2019年2月8日金曜日

SRAM 12-speed RED eTap AXS スラム アクセス / 3T EXPLORO FM LTD Red eTAP 2×12/STRADA TEAM Red eTAP 1×12/EXPLORO RIVAL/105J
















2018年末にスパイフォトが出ましたが、日本時間 2019/2/7の0時過ぎに本国からニュースレターが届き、各プレスが公開されて情報解禁が始まった「SRAM 12-speed RED eTap AXS」。驚くは、発表と同時に販売も開始したのと、各ブランドの旗艦モデルにも搭載される根回しの良さ。

先に発表されたカンパニョーロの新型12sよりも話題をさらった感は否めず、プロモーション面では「圧倒的じゃないか」の状況。1月末に開催されたプレスキャンプ情報を斜め読みすると…。
  • 旧eTapと互換性があるのは、バッテリーとリムブレーキ本体のみで、他はappleなみに新規格へ移行。シマノが同じことをやると猛反発を喰らいますが、この辺りはチャレンジャーの強みかと。
  • シンクロ&セミシンクロ同様の仕組みは二番煎じだが、スマホアプリのUIが直感的。
  • 耐久性&信頼性の面から、他社品を用いることが多かったチェーンは、開発担当者が頑張って大幅に改善。
同日に3T完成車の新モデルの発表会があったので、早速、新型REDをお触りしてきました。従来のSRAM コンポーネントは、デザインや操作感にプラスチッキーというかどこかオモチャぽい処があったのですが、新型RED eTap AXSはグッと重厚に。

店主が一番気になっていたRDクラッチの代わり装備される油圧ダンパーを軸とする「Orbit/オービット」。手で押した感じだと、クラッチ無しRDと変わらない感触で変速性も損なわれずホイール交換も容易そう。


レバーorマスターシリンダーの剛性UPか不明ですが、レバー引き底のタッチがすごくソリッドになったのが好印象。バンジョーがキャリパ側なので、ホースカット&再ブリーディングの作業性も良さそうです。

さて、肝心の3Tの新モデルですが、下記の3車種が発表されました。フレームは、Cervelo & OPENを興したGerard Vroomenが携わっているので、両ブランドのイメージが被ります。
  • EXPLORO FM LTD Red eTAP 2×12
  • STRADA TEAM Red eTAP 1×12
  • EXPLORO RIVAL/105J
店主的には、新型redが搭載されたフラッグシップのオールロードモデル「EXPLORO FM LTD Red eTAP 2×12」の所有欲が掻き立てられました。とにかく軽量で28-30Cぐらいのタイヤを履かせれば、グランドツアー的用途にもマッチしそうです。

お値段が140万円ですが、フレーム50万+RED eTap AXS 50万+カーボンホイール40万の積上げなので、そうなるよねと言ったところ。先日お客さんとも話したのですが、新型スープラがRZの直6/3Lで600~700万円らしいので、いや~クルマってお安いですね。

EXPLORO RIVAL

EXPLORO 105J
現実的なところでは、3T初のエントリーミドルクラスの「EXPLORO PRO 105J」。フィールドに合った日本限定モデルは、フロント2枚&油圧ディスクブレーキ仕様で34万円。各新モデルは、2019/2月末までのご注文をお待ちしております。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。