2024年4月29日月曜日

ORTLIEB Velocity | オルトリーブ ヴェロシティ チェスト ストラップ バックル交換修理

ORTLIEB Velocity | オルトリーブ ヴェロシティ

完全防水バッグの代表格、抜群の信頼がある「ORTLIEB | オルトリーブ」。糸縫製ではなく、素材自体を溶着していることが特徴です。その中でもロングセールスを誇るのが、定番バックパック「Velocity | ヴェロシティ」。レギュラーのメッセンジャーバッグよりひと回り小さいモデルで、丁度よいサイズ感で小柄な方にもピッタリです。

販売開始から4~5回ほどのランニングチェンジを経ていますが、基本設計は変わっていません。店主は、初代モデルを通勤や海外出張等に20年近く使用。さすがに細かい綻びやクタビレ感はあるものの、シンプルな構造もあってまだまだ現役です。
ツメが折れたオス側バックル
そんな愛用しているVelocityですが、先日、チェストストラップのオス側のバックルを引っ掛けて壊してしまいました。残った片ツメのみでも固定できるのですが、割れ窓理論が浮かび気分がよくありません。プラリペア等の接着剤で修復を試みましたが、案の定上手く行かず。

それじゃ、ベルト幅に合うバックルをオスメス共に交換するばと思われるかもしれません。メス側は、ベルトがループ状に縫製されており、外すとなると一手間掛かるのでオス側のみで解決したいところ。どれも似たような寸法でしょと、ほのかな期待で手元にあるオスバックルを宛がってみても、合うはずもありません。
左:破損した元バックル / 右:取り寄せたバックル
金型は更新されていますが、外形は同じ
オス側のバックルを交換して復旧

輸入元の代理店さんに相談するのも何だかな~と、改めてバックルを観察するとモデル名らしき刻印が。それをヒントにWEB検索すると、補修パーツとして小売されているのを見つけて交換することができました。何気ないパーツも流通性のあるモノを採用してくれると、製品寿命が延ばせられると改めて思った次第です。

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。 

2024年4月28日日曜日

Dahon K9X | ダホン ケーナインクロス スティールグレーブラック 16インチ ディスクブレーキ 軽量 折り畳み フォールディング 展示販売中

Dahon K9X | ダホン ケーナインクロス
カラー:スティールグレーブラック
適応身長: 142-180 cm
価格:135,300円→118,800円(13%off現金特価、10%税込、店頭品のみ)
ヘッド部にソケット台座を装備
フレーム内装化されたワイヤ類
RD:9s仕様
ストレートなケーブル・ルーティン

人気の軽量14インチ折り畳み「K3(ケースリー)」の上位モデルに位置付けされる、新型モデル「Dahon K9X | ダホン ケーナインクロス」が入荷しました。K3と20インチの中間を埋める立ち位置。K3もよく走るモデルですが、もう一段の走破性を欲すライダーにマッチする一台。

足回りが16インチでホイールベースが伸びたことで、知る人ぞ知る名車「Prest SL」に近づいたモデルとも言えます。マニアの方だと、海外モデルのK3 PLUS 9sと同じでは?とお思いになるかもしれませんが、K9Xは「Deltec」や「FディスクキャリパのDSマウント」等の改良が加わっています。

フレームデザインは、K3同様にEEZZ(イージー)をコンサバにしたスタイル。前三角は「Deltec」ケーブルで補強。後三角は標準的なトラス構造を採用。塗分けされたグラフィックもスポーティな雰囲気に仕上がっています。

Fディスクブレーキのキャリパは、折畳み時に中折れハンドルが干渉しないように、車体右側のドライブサイドにマウントされています。このスタイルでセンターロック方式を採用していたら、オイっとなりますが6穴式なので安心してください。

メカニカル(ワイヤ/機械式)のディスクブレーキは、組立整備時にファインチューニングを加えても、タッチに不満が残ることが多いのですが、K9Xはパーツ構成と直線的なケーブルルーティンのおかげで良好なフィーリングを確保してます。

標準タイヤは、16*1.50(40-305)ですが、K3同様に「SCHWALBE BIG APPLE/シュワルベ ビッグアップル」等でワイド&ファット化するカスタマイズも面白いかと。

Dahon K9X | ダホン ケーナインクロス(詳細SPEC→公式サイト
Transmission:9 Speed(F:55T /  R:11-28T)
Wheel size:16 inch
Folding size: W72 × H62 × D39
Color:スティールグレーブラック
適応身長:142-180 cm
価格:135,300円→118,800円(13%off現金特価、10%税込、店頭品のみ)

その他、当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2024年4月27日土曜日

厚底シューズとロードバイク 高騰化する機材価格の共通点 徒然なるままに ロード用 ディスクブレーキの今後の動向を考える その9

Youtube:為末大学 厚底探求の旅〜厚底伝来編 「靴は宗教だ!」より

シマノが、ロードバイク向けディスクブレーキ・コンポーネントを上市した当時。店主は、過去のMTB歴史や工業製品の技術動向から、「ディスクブレーキ/ワイドタイヤ/チューブレス」が主流になることは避けられないと予見しており、ほぼその通りの流れで現在に至っています。

さて、話変わって。ポッドキャストやYoutubeをながら聞きする店主、最近興味深かったのは、「為末大学 厚底探求の旅〜厚底伝来編 「靴は宗教だ!」」が挙げられます。自身はランニングシューズに知見が無く、「厚底」の流行程度しか知らなかったのですが、聴いていて「厚底シューズ=エアロ&ディスクブレーキ・ロードバイク」、「川内優輝選手=RX高岡選手」へ置き換えると、近年の国内自転車界と同じ構図に見えてきます。

この「厚底探求の旅」シリーズは、軽妙なトークの掛合いが面白いのですが、別のエピソードで「厚底化に伴い、ランナーの故障個所やトレーニング方法が変わってきた」とあって、自転車もディスクブレーキだと壊れるところが異なるわ~と思ったり。

その一方、上記シリーズに加えNumber記事の「國學院大・平林清澄はなぜ初マラソン日本新を出せた?…記録続出“超厚底シューズ”を選ばなかったワケは168cm、44kgの「超軽量ボディ」にあり」のように、厚底シューズが全てのランナー向けでないのと同様、全てのトレンド例えばショートクランクは、万人にマッチしないのでは?と店主は捉えています。

振り返ると1990年頃までは、ギア比制約もあってグランツール等の超級山岳コースでは、クランク長を伸ばす選手もいました。店主自身は、2000年頃にショートクランクを試した経緯があります。標準クランク長165mmのママチャリで、鬼漕ぎした時の感覚が良かったのがキッカケでした。

同じクランクで、165/167.5/170mmと替えて実走してみると、165mmは平地のフィーリングは確かに良かったのですが、登りはトルク不足が露見して使い物にならず、167.5 or 170mm選択するに至ります。当時と比較して、ギア比の選択肢は格段に拡がりましたし、楕円チェーンリングと組み合わせるとソリューションがあるのかもしれません。

さて、昨今のロードバイク旗艦・ハイエンドモデルは、高騰化が進んで200万円/台も珍しくなりました。ランニングシューズも同様で、ワンレースしか持たない8万円のモデルも販売されています

陸上界と自転車界で、このような機材高騰につながった理由の一つに、公式レースでの使用機材は市販品に限るとルール化されたことが挙げられるかと。利権側面もある自転車で言う「UCI承認」です。

陸上エリートランナーが、「匠・名工」が手掛けたビスポーク&スペシャルチューンされたシューズを履いていたのは有名な話です。自転車ロードレースも同様にメタルフレーム時代は、Litespeed/PASSONI/Merlin等で製作されたフレームがスポンサーロゴでカモフラージュされ、レースで目にすることがありました。

カーボンフレームが主流になってからは、特にツールドフランス等の注目度の高いレースでは、プロモーション費用が投じられ、同じ外観だけどカーボンレイアップが異なる1~数レース持てば良いといった特別レシピにて伊S工房等で作られ、エース級に供給されていたのは公然の秘密でした(現在も皆無とは言い切れませんが…)。箱車・レースカーの中身が市販車と全く違うのと似たようなものかと。

このように、以前までは「市場に出ない極々一部のエリート用」と「市販品」で暗に境界線があったものの、ルール改訂でそれが溶け、市販品・上位モデルの価格が上昇、結果的に全体的に引っ張られる形となったというのが店主見立てです。勿論、複合的な理由は挙げられるのでしょうが。

ロード用 ディスクブレーキの今後の動向を考える 関連ポスト
その1
その2
その3
その4

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2024年4月25日木曜日

2024/4/25(木) 振替営業 & 2024/4/26(金) 終日休業 さらに 2024 ゴールデンウイーク GW期間の営業予定 ご連絡

直近の御連絡になりますが、店主出張の為、以下の通りに変更させて頂きます。

2024/4/25(木):通常定休日 → 9-18時 振替営業
2024/4/26(金):終日休業

また、2024年4月末~5月初のゴールデンウイーク/GW期間中に関してですが、通常通り営業致します。詳細は下記の通りです。

2024/4/27(土): 9-18時 通常営業
2024/4/28(日): 9-18時 通常営業
2024/4/29(月祝): 9-18時 通常営業
2024/4/30(火): 9-18時 通常営業
2024/5/1(水): 9-18時 通常営業
2024/5/2(木): 9-18時 振替営業
2024/5/3(金祝): 9-18時 通常営業
2024/5/4(土祝): 9-18時 通常営業
2024/5/5(日): 9-18時 通常営業
2024/5/6(月祝): 9-18時 通常営業
2024/5/7(火): 11-18時 短縮営業
2024/5/8(水): 終日休業
2024/5/9(木): 終日休業

店頭業務(接客&作業)で電話対応できないことが多々ございます。お手数ですが、お時間をずらして再度お電話頂ければ幸いです。同理由でメール返信も遅延気味ですが、予めご了承ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2024年4月24日水曜日

Dahon Horize Disc Ltd. Matte Black | ダホン ホライズ ディスク リミテッド マットブラック 限定モデル シマノパーツ仕様 セミ油圧ディスクブレーキ換装 カスタムモデル フォールディング 折り畳み 展示販売中

Dahon Horize Disc Ltd. Matte Black
ダホン ホライズ ディスク リミテッド マットブラック 限定モデル
シマノパーツ仕様  セミ油圧ディスクブレーキ換装 カスタムモデル
適応身長: 142-193cm
合計:130,400円→104,500円(20%off現金特価、10%税込、店頭品のみ)
スキンサイド 20*1.95 タイヤ装備
コンポーネント:Shimano Altus 8スピード
サドル:クッション性に優れたモデルを採用
前後セミ油圧ディスクブレーキへ換装済み
センターキックスタンド:堅牢なアジャスタブルモデルへ換装済み

モデル名「HORIZE/ホライズ」の通り、軽量アルミ&ホリゾンタルフレームのフォールディングバイク。そのディスクブレーキ&マットブラックカラーの限定モデルが、「Dahon Horize Disc Ltd.」になります。

ハンドルポストは、外折れ式に変更され折り畳みも容易になっています。幅広な1.95幅タイヤとマットブラック・フレームを組み合わせたマッチョな雰囲気ながら、スキンサイドでお洒落に仕上がってます。

この価格帯だと、装備されることがレアになってきたSHIMANO製8速ギアシステムを採用。フロントラック/バスケット/バッグ等が追加できるラゲッジソケットも装備してます。ベースSPEC詳細は、コチラから。

ワイヤ式ディスクブレーキをフォールディングバイクに装備すると、折畳⇔展開でワイヤテンションが変わります。そのため、レバータッチを重視してローター/パッドクリアランスを追い込むと、ロータータッチが生じやすくロバストでありません。

この辺りの不満を解消すべく、ワイヤプル+油圧式のハイブリッドな「セミ油圧」キャリパに換装したカスタマイズ車体をご用意しました。交換用パッドは、流通量が多いシマノ製A01S互換なので消耗時も安心です。

ベース車体(詳細SPEC→メーカー公式WEBサイト)
Dahon Horize Disc Ltd.  | ダホン ホライズ ディスク リミテッド 限定モデル 
カラー:Matte Black | マットブラック 
Speeds:8
ホイールサイズ: 20"(406)
適応身長: 142-193 cm
フォールディングサイズ: W85 × H68 × D43 cm
価格:118,800円(10%税込み)

カスタム内容
前後セミ油圧(ワイヤプル+油圧)キャリパ:11,600円
合計:130,400円→104,500円(20%off現金特価、10%税込、店頭品のみ)

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

その他、当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

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2024年4月23日火曜日

Cannondale Quick Neo Black | キャノンデール クイック ネオ ブラック E-Bike クロスバイク フラットバーロード S/Mサイズ 20%off 特価SALE 400,000円→320,000円 店頭品限り

Cannondale Quick Neo Black
キャノンデール クイック ネオ ブラック
サイズ:S(C-T445、適応身長154-167cm、T-T水平換算535mm)
サイズ:M(C-T490、適応身長162-175cm、T-T水平換算552mm)
価格:400,000円→320,000円(10%off現金特価、10%税込、店頭品のみ)



1.パンチのある出力特性を持ったボッシュ/Boschエンジン搭載
店主は、E-BIKE黎明期から国内外の展示会等で各社のバイクを乗り比べてきました。その経験を経てE-Bikeに乗るなら、モータアシストの「パンチ力」を体感できるモデルをお勧めしたいと思ってます。

日本国内の型式認定枠に収められたE-BIKEの中でも、「ボッシュ/Bosch」製モータを搭載したモデルは総じて、漕ぎだしや加速時のアシスト感が強い(=高いパンチ力がある)印象を店主は持っています。

産業用ACサーボモータは、短時間なら定格3倍の電流が流せることが知られていますが、E-BIKEに搭載されるDCブラシレスモータも同様に瞬間的な出力を上げることができます。市場のE-BIKEは、定格出力250Wのモータを搭載していますが、この許容電流や制御仕様が異なるので、モデルによって乗り味は大きく変わります。

また、日本国内のルールでは、24km/hまで段階的に出力は抑えられますが、人力100%+モーターアシスト200%=最大合計300%のパワーが出ます。公表されていませんが、殆どのメーカーは、量産バラツキを考慮して上限200%を超えないようマージンを取って低めな「アシスト比」を設定しています。それに対して「Cannondale Quick Neo」搭載のボッシュ・エンジンは、上限ギリギリを狙ってチューニングされています。これが最初に述べた「パンチ力」に反映されている訳です。

2.走りを考えたスポーツバイクのジオメトリ
「Quick Neo」は、同社E-ロードバイク「Synapse NEO」と共通のフレームを採用しています。ゆえに、クロスバイクというよりもフラットバー・ロードと呼んだほうが正しいのかもしれません。

独自のAiフレーム採用により、他社のE-クロスバイクに比べてリアセンターが438mmと短く、キビキビしたフィーリングが特徴でコーナーリングもスムーズです。BBハイト含め、スポーツバイクらしい走りを重視したジオメトリが採用されております。

3.SAVEステー&フルカーボンフォーク採用による乗り心地の良さ
リアセンターが短いとペダリングパワー伝達は向上しますが、モータ&バッテリー搭載のE-Bikeだと乗り心地が硬くなるんじゃないかとご心配になるかもしれません。そこは、リア周りをSynapse譲りのSAVEステーを採用して上手くいなしてます。

一方、フロント側も爪先~コラムまでカーボン製で軽量な「フルカーボンフォーク」を採用して、振動吸収性を高めています。他社E-クロスバイクは、スチールorアルミフォークを採用していることが多いので、大きなアドバンテージになっています。

標準装備のタイヤは700×35cですが、よりソフトな乗り心地を求めるなら、フェンダー無しでクリアランス的には38cぐらいまでは収められそう。逆に、ロードバイクに近いレーシーな走行感を希望なら、25~28Cぐらいまでスリムするとよい感じかと。型式認定の縛りもあるので、積極的にはお勧めできないのですが…。

そうそう、忘れていけないのが、GARMIN社との提携でホイールに装着されたCannondale Wheel Sensor。スマホのキャノンデールアプリとシームレスにペアリング。ホイールを回すとバイクが認識され、サイコン無しでライドの記録が可能です。

詳細SPECは、下記WEBサイトをご覧ください。

Cannondale Quick Neo | キャノンデール クイック ネオ E-Bike
カラー:Black | ブラック
サイズ:S(C-T445、適応身長154-167cm、T-T水平換算535mm)
サイズ:M(C-T490、適応身長162-175cm、T-T水平換算552mm)
価格:400,000円→320,000円(20%off現金特価、10%税込、店頭品のみ)

その他、当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。