2023年6月20日火曜日

WTB CZR i30 29" TCS 2.0 カーボンリム × シマノ XTR FH-M985 手組ホイール オフセットリムをAiオフセットでホイールビルド

オーナー様から部品支給でリアホイールのビルドを承りました。リムのニップル穴はセンターから5mmオフセット、それをキャノンデール・Aiオフセット規格で組み上げるという「オフセットの二乗」の変則オーダーでした。

スポークは、オーナー希望のSAPIM CX-RAY 14G。ディスクブレーキなので、オーソドックスな3クロス-JIS組で仕上げました。オフセット効果で、左右スポークテンションは均等に近づき、NDSがやや高めに。

リム:WTB CZR i30 29" TCS 2.0 / 32 hole カーボンリム 
ハブ:シマノ XTR FH-M985 32H
スポーク:SAPIM CX-RAY 14G

ただ、旧規格のOLD135ゆえ、如何せんフランジ間距離が狭くスポークが立ち気味になるのは避けられません。横剛性を考えると、現代のBOOST規格は理にかなった進化と言えます。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2023年6月19日月曜日

FOCUS IZALCO MAX DISC | フォーカス イザルコ マックス ディスク

「FOCUS IZALCO MAX DISC | フォーカス イザルコ マックス ディスク」。チリ合わせ的な作業を含めて、手を入れさせていただきました。シマノ/SRAM/Campagnoloを合体させたようなR9200世代STレバーですが、105が最もカンパ寄りな感じがします。

余談ですが、リムブレーキ時代は、自転車の顔とも言えるクランクのみを上位モデルにすると車格を上に見せられましたが、ディスクブレーキ車体は、同様のチートがローターで使えます。クルマで言う、ビッグキャリパやインチアップと似たところかと。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2023年6月18日日曜日

Narrow-Wide | ナローワイド スチール製 チェーンリング 44t BCD/PCD104 10&11s対応 極少量入荷 Bosch/ボッシュ製 E-Bike モーターに最適

Narrow-Wide ナローワイド スチール製 チェーンリング
44t/BCD104 10&11s対応
装着例
※クランク本体等は、商品に含まれません

近年メジャーになった「Narrow-Wide/ナローワイド・チェーンリング」。ただ、流通しているモデルの殆どがアルミ製で、E-Bike等の高負荷で走行するライダーだと摩耗が著しいのが悩みの種です。

それじゃ、スチールやステンレス製でと探してみても、歯数やBCDで適合するリングは思いの他ありません。そんなこんなで、Bosch/ボッシュ・E-Bikeモーターにマッチする場合が多いBCD104のモデルを試験的に仕入れてみました。ちなみに加工性に乏しい素材ゆえ、外観は素っ気ない仕上がりです。

ちなみに、少し古めな等ピッチ時代のシマノ Deore FC-M590辺りのクランクでフロントシングル運用されているライダーにもマッチします。

Narrow-Wide | ナローワイド チェーンリング
素材:スチール
厚み:3.5mm
歯数:44t
BCD/PCD:104
対応チェーン:10&11s
価格:完売

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2023年6月17日土曜日

Jagwire Pro LR2 Disc Brake Rotors | ジャグワイヤー プロ エルアールツー ディスクブレーキローター φ160 6穴/6ボルト/6H t1.8mm 2ピースローター 入荷

Jagwire Pro LR2 Disc Brake Rotors
ジャグワイヤー プロ エルアールツー ディスクブレーキローター
外径:φ160mm
仕様:6穴/6ボルト/6H
厚み:1.8mm
対応パッド:レジン/メタル
価格:6000円/個(現金特価、10%税込、店頭品のみ、工賃別途)
装着例
2023春の台北サイクルショーにて

参考:一般的な2ピース構造のローター
参考:一般的な2ピース構造のローター

リアスプロケット スパイダーアーム リベット固定部のガタ

自転車パーツを初見でオオッとなることは稀になりましたが、台北サイクルショー2023で見つけてコレは良さそうと久々に鼻息が荒くなった「Jagwire Pro LR2 Disc Brake Rotors」。輸入元さんに無理をお願いして、スポットで取寄せて頂きました。

機械屋目線だと、設計段階でボルト&ピンにせん断力が掛からないよう、加工面当てやインローで荷重受け&位置決めするのが本筋です。ただ、一般的な2ピース構造のローターは、円盤とアームを単純に重ね合わせてカシメで締結され、耐せん断力はリベット頼みになってます。

リア・スプロケットに比べて、ローターは安全率を高めに設定されているので、単純比較はできませんが気持ちの良い構造ではありません。その点、こちらの「Jagwire Pro LR2 Disc Brake Rotors」は、アルミスパイダー部に凹凸加工を加えて、くさび面とリベットの両方でせん断力を受けているのがポイント。

まあ、6穴規格だとスパイダー接合面でいくら頑張っても、ハブ固定面がトルクスボルト固定だから、そこが律速になって帰趨は変わらないという指摘もごもっともですが…。ちなみに、円環状のスパイダーがローター背面を支えることで剛性も稼いでいます。

ローター規格は、「センターロック」と「6穴(=6H/6ボルト)」の2択。耐応力や組立サイクルタイムを考慮すると、前者が有利です。それを踏まえ、シマノ含め業界的にセンターロックへ移行が進んでおり、6穴仕様のローターは各社ディスコンの流れに。

当店の基本方針は、純正パーツでのセットアップを推奨しています。サードパーティ製で軽量化やピーク性能を追求すると、多くは耐久性や信頼性を犠牲にされているのが理由です。故にセンターロック式なら、素直に各社純正の最新ローターをお選び頂くことをおススメしています。

一方で、ハブとのマッチング等で6穴タイプが必要な方もまだまだ多いかと。ただ、前述通り6穴ローターの新製品は上市されないのが現状ゆえ、シマノユーザーでしたら、SM-RT66SM-RT86辺りの従来品を選択するしかありません。

そんなこんなで、闇雲に重量や外観だけでなく、機械構造的に理にかなったモデルを選りすぐりたいかと。お馴染みSwissStop Catalystに比べて、価格は抑えめ。ステンレス一枚ものだと足回りに味気ないとか、性能と重量をバランスさせたいライダーにはおススメです。

ちなみにセンターロック仕様ですが、road.ccでも高評価を得ています。

Jagwire Pro LR2 Disc Brake Rotors(SPEC詳細→JAGWIRE本国サイト
ジャグワイヤー プロ エルアールツー ディスクブレーキローター
型番:DCR061
外径:φ160mm
仕様:6穴/6ボルト/6H
厚み:1.8mm
対応パッド:レジン/メタル
価格:6000円/個(現金特価、10%税込、店頭品のみ、工賃別途)

※キャリパーボディ下側へパッド舌が伸びているブレーキには使えません。
例:Avid BB7/Avid Juicy/Hayes HFX/Hayes MX1等。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2023年6月14日水曜日

Cannondale Synapse Carbon 2 LE Smoke Black SBK | キャノンデール シナプス カーボン 2 LE スモークブラック R7170系 105 Di2 コンポ + 50mm カーボンホイール 2023/6/30まで限定スペシャルオファー

Cannondale Synapse Carbon 2 LE | キャノンデール シナプス カーボン 2 LE
カラー:Smoke Black / SBK / スモークブラック
サイズ:51(適用身長165-175cm、C-T443/T-T水平換算544)
カーボンホイールへ換装 スペシャルオファー仕様
価格:670600円→完売
Synapse Carbon 1 RLESynapse Carbon LTD RLE
等の上位モデルとパッと見の違いが分からない仕上がりに
タイヤ幅:6bar入気で実測32mm
舗装路のみ→28cでリム面一なエアロに
グラベル→35~40mmがおススメ
セミワイヤレスなDi2コンポなので、
フロントライトが不要ならコクピット周りはよりスッキリに
標準リム:DT SWISS R470 24mmハイト 455g/本
換装リム:カーボン 50mmハイト 433g/本
参考ノーマル状態
コンポーネント:R7170系 105 Di2
換装した50mmハイト・カーボンリム
フロント:2クロス/逆イタリアン
リア:3クロス/JIS組
換装カーボンリム仕様
TLR/チューブレスレディ対応
ビードフック:有り
素材:T800
リムハイト:50mm
ホール数:28H/アシンメトリック
表面仕上:UD 艶消し

2023/6/30まで、Early Summer Sale 価格でご提供中の「Cannondale Synapse Carbon 2 LE Smoke Black SBK | キャノンデール シナプス カーボン 2 LE スモークブラック」。今回、「カーボンホイール」へ換装した更にお得なスペシャルオファーをご提案します。

標準仕様では、リムが「DT Swiss R470 db」ですが、お値段そのままで50mmハイト・カーボンに組み替えてご提供します(ハブ等のパーツは、元のホイールから流用)。換装するカーボンリムは、内幅22mmの今どきなワイド仕様です。

コンセプトは、コスト考慮しながらの「ぼくのかんがえたさいきょうのシナプス・カーボン」で、玄人好みの1台になるかと。見た目的にも、カーボンホイールが欲しくなるんだけど、お財布事情が…の声を先取りしたパッケージです。

一方、ワイヤ内蔵が一般的になった現代バイク。ワイヤ部品代&定期交換コストを考慮すると、よく走るライダーに当店は「油圧ディスク+電動シフト」モデルを強くお勧めしてきました。ランニングコストが抑えられ、ワイヤ微調整も不要でライドに集中できるからです。

油圧ディスク+電動変速化により、コンポグレード違いで体感できる性能差は縮まりました。105もDi2化に伴い、FDのモータートルクに耐えるように、FC-R7100リングの横剛性も向上してますし。今回、「カーボンフレーム+105 Di2+カーボンホイール」の組み合わせでMY2019ぐらいまでにあった美味しい45万円パッケージを狙いました。

ベースバイクの「Synapse Carbon 2 LE」は、ツーリング/エンデュランス/ロングライドをターゲットにしていて、実測40~42mmまでのタイヤも収まるので実はグラベル用途も視野に入ります。コースによっては、TopstoneよりもSynapseのほうが有利になることも考えられます。

正直、レース系バイクのような一発の切れはありませんが、一定ペースで淡々と走り続けるブルベ系エンデュランスライダーにもマッチ。また、一番多く居る週末ツーリングを楽しまれている層に適合します。フルフェンダーも装備できるので、通勤&ツーリング用途として2ndバイクとしても宜しいかと。

コンポも最新のR7170系105 Di2搭載で操作性も不満がありません。BSAスレッドBBやφ27.2丸シートポストの汎用規格なので、USEDパーツも流用しやすいです。ワイドなタイヤクリアランス/ドロッパーシートポストのケーブル内蔵/多くのボトルマウント等で色々な用途に対応する、まさに万能・オールラウンダーな1台です。

用途別にどんな仕様にするかを考えてみると…。

A.通勤・ロングツアラー
ハードコア・通勤ライダーが行き着く「ハブダイナモ」ですが、高性能・高効率化しても原理上、回転抵抗は標準ハブに劣ります。それをバッテリーの一元管理というソリューションでアップデートしたのが「SmartSense」になるかと。

SmartSense系のバッテリー&前後ライトはそのまま。耐パンクベルトが入った28-32Cクリンチャータイヤで、足回りを軽くしたければTPUチューブに。前後フルフェンダー装備。

B.高速エンデュランスライダー
GARMIN補助用にSmartSenseバッテリーのみを残す。ステアリングコラムは、バッサリ切り落としてロードもしくは、グラベルバイクと中間程度のハンドル高さに。

C.週末サイクリスト
SmartSense関係は、撤去して軽量化。バッテリーマウント部はベース設置して、低重心にスペアチューブ等を装備。ハンドル高さは、熟練度に応じたポジションでCervélo Caledoniaに寄せたセッティング。


長々と書きましたが、それじゃ店主だったらどう仕上げるの?と問いには…。SmartSense関連パーツを全撤去して、ドンガラ軽量化&コクピット周りをクリーンに。ダウンチューブのバッテリー台座は、Cannondale Strap Rack Storageに置き換えて低重心にスペアチューブ等を固定。

シートポストは、軽量アルミorカーボンに入替え。タイヤは、舗装路:25-30C、グラベル酷道: 35-40C辺りで履き替え。使い勝手と乗り心地をバランスさせるなら、ハンドメイドクリンチャー(=オープンチューブラー)+TPUチューブで運用するかと。



フレームカラー

ハンドル:Canonndale TWO(ブラケットC-C400mm)

ステム:Canonndale TWO(90mm)

通常だとエントリークラスの「THREE/FOUR」辺りが定番のハンドル&ステムのコクピットパーツは、軽量な上位モデル「TWO」が宛がわれているので、ポジションが合えば不満は出ないかと。

新しいディスクブレーキ・ロードバイクが欲しいけど、あとからカーボンホイールが欲しくなるんだろうなと二の足を踏まれている方に如何でしょうか?。

ベースバイク(SPEC詳細→公式WEBサイト
Cannondale Synapse Carbon 2 LE | キャノンデール シナプス カーボン 2 LE
カラー:Smoke Black SBK/スモークブラック
サイズ:51(適用身長165-175cm、C-T443/T-T水平換算544)
※サイズチョイスに関しては、過去ポストをご覧ください。

車体価格:580,000円→464,000円(Early Summer Sale 価格)
前後カーボンホイール組換価格:90600円
合計額:670600円→完売

※平たく申し上げると、既にお得になっているCannondale Early Summer Sale 価格に加えて、無料でカーボンホイールに換装してお渡しする2023/6/30までの限定スペシャルオファーです。

その他、当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。