先に発表されたカンパニョーロの新型12sよりも話題をさらった感は否めず、プロモーション面では「圧倒的じゃないか」の状況。1月末に開催されたプレスキャンプ情報を斜め読みすると…。
- 旧eTapと互換性があるのは、バッテリーとリムブレーキ本体のみで、他はappleなみに新規格へ移行。シマノが同じことをやると猛反発を喰らいますが、この辺りはチャレンジャーの強みかと。
- シンクロ&セミシンクロ同様の仕組みは二番煎じだが、スマホアプリのUIが直感的。
- 耐久性&信頼性の面から、他社品を用いることが多かったチェーンは、開発担当者が頑張って大幅に改善。
店主が一番気になっていたRDクラッチの代わり装備される油圧ダンパーを軸とする「Orbit/オービット」。手で押した感じだと、クラッチ無しRDと変わらない感触で変速性も損なわれずホイール交換も容易そう。
レバーorマスターシリンダーの剛性UPか不明ですが、レバー引き底のタッチがすごくソリッドになったのが好印象。バンジョーがキャリパ側なので、ホースカット&再ブリーディングの作業性も良さそうです。
さて、肝心の3Tの新モデルですが、下記の3車種が発表されました。フレームは、Cervelo & OPENを興したGerard Vroomenが携わっているので、両ブランドのイメージが被ります。
- EXPLORO FM LTD Red eTAP 2×12
- STRADA TEAM Red eTAP 1×12
- EXPLORO RIVAL/105J
お値段が140万円ですが、フレーム50万+RED eTap AXS 50万+カーボンホイール40万の積上げなので、そうなるよねと言ったところ。先日お客さんとも話したのですが、新型スープラがRZの直6/3Lで600~700万円らしいので、いや~クルマってお安いですね。
EXPLORO RIVAL |
EXPLORO 105J |
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