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2020年9月30日水曜日

2020年10月開催 エトワール海渡さん 馬喰ローカルマルシェ WELLNESS コラボ企画 当店デモバイク Voluptas Disc Road | ウォルプタース ディスクロード 出展

2020年に創業118年を迎えられた老舗、総合卸商社の「エトワール海渡」さん。当店ご近所の日本橋馬喰町に会社を構えられています。本筋は、BtoBの会員制総合卸商社を商われているのですが、今年6月から近隣生活者に向けて、卸店舗の一部エリアで小売販売『馬喰ローカルマルシェ』をスタートされています。

今回、2020年10月開催の「WELLNESS」のコラボ企画展でお声がけ頂き、僭越ながら当店車体を展示させて頂く運びとなりました。会場では、当店の上記デモバイク「Voluptas Disc Road | ウォルプタース ディスクロード」と取扱いフォールディングバイクをご覧いただけます。

馬喰ローカルマルシェ
営業時間:9:00~16:30
定休日:日曜・祝日
住所:千代田区東神田1-15-15 (株)エトワール海渡リビング館内

尚、『馬喰ローカルマルシェ』に関しては、下記WEBサイトをご参照ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2020年2月6日木曜日

BikeRibbon GRADE’ PLUS | バイクリボン グレードプラス ピンク/グレー/レッド フェード グラデーション バーテープ 訳あり品

BikeRibbon GRADE’ PLUS | バイクリボン グレードプラス
Pink | ピンク 施工例

施工例:Voluptas/ウォルプタース Di2








GRADE’ PLUS
Pink/ピンク
価格:4950円→完売

GRADE’ PLUS
Gray/グレー
価格:4950円→完売

GRADE’ PLUS
Red/レッド
価格:4950円→完売

バイクリボン/BikeRibbonの「グレードプラス/GRADE’ PLUS」バーテープ入荷しました。グラデーション/フェードデザイン。ベース:EVA、センター:ポリエステル、表面:シリコンゲルを用いた三層構造。

展示会で「ハニカム構造のシリコンゲルはグリップ性が高く、その構造から通気性にも優れてます…」と謳われていましたが、サンプルと量産品の仕様が異なったことから、ディストリビューターさん判断で国内販売が見送られた、ある意味レアな一品。今回、問屋さん在庫をDigって入荷しました。

さっそく、何が違うのかを確かめるために試しに巻いてみると、表層ハニカムのシリコン素材が異なるようでタッキネスが弱めです。おそらく、伸縮性が良いと切れてしまうので、硬めに変更したのが原因と推測されます。

そのため、テープ全体もあまり伸びません。テープ断面は、台形状のシャープエッジになっていますが、収縮性が弱いため端が少し引っかかる感じです。最初からこんなものかなと思えば、許容範囲かと。発色も良いので、EF Education FirstやCanyon-SRAMのカラーリングが好きな方や、亀甲や網タイツにドキドキしちゃう貴方にも是非!。

仕様(参考:メーカー本国サイト
Stripe Length: 210 cm
Stripe Width: 3cm
Stripe Thickness: 2.5mm center – 0.5mm edge
Weight: 95 grams each complete set

inside each package
2 full length stripes
2 stickers, 2 end plugs

BikeRibbon GRADE’ PLUS | バイクリボン グレードプラス 訳あり品
カラー:ピンク/グレー/レッド
価格:4950円→完売

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2019年8月18日日曜日

BCD/PCD 130 38T インナーチェーンリング | ULTEGRA アルテグラ Di2 6770 R8050 ミックスアセンブル Voluptas/ウォルプタース Di2編

ベースバイク:Voluptas/ウォルプタース Di2

PCD130-5アームクランク
インナーリングを39→38Tへ

FD/RDを6770→R8050へ
自転車業界の今時期は、来季MY2020モデルの展示会が真っ盛りで、どの小売店さんもどのブランドと契約するのか、モデル・サイズを仕入れるか頭を悩ませている頃だと思います。他の製造業でも同じですが、メーカー&エンジニアサイドは知恵を絞って、更に軽く/速く/快適に使いやすく「Make you want to buy」を高めるために新技術/新規格/新モデルを投入してきます。

我々小売店もそれをベースに使い方をお客様に提案したり、ニーズにあったバイクをセレクトするのを生業にしています。他方、ベテランライダー等で既にスポーツバイクを嗜まわれているユーザー目線だと、本質的にはあんまり変わってないんじゃないの?と見透かされている気がして、空しい煽りのようにも思えてしまうものです。

ただ、サイクリングは道具を使うアクティビティなので、自身のフィジカルや状況に応じて最適なモノを選択することで、さらに楽しめたりフィールドを広げることができるのも事実。ということで、2005~2010年頃のロードバイク・バブルの頃に購入された車体を想定した効果的なカスタマイズをご提案。

左:38T、右39T(FC-6700-G純正)

重ねてみると1t分歯先円直径が小さいのが分かります

歯底とボルト頭がギリギリの近さ
1.BCD/PCD130クランク用 38T インナーチェーンリング
BCD110どころかダイレクトマウントが主流なこのご時世に、「BCD130-5アーム?」と思われる方もありましょうが、4アームデザインは受入れがたいとか、コンパクトクランクは女子供が使うものだと頑固に突っぱねられる昭和なライダーさんもいらっしゃるかと。

そんなBCD130原理主義な貴方も、老いには敵いません。店主も昔は、52/39×12-25tの組合せでしたが、フィジカル低下の今では、52/36×11-28tが定番です。ちょっと年季が入ったBCD130-10s時代のシマノコンポーネントでも、「インナー38t」を用いるとコストを抑えながら、それに近いギア比が実現できます。

お使いのRDが「RD-5701」や「RD-6700-A」なら、スプロケット「CS-6700 10S 12-30T」との組み合わせが可能です。変更例:52/39×12-25t→52/38×12-30t。最ローギア比は、36/28=1.29に対して38/30=1.27となります。

そんなニッチな「インナー38t」。8-9s時代の頃までは、SUGINO製があったと思いますが、現代だとTAぐらいしかないかと。今回は、それよりも安価でご用意できそうなリングを試しました。TAに比べて味気ない仕上がりです。

必然的に39tから基準円は小さくなり、アウター裏のスパイクピンと相関は取れなくなるので、インナー→アウター変速時のチェーン掛かりが甘くなりますが、許容範囲かと。ご興味のある方は、取寄せ可能なのでお問い合わせください。

Before:RD-6770

After:RD-R8050


RD-6770とRD-R8050の比較
現行品は、外観がスッキリした印象ですが、モータ本体のサイズはさほど変わりなし
シングルテンション化で、モータ配置がホイール側に隠せてコンパクトに見えています

FD-6770

FD-R8050
2.アルテグラ 6770 Di2 10s の11s化
既にアルテグラ Di2も6770→6870→R8050と代替わりしていますが、6770をお使いのお客様から、時々ご相談を受ける案件。まず、お使いのホイールのフリーボディが11s対応しているのが前提です。

6870が出始めた頃は、メーカー保証外ですが「RD+スプロケ+チェーン」の3点を交換すれば11s化出来ました。ただし、ファームウェアがアップデートされた現在は、さらに「FD」も交換しないと動作しません。Di2の脳味噌にあたるバッテリーマウントのアップデートを避けていれば、すり抜けできそうですが、省電力化やD-FLY対応との天秤になります。この辺りは、Y'sRoadさんのサイトで検証されてます。確かこの頃までは、FD/RDでロード/MTBコンポもミックスできた気がしますが、それもシマノ互換チャート通り今は不可です。

ただ、フロントシングル・1×11sのRD-RX805/-RX817/-M8050等で運用するなら、前述通り3点パーツを交換すれば動作可能です。FD/RDのハード縛りが厳しくなったのは、ソフト作成の簡易化、RDのシングルテンション化でインナー×トップ2枚を殺す制約、パーツ購入の促進といったところかと。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2019年6月10日月曜日

SPECIALIZED S-Works Tarmac SL2 × R9100/R8000 10年落ちのフレームを最新デュラテグラでリビルド

SPECIALIZED S-Works Tarmac SL2 × R9100/R8000







怪しげなBT4.0・スピード/ケイデンスセンサーを試し中
自転車なんでも屋の当店ですが、最近グラベルでない普通のロードバイクをお探しのお客様のご来店が再び増えています。当店は、私情車もといデモバイクとして「Voluptas Disc/ウォルプタース ディスク」と「Voluptas Di2」の2台を有していますが、少々マニアック過ぎるかなと。「どんな乗り物なの?」と言う方向けの試乗車として、軽めなロードバイクを1台用意しようと考えました。

候補に挙がったのは、「TIME ALPE D'HUEZ 21|アルプデュエズ 21」と店頭特価の「Cannondale SYNAPSE HI-MOD DISC DURA-ACE←装備パーツも良くて後で手を入れるところがない&お買得バイク」の2台。毛色は異なりますが、完成度が高くおススメしています。

入手性はともかく技術的に気になっているのは、「Rondo HVRT CF0」。現在のトレンドであるエアロとグラベルを合体させたモデル。色物かと思いきや、BikeRadarやCycling Plus でも高評価を獲得しています。

最大の特徴は、フロントホイール固定パーツを入れ替えることでジオメトリを変更できる点。似たような発想は、東京サンエスさんのカーボンフォークや「GT Grade」でもあるのですが、Rondo HVRTは、オフセットのみではなく、肩下長さも変化させてターマック⇔グラベルに合わせたジオメトリ可変です。

そして、これは反則だよな~だったのは、ORNOTサイトに掲載された旧ロゴにリペイントされた「Cannondale SuperSix EVO」。以前から、CAAD6時代の旧フレームに最新コンポを載せてライドしている人を見ると、センス良いよなと思ってました。

そんなこんなで結局、店主もフレームがヘタるほど乗り込んでいない旧車「SPECIALIZED S-WORKS TARMC SL2(MY2008)」をR9100/R8000でリフレッシュして試乗車にすることに(ちなみに当店、SPECIALIZEDの取扱いはありません)。同時に、興味を引くプロダクツが幾つかあったので実装テストしています。


LEZYNE MEGA XL GPS

サイクルコンピュータは、「LEZYNE MEGA XL GPS」。ブラっと出かけた先で簡単にルートを自動作成&転送できるのが便利です。GARMIN 830J/530Jも発売決定していますが、金額的にもそこまでは不要と言うライダーの方におススメです。

K-EDGE・LEZYNE SPORTS マウント

サイコンのマウントは、「K-EDGE・LEZYNE SPORTS マウント」。純正のFORWARD MOUNTだとちょっと頼りない、DIRECT X-LOCK MOUNTは付かない、REC-MOUNTの拡張性は不要だと消去法なセレクトでしたが、レザイン特有のプッシュ&ターン固定でもマウントがお辞儀せずストレスがありません。

KINETIX DROPBAR

ハンドルは、「KINETIX DROPBAR」。まず、見かけないだろうレアモデルですが、形状が店主好みでワイヤも通しやすいです。残り1個店頭在庫あるので、ご興味ある方はお早めにどうぞ。

BIKE RIBBON UNIT

バーテープは「BIKE RIBBON UNIT」、テープメジャー柄で緩みやすい身体の戒めに。流行のハイグリップ/タッキーに相反するツルっとした表面、シャープエッジなので巻き上げたときの段差が少なめです。少量ですが、白・黒共に店頭在庫ございますので、お探しの方はお早めに。

Fabric Scoop PRO Shallow
サドルは、カーボンレールの「Fabric Scoop PRO Shallow」。座り心地もよくて、ヒョイと乗る感じならレーパン無しでも快適です。スペシャにドレル系サドルってどうなの?と業界的ツッコミは無しで。

軽量チューブ Tubolito


IRC ASPITE PRO RBCC 700×26C

ホイールは、キシリウムから始まったMAVIC黄金期の終盤プロダクツ「R-SYS」。足回りは、15Cリムに26Cタイヤの「ハミタイ」な組合せ。解放ストロークが増えたR9100キャリパでも、隙間はギリギリ。「IRC ASPITE PRO RBCC 700×26C」に「Tubolito」で、漕ぎだしの軽快感は23Cタイヤ+標準チューブの組合せと同等。後から、重量比較してもそんな感じ。

a.24Cタイヤ/205g+標準ブチルチューブ90g=合計295g
b.26Cタイヤ/245g+Tubolito/38g=合計283g

表層コート剤

処理前1

処理前2

処理後1

処理後2
ほったらかしでクリア劣化があったので、これは良い機会と自転車用ではない表層コート剤を試してみました。この手は、輪界だと「○ラスの鎧」がメジャーかと。施工は比較的容易なので、塗装面に影響なければサービスメニューに加えようかと思います。黒部分に効果的です。

FORZA 4ZA CIRRUS PRO Di2 Seatpost Offset

交換前:THOMSON ELITE シートポスト
セットバック有り・250mm
重量:201g

FORZA 4ZA CIRRUS PRO Di2 Seatpost Offset
φ27.2 350mm Di2マウント有り
重量:230g

Di2マウントを含む余分な下端をカット、250mmに
重量:196g
シートポストは、THOMSON ELITEを使っていましたが、軽量化と突上げマイルド化を狙って、カーボン製の「FORZA 4ZA CIRRUS PRO Di2 Seatpost Offset」に。今回は、不要な下端をカットして、トムソン対比-5g。


SUPACAZ Fly Cage

長年ボトルケージは、ド定番のELITE CUSTOM RACEを使っていましたが、改宗して軽量アルミ製の「SUPACAZ Fly Cage」をセレクト。すっきりデザインで、「Tacx Ciro」と併せておススメしています。カリカリ系でなければ、PDWのBird /Sparrow/Lucky Cat/Owl Cage が遊び心があってよろしいかと。

換装作業前1
気が付けば、2019時点でフレームは11年落ち、コンポに至っては16年落ちに

換装作業前2

こんな感じで旧車をリフレッシュしましたが、流れが早いMTBに比べると、ロードバイクは旧さが感じにくいです。自転車屋がそんなこと言ったら、身も蓋もないですが、トレンドは、ご存知の通り所詮「エアロ」と「軽量化」が交互の繰返しです。最近は、6.8kgルールのせいで「エアロ」トレンドが長く続いていますが。

ただ、新しいバイクは全体的に洗練されているのは確かです。ここ10年でサイズごとのジオメトリが適正なバイクが増えました。フォークオフセット、トレール、リーチ、スタンスをステップで割付けたり、サイズごとの剛性を意識した設計になっています。

昔のカーボンフレームは、フォークオフセットが43や45mmのみでトップチューブ長とヘッドアングルでお茶を濁すのが普通でした。2010年頃、この辺りのジオメトリをまじめにやっていたのは、ブリヂストン・アンカーぐらいでした。その後、アジア&女性マーケットを取込むため、ガノーやスペシャ、トレック等も同じ思想を採用しています。

長期的な経済性を考えたら、最新の完成車をスパッとご購入頂いて、消耗品のみ交換しながら乗り倒すことをおススメしています。ただ、独身時代に買った愛着あるバイクが家にあるけど、結婚された今はお小遣い制になったり、ご家族の目もあって新車&増車はムリという方も多いのはないでしょうか?。

今回のような、旧いバイクを最新コンポでリビルドする本質的なメリットは下記が挙げられますが、万一パーツ載替が見つかっても、ご家族が自転車に興味が無ければ、「ちょっと修理しただけ」と惚けられる副次効果があります。

1.多段化とワイドレシオ化
例:52-39×11-25(10s)→52-36×11-28(11s)。段数よりもワイドレシオ化のメリットが大きいです。リアクロスを維持しながら、重複するギア比を減らしてローレシオを実現できます。加齢と不摂生で低下したフィジカルを助けてくれます。

2.STレバーのリーチアジャストが容易
7900系以前のレバーは、全体のストロークが狭くてリーチを縮めるとカックンブレーキに。当時は、仕方なくブラケット固定面の下端を削って、リーチを詰めるような加工もしていました。

3.アウター×ローでバック踏みしてもチェーンが外れにくい
シャドーRDの恩恵で、たすき掛けしたときでもチェーンが外れにくくなります。目立たないことですが、日々のライドでストレスが減ります。余談ですが、XTRはXT以下と違いバック踏みしてもジャムしにくいRDになっていると昔聞いたことがあります。

シマノに関しては、2020年に発表されるであろう次機DURA-ACEからは、12sマイクロスプラインに移行するだろうし、ディスクブレーキがメインでキャリパブレーキの新規開発はおそらく無いでしょうから、旧フレームを流通性のある新パーツで組直すには、最後のタイミングとも言えます。

とは言っても、手持ちのホイールを生かしたいユーザーを狙って、サードパーティで現行ハブに対応した12sスプロケットも出てきそうですけどね。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。