今回の車体は、「Dahon Prest SL 2017 11速カスタム車」です。多段化も、実用レベルなら8速で充分なのは合点承知。ギア枚数の多さは、「男のロマン」なのであります。
そうは言っても、カプレオ流用とかフライス盤でゴリゴリやりだしたら、趣味の世界になってしまうので、リアコグは標準的な11-25T。フロントチェーンリングはナローワイド仕様、歯数も53T→54Tへ若干のハイギアード化。
安易に超大径フロントチェーンリングを用いると、中折れレバーの干渉は勿論、リアスプロケットとチェーンとのかみ合い量(=巻付角度)が減って、伝達効率の低下、歯先摩耗、変速不良等が生じるので注意が必要です。
2014 Prest SLの発売を機にワンオフパーツ製作を含む様々な多段化改造を承ってきました。例えば、チェーン落ち防止一つ取っても、「シマノRDでDYNA-SYS と ロード系でニコイチ」、「Gevenalle BURD」等が挙げられますが、現時点では、「フロントチェーンリングのナローワイド」が効果的と考えています。このアイデアは、「
tern Verge X11」でも採用されています。
単純な11段化に留まらず、ライディング時のストレスがなく、乗って楽しいバイクに仕上げました。
ベース車体
Dahon Prest SL ダホン プレスト SL 2017
カラー: マットブラック
車体本体 標準価格:¥107,000 (税別、カスタム除く)
改造仕様(シマノ105&アルテグラベース)
フロントチェーンリング: 54T
リアスプロケット: 11-25T
トリガーシフト: SL-RS700
カスタム車体価格
171,480円→完売しました。お買い上げありがとうございました。
※ペダルレス仕様
※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。