最近、DHバブルやARAI祭りの頃にMTBに乗っておられたお客様から、リターンライダーなご相談を受けることが多くなりました。
そうは言っても、厳しいオジサンのお小遣い事情。若かりし頃に乗られていたMTBが倉庫やガレージに眠っていないでしょうか?。部分的に今っぽいカスタムを加えて、リフレッシュされるのも一手です。
タイミングよく、シマノからここ数年の他社アイデアを昇華した「M7000 SLX」がデリバリー開始。8s以降のMTBなら、「RD、スプロケ、チェーン、シフター」の入替のみでナウな1*11S化ができる訳です。古くなったタイヤ交換を含めて、パーツ代で3万円程度。かなり現実的なチョイスでは?。
今回は、店主の「Turner After Burner DH (ターナー アフターバーナーDH)」をロールモデルに。当時は、ロックショックス ボクサーとKowa DHS-160のダブルクラウン2強時代。ああ、懐かしい。
エンデューロやトレイルという言葉がまだ無い時代、登れるDHバイクが欲しいとFD追加を試みたものの、フレームと干渉して取付けできなかったのもニガい思い出です。その長年の野望もワンバイイレブンなリア超ワイドレシオ化でついに成就することに。
パーツを入替えて、試乗するとチェーンのバタつきの無さにSHADOW RD +のすごさを改めて実感。ビッグギアなロー側2枚への乗り上げは、さすがにモタツキますが、実用レベル。現代バイクと比較してジオメトリが~、BBハイトが~、キックバックが~と言い出したらキリがありませんが、操作感も軽くなって面白いバイクに。そしてやっぱり、Thomson Elite Dropperが欲しくなります。誰かください。
タイヤは、とにかく安くて太いヤツということで、「
IRC MIBRO X 26*2.40」をチョイス。サイド&ショルダーがしっかりしているのか、舗装路でも重さを感じずアプローチも苦にならないと思います。フレーム&フォーククリアランスに余裕があれば、足周りを26→27.5へのインチアップもありかとも思いますが、タイヤ&リムの組合わせで入るor入らないとか、リアサス付きだとストローク時にフレームと干渉したりと気を遣うのが現実なので、おススメしません。
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Before→After ライザップみたいですな。 |
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チェーンリング:チェーンデバイスを廃してナローワイド化、寂しくもといクリーンに。 |
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RD: さらば、なつかしいショートケージ。 |
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シフター: I'm not ispec. |
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タイヤ: 27.5+への嫉妬から太めの MIBRO X 26 x 2.40
こちとらチューブレス前のうなぎチューブ世代なのでチューブド仕様。 |
20年前のイケてるバイクのアイコンって、
1. デカいチェーンリング
2. 小さいスプロケット
3. 短いRDケージ
だったのですが、2016年では真逆になっている感。クリスキングのヘッドパーツも「限りなく透明に近いピンク」に退色して、月日の流れを感じずにいられません。
1*11sに興味ある方は、試乗もできますのでお声がけください。ちなみにシマノ新型「M7000 SLX」、11Sの「RD」、「チェーン」、「カセットスプロケット」、「Rシフター」。少量ですが、店頭入荷しております。
お問合せは、
info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。