2020年2月5日水曜日

FELT AR フェルト エアロロード 第3世代ARシリーズ 試乗してきました






シートポストもカムテール形状になったため、前後反転は不可に
ヤグラ部分のみ入替可能

コンツアーボトルを彷彿させるヘッドチューブ

リーフスプリングシートポスト
スリットが空力に悪影響及ばさないかは不明


ヘッドチューブ・ワイヤ内装としては、ハンドル切れ角は多めで70°ぐらい?


公式Instagramのチラ見せCyclingtipsのスパイフォトで気になっていたFELTの新型エアロロード、第3世代「AR」を試乗できる機会に恵まれました。

ひと昔前のFELTエアロ・ロードバイクは、翼断面の分かりやすいフォルムがキャッチーでした。ただ、前面投影面積を抑制する為にヘッドセットを小径化したことでフロント剛性が低かったり、メインフレームは縦が硬くて横が頼りない等、いささかピーキーな仕上がりも否めませんでした。当時は、他ブランドも似たり寄ったりな感じでしたが…。

そんな思い出を振り返りながら、新型「AR」の初見は、cervéloとTREKを足して割ったイメージ。エアロ+ディスクブレーキの後発モデルらしく、汎用性やメンテナンス性を確保した造込みがされています。フォークオフセットもフレームに合わせて3サイズ展開されており、適正なジオメトリの確保が窺えます。

短い距離ですが、試乗してみるとエアロ特有なクセもなく、オールラウンド系のフィーリング。おそらく、エアロ-オールラウンド系ロードの境界は溶けて、早々に統合される流れになるなと思わせる一台です。

新型ARは、基本的にはロードバイクですがトライアスロンにもマッチしそうです。普段はロードレースやロングライド、たまにトライアスロンやタイムトライアルみたいな使い方も面白いと思います。

空力的に最適化した結果だと推測されますが、完成車に付属するホイールが58mmとハイトが高めです。40mm前後のホイールセットとクリップオンDHバーを追加して、状況に応じて組合せを変えれば上記のような使い方に適用できるかと。

ちなみに、新型ARは、FRDとAdvancedの2モデル展開。設計で狙っている剛性は両者同じとのこと。上位のFRDは、高弾性CFを用いることでフレームが薄肉で軽いため、より乾いた乗り味になっているようです。

詳しくは、下記WEBサイトをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。