2017年9月15日金曜日

眠っている自転車を再起動 DAHON HELIOS ダホン 旧型 オリジナル ヘリオス リビルド

After 


チェーンキャッチャー 追加工後



Before 1

Before 2

Before 3
年季の入った「DAHON HELIOS/ダホン 旧型 オリジナル ヘリオス」のメンテナンスを承りました。お預かり時、不動状態のひと目で「う~む」のコンデション。

想定外にハマったのが、BB周り。ママチャリ系のカップアンドコーンBB+6400系クランクの組合せでしたが、チェーンラインが外側過ぎて、ロー側に入れるとチェーンが落ちてしまう状況。

BBは、型番3Tが使われていたのですが、リテーナ他NGということもあり、思い切ってカートリッジモデルにリプレイス。クランク-チェーンステー干渉回避しながらチェーンライン改善の落としどころの見極めが難しかったです。

外観は、ほとんど変化が無いのですが、ちゃんと走れるようになりました。作業内容を書き出すと、下記のような感じでトータル費用は2万円弱。各箇所かなり摩耗が進んでしまっており、通常ペースで進めるとコストがかさんでしまうので、見極めながら部品交換させて頂きました。

1.ワイヤ全交換
2.ボスフリー交換
3.BB交換
4.グリップ交換
5.前後ブレーキパッド交換
6.チェーンガイド追加工
7.チェーン交換
8.ヘッドパーツ調整
9.Fホイール振取(簡易レベル)

乗らなくなって久しい自転車。現在の目的に合わせて、ガラッとカスタマイズする方もいらっしゃいますが、多くのユーザー様の要望は「ミニマムコストでとりあえず走れるようにしたい」だと思います。

気になる費用ですが、車体コンディションとタイヤ交換有無で金額が大きく左右されます。特に不動車の場合は、作業を進めないとコストが読めません。細かい処は目をつぶって、とりあえず走れるレベルに復旧するとなると、大概トータルでザックリ約1~2万円。前後タイヤ交換が必要だと約2~3万円になります。

※常に作業が埋まっている状況なので、先にご連絡頂けると大変助かります。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。