンとDi2ドライブトレーンを統合させた商品を投入してきました。

個人的には、CyclingTipsのアングリーアジアンことJAMES HUANGが「2022 EUROBIKE TECH GALLERY 」で取り上げた「Elite Neto / エリート ニート」が目を引きました。「GCN TECH / The Best New Tech At Eurobike 2022!」を見る限り、ボトルを分解してセットして、5mlの水をいれて750W電子レンジで1分熱すると99.9%のバクテリアが滅菌できるみたいです。

商品名は、イタリア語のnetta(潔白な)からか、日本語の熱湯から由来したかは不明です。ただ、タッパーを流用すれば、同じことができる気もします…。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2022年7月20日水曜日

Tern AMP F1 | ターン アンプ F1 BMX ミニベロ フルフェンダー 泥除け カスタム

F1 BMX」と聞いてピンとくる方は、昔からのスポーツバイク愛好者かと思います。リラックスした感じの街乗りバイクが良いなと、いざ「本気」なBMXに乗ってみると、サドルは低くて延々と立ち漕ぎを余儀なくされ&シングルでギア比が軽くて高速走行に向かないと日常使いに不便を感じるのが現実。

「TERN AMP F1」は、逆スローピングのF1フレームとBMXスタイルを融合したモデル。メカニカルディスクブレーキ/406極太ブロックタイヤ/多段ギアの快適仕様。ハンドル位置は高めで、前傾姿勢に抵抗がある方にもマッチします。小径特有のクイックさも抑えられているので、女性ユーザーにも宜しいかと。

今回、オーダー時に前後フルフェンダーを追加するカスタマイズのご要望頂きました。毎度のことですが、各パーツの組付け時は一手間加えて仕上げています。

当店では、この「Tern AMP F1」をベースにドロップハンドル化やバスケット&ラック追加等のカスタマイズ要望にお応えしてきた実績が御座います。

ベースバイク
TERN AMP F1 / ターン アンプF1 2022(詳細SPEC→tern公式WEBサイト
Speeds:8
Wheel Size:20″/406
Color:Burnt Umber / バーント アンバー

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2022年7月19日火曜日

iRC ASPITE PRO S-LIGHT | アイアールシー アスピーテ プロ スーパーライト クリンチャータイヤ AGILEST/アジリストとの比較 etc

リムブレーキ・ロードバイクのタイヤ交換を承りました。オーナー様の乗り方や好みを考慮して、今回は、「iRC ASPITE PRO S-LIGHT | アスピーテ プロ スーパーライト」をセレクト。2022年春からデリバリー開始された新モデルです。

交換前の状態は、C17リム+旧ETRTO25Cタイヤが装着され実幅27mm。新型ASPITE PROは、新ETRTOゆえ呼び幅25Cだと実幅23~24mmと狭めになるので、「700×28C」サイズを選び狙い通り27mmの仕上がりに。

タイヤ実幅は、ビードtoビードのケース幅も目安になりますが、入気すると伸びますし、ビードフック形状の影響も受けるので、結局のところハメてみないと分からないのが現状です。
iRC HELLING BORN PATTERN

ロード用タイヤのトレッドパターンに関しては、「あんなの飾りです。 偉い人にはそれが分からんのですよ」のスリック原理主義の店主ですが、ASPITE PROは「iRC HELLING BORN PATTERN」を採用。倒し込み角度に沿ったパターンを配置して、コーナーリングフォース(CF)を生ませるのが狙いとのことで、同社の試験機でも効果が裏付けられているようです。

CFやスリップアングル(SA)に関しては、「二輪車用タイヤの基礎知識」や「チューニングを楽しむための動的感性工学概論」が参考になります。自転車の場合は、原動機付きの乗り物と異なる部分もありますが…。

ちなみに、この「iRC ASPITE PRO」は、2モデル展開ですが、耐パンクベルト(=ブレーカー)有無や用途が直感的に分かりずらくいのが難点。メーカーに確認しましたが、両者はケース(≒カーカス)やトレッドは共通で、違いは「ベルト仕様」のみとのこと。店主が勝手に命名するなら、下記のようになるかと。

ASPITE PRO S-LIGHT / トレッドの1.5倍幅 ナイロンベルト → Race
ASPITE PRO RBCC / サイド含め全面 40×40TPI クロスガード → Endurance 

店頭ではお客様から、同時期に発売された「Panaracer AGILEST/パナレーサー アジリスト」との違いを聞かれることも多いです。AGILESTは、しなやかさ+軽量を追求していることもあって、ベルト幅狭め+サイドウォール薄めゆえ、どちらかと言うとキレイな路面にマッチ&毎日~毎週と継続的に走り込むライダー向けかと。対してASPITE PROは、それよりもパンク&オゾン劣化耐性を重視される方に適するかと思います。

余談ですが、パナレーサーさんは2020年に外部から招へいした社長さん(=プロ経営者)が入られてから、色々種まきをされてきました。ただ、移行期ということもあって何処となく施策がバラバラな感じだったのですが、「AGILEST」ではマーケティングや広告手法含めて、それらが上手く合致した印象です。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2022年7月16日土曜日

Tern crest | ターン クレスト ミニベロ フロントバスケット/Wレッグスタンド/フルフェンダー 街乗り ライザーバー カスタム

ROJI BIKES(=Tern × Kitt design)のフラットハンドル・ミニベロ、「Crest/クレスト」のオーダーを承り、カスタマイズを加えて納車させて頂きました。

今回は、フロントバスケット&前後フルフェンダー、更に駐輪時の安定性を高めるために、Wレッグスタンドへ換装して仕上げました。

ベースバイク(詳細SPEC:Tern公式WEBサイト
Tern ROJI Bikes Crest | ターン ロジバイク クレスト
Wheel Size:20”(451)
Speed:1×8

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。