|
GARMIN Rally |
|
ステンレス製バッテリーカバー |
|
広めなQファクターにも対応できるようネジ部は長め |
|
動作確認LEDランプ |
ペダル型パワーメーター、Garmin Vector 3の後継モデル「Rally」の展示会にお邪魔してきました。前作からフォームファクターに大きな変化はないのですが、「SPD-SL対応」、「安定性の向上」の2点が今回のトピックかと。情報解禁日の2021/3/25に合わせて、海外メディアやYoutuberが一斉に情報を公開しているので、興味のある方はお馴染み
DC RainmakerやYoutubeで「Garmin Rally」と検索してください。
質疑応答で確認しましたが、オフロード用SPD「Rally XC」の国内展開は予定していないとのこと。余談ですが、質問冒頭で「昨日、
某海外メディアのリーク情報を読んだのですが…」と切りだしたら、後ろに居た
CWのA編集長に笑ってもらえたので良かったです。
GARMINに限らず、ペダル型パワーメーターは付け替えることで、複数の車体でパワー測定ができるメリットがあります。ただこれまで、「出っ張り等の形状面」や「応答性やバラツキの測定面」でクランク測定型と比べて劣るところがあって、当店では積極的にお勧めしてきませんでした。GARMINは、前作Vector 3でペダルポッド内蔵を済ませ、新作Rallyでは測定面を改善しています。
技術要因は企業秘密とのことで、詳細は教えてもらえませんでしたが通信の安定性含め計測精度が向上しています。多くのパワーメーターは、測定値がSRM同等になるようにキャリブレーションされてます。Rallyは、そんなベンチマークSRMと比較しても遜色ない計測値を出力している模様。
従来モデルにあった電池保持他の弱点を地道に潰して完成度を上げたのが「Rally」かと。クランク測定タイプだと、ダイレクトマウントブレーキ干渉やチェーンステー-クランクのクリアランス問題で、歪ゲージユニットが取付できないケースでもペダル型なら適応できます。
話は脱線しますが、極々個人的な希望は、Edge Exploreを日本向けにローカライズして、マップルの地図いれて3万5千円ぐらいで販売してくれればバカ売れすると思うんですよね。一部のシリアスライダーを除けば、それで十分ですし。まあ、既存の530~1030が売れなくなるので1000%実現されないと思いますが…。
本題の「GARMIN Rally」は、2021/4/1販売開始とのことなので、ご予約お待ちしております。
お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。