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2016年4月22日金曜日

Voluptas ウォルプタース ほとんどロードなスポルティーフ フルオーダーバイク





























当店のオリジナルフレーム「Voluptas ウォルプタース」。今回は、「ほとんどロードなスポルティーフ」な1台をフルオーダーで製作させて頂きました。

今回のバイク製作の流れは、下記のとおり。
1. フレーム構想&設計、パーツチョイス: 当店
2. グラフィカルデザイン: オーナー様
3. フレームビルディング: 雷ゴロゴロなビルダーさん
5. 組立仕上: 当店

最初に乗り方や用途をオーナー様からヒヤリング。お使いの自転車で最もシックリきている車体のジオメトリー&ポジションを採寸、アレンジを加えて使用パーツ等を考慮に入れてジオメトリー設計。ハンドル高め、コラムスペーサーは最小に。

フロントフォークは、オフセット選択の自由度で当店定番のENVE ROAD FORK 2.0。リア側にキャリア&フェンダー用ダボ、ダウンチューブ下部にボトルケージダボを設置。

コンポーネントは、日常使いでメンテナンス頻度を抑えることを重視して、あえての10速に。メインに変速ロバスト性の高い4700系TIAGRA。随所にDURA&アルテをチョイス。

ビルダーさんは、細かいところは現合で気を効かせてビルディングして頂き。ペイント屋さんには、カーボンフォークとスチールフレームで異塗料&蛍光系の難しい条件下でキッチリ調色して仕上げて頂きました。狙っていた自然な乗り味な1台に。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2016年4月26日火曜日

Voluptas ウォルプタース × On The Road Rear Carrier SimWorks #SW19 Made by NITTO






On The Road Rear Carrier SimWorks #SW19 Made by NITTO

先にご紹介したフルオーダー頂いた当店のオリジナルフレーム「Voluptas ウォルプタース」。構想当初からリアキャリアありきでした。ブラック&シンプルなモデルというオーナー様のご希望に沿って、SimWorks殿の日東別注「On The Road Rear Carrier #SW19」をチョイス。

完璧なフィッティングを狙い、フレームビルディング段階でキャリア現合でビルダーさんにダボ設置してもらっています。ダボサイズも一般的なM5でなくM6で強度確保を図っています。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2012年4月17日火曜日

2012 デモバイク製作 ローンチ その9










オリジナルバイク Voluptas(ウォルプタース)。Di2のインターナル用の部品が最後に届いたグロメット含め全て揃ったので、ついに組立作業開始です。

気になっていたグロメットの受け穴は、狙い通りのバッチリ寸法です。メインイベントの配線内装。いまどきの内径が広いカーボンバイクと違って、内径ピチピチのスチールバイク。マニュアルどおりでは、作業が進みません。この辺は、ファーストプロト故のノウハウ蓄積中です。

バッテリーマウントも直付け用のSM-BMR1-Sを想定していたのですが、未だデリバリーされていないので、余計なブラケットが付いたSM-BMR1-Iを追加工して取付です。こういうときにボール&フライス盤が欲しくなります。ついでに旋盤も・・・・w。

Voluptas First prototype Di2 internal (For New Di2 Grommet)
Tube: Kaisei 8630R

2021年1月7日木曜日

Cannondale CAAD13 DISC Rapha Team Replica | キャノンデール キャード13 ディスク ラファ チームレプリカ REP カスタマイズ

店主、久しぶりに新しいロードバイクを自分用に組み上げました。俗にいう、私情車とか試乗車って奴です。仕事として自転車に携わってからは、レースに出ないこともあり趣味的にマスプロモデルに興味を持つことは減って、どちらかと言うと新しい技術や規格が発表された際に、図面を起こしてデモバイクを作ることに重みを置くようになりました。

デモバイクは、ワンオフゆえ必然的に下記のようにスチール製になるのですが、実際に作ってみると、やはり気が付くことが多くて、マスプロ・バイクを見たときも、例えばワイヤ/ホースルーティングや台座形状他の良し悪しの判断材料にも活かせます。


そんな中で今回は、珍しくマスプロバイク「Cannondale CAAD13 DISC Rapha Team Replica」をベースにセットアップ。土っぽいていうか、レーシーな雰囲気を廃したカルチャー臭強めで仕上げました。

いくつかのカスタマイズを試してみたかったのと、乗り味が店主好みのシナプス的しなやか系であること。フルフェンダー用アイレットが装備されていて、現代的スポルティーフにも使えることが決め手になりました。試乗車と言う側面もあるので、店主趣向を反映しながらも素の部分を多く残しています。
バーテープ:fizik Terra マイクロテックス ボンドカッシュ タッキー(3mm厚) 
[ ブラウン BT12A00054  ]
ドロップハンドル:Cannondale C1 ウルトラライト
ステム:THOMSON ELITE X2 STEMS
ハンドルクランプボルトは、高強度ステンレスボルトに
ボトルケージ:SUPACAZ Fly Cage
1.コクピット周り
ポジション確保のため、ステム長を伸ばすついでに定番「THOMSON ELITE X2 STEMS」へ。クランプボルトは、高強度ステンレスボルトに交換済。ハンドルは、上位モデルの「Cannondale C1 ウルトラライト」にして、空洞感増しに。

タイヤ:IRC ASPITE PRO RBCC 700×26C
チューブ:TUBOLITO / チューボリート
ホイール:DT SWISS CRC 1400 SPLINE 24 db

2.脚周り
DT SWISS CRC 1400 SPLINE db24/IRC ASPITE PRO RBCC 700×26C/Tubolitoを組み合わせた変則的な「ワイドリム+ナロータイヤ」を試験的に導入。ETRTOを無視したリム-タイヤがツライチな外観に。乗ってみると、拍子抜けに普通の感じです。

ダイレクトマウントRDハンガー:Wheels Manufacturing Derailleur Hanger 423
3.ダイレクトマウントRDハンガー
SUPERSIX EVO(2020-)用のWheels Manufacturing Derailleur Hanger 423を追加工して、ダイレクトマウント化。見た目がスッキリして、ホイール着脱も容易になるので、地味ですがお勧めのカスタマイズです。

サドル:Fabric Scoop PRO Shallow
クランク:シマノ FC-R9100

BB:BB30A Outboard ABEC-3 BB for 24mm Cranks (Shimano)

4.クランク周り
クランクの剛性確保って、個人的には太いスピンドル径orクランク&リング断面係数を稼ぐのどちらかだと考えています。Cannondale・HollowGramは前者、シマノは後者のアプローチかと。73mm幅広のBBシェルに大径ベアリングを圧入する「BB30a」は、理にかなっていて悪くないのですが、クランク長を167.5mmにしたかったのでシマノ・Dura-Ace/FC-R9100へ換装。昔6400系までは、アルテグラでその長さがあったのですが…。

BB30aにシマノクランクを組み合わせる場合、レデューサーを使えばコストを最も抑えられますが、構成部品が増えるのはイヤだったのでベアリングごと交換しました。スリーブジョイントBBは、構造的にラジアル&スラスト両方向で固定できるスギノ POWER SLEEVEがベストと考えていますが、セラミックベアリングは不要なので、試しにWheels Manufacturing BB30A Outboard ABEC-3をセレクトしました。

こんな感じで、CAAD13ユーザーのご参考までに。ただ、自分好みのカスタマイズは、自転車の楽しみである一方、購入後のアップグレードはどうしても割高になります。もし、ミドルハイグレードのロードバイク購入を予定されているなら、当店では経済的な合理性から、各社から販売されている40~45万円の完成車購入をお勧めしています。

例えば、CannondaleならSuperSix EVO Carbon Disc Ultegraになりますが、カーボンフレーム/アルテグラ/カーボンホイール/カーボンハンドルが標準装備でパッケージ全体のバランスも良くて、後々交換したくなるようなパーツがないからです。

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。