2020年10月16日金曜日

BIKE FRIDAY Pocket Rocket | バイクフライデー ポケット ロケット ブルホーンバー シフター&ブレーキレバー フラットバーへの移設

Before

「BIKE FRIDAY Pocket Rocket | バイクフライデー ポケット ロケット」にお乗りのオーナー様からブルホーン先端にあるシフター&ブレーキレバーを手元のフラットバー部分に移設したいというオーダーを頂きました。

移設先のバー外径がφ22.2またはφ23.8なら、さほど悩まないのですが、ハンドルバーがステムクランプ径φ26.0そのままに左右に延長されているPROFILE DESIGN製でスンナリ行きません。

さらにブルホーンバーが脱着できるよう中央部にスリーブ挿入して連結される特殊仕様なので、ハンドルはそのまま使いたいところ。今回は、φ26.0シフターマウント追加+ブレーキレバークランプ大径加工して対応しました。ちなみに当店、BIKE FRIDAYの車体取扱はございません。

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウの為お答えしかねますことをご了承ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2020年10月15日木曜日

Bridgestone Anchor RL6W 105 | アンカー RL6W ビビッド レッド 女性向け ロングライド ロードバイク R7000系105搭載 2020

 他社に「ロングライド系ロードバイク」というジャンルが無い頃から、市場を創出してきたブリヂストン・アンカー。カーボンモデルの乗り味を丈夫で廉価なアルミ素材で実現したのがRL6系、輪行での旅行ライドにも最適です。

RL6Wは、筋力の低い女性でも過剛性にならないように、女性専用のフレーム形状を採用しており、細身のダウンチューブがその片鱗を伺わせます。

今回もアンカーフィッテインングシステムをご利用してオーダー頂きました。PROFORMAT解析を用いて、踏力ロスを抑えた新デザイン。太めのタイヤトレンドを反映してクリアランスは広めで、28Cタイヤをいれても余裕があります。

目立たない処ですが、アンカーは、ワイヤルーティングに無理が無く変速調整が容易です。105以上でセットアップすれば、コンポーネントの幾何公差も抑えられているので、トリム調整も簡単です。電動コンポDi2にも対応したフレームなので、アップデートも安心です。

小さめサイズなので、店頭での組立整備時にハンドル端&シートポストカット/ステム70→60mm変更して、小柄な方でも乗りやすいように仕上げました。

詳細は、下記メーカーWEBサイトをご覧ください。

Anchor RL6W R7000系105搭載 アンカー ロードバイク 2020 
カラー: シンプルスタイル メタリックシルバー+ノーマルクリア
完成車基準価格:180,000円(税抜き)
※ペダルレス仕様、オプション除く

アンカー他、店頭展示在庫車はコチラをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2020年10月13日火曜日

LEZYNE STICK DRIVE REAR | レザイン スティック ドライバー リア テールライト リアライト USB充電 マグネット簡易脱着 再入荷

Instagram lezyneofficial より


「LEZYNE/レザイン」のスリム軽量リヤライト、「STICK DRIVE REAR/スティック ドライバー リア」を再入荷しました。8つの超高輝度LEDで、270度のワイドな照射角度を確保。横からも高い視認性を発揮します。

本体とマウントはマグネット固定で、マウントはそのままで簡単にライト本体を脱着できます。似たようなコンセプトの商品は、ポップなデザインのknog PLUSがありますが、それよりもスポーティな雰囲気。シュッとしたデザインは、エアロシートポストにもマッチします。

仕様
最大光量: 30ルーメン(DAY FLASH モード / BLAST モード)
最大照射時間: 23時間(FLASH 3 モード)
照射モード: DAY FLASH / FLASH 1/2/3 / BLAST / ENDURO / FEMTO
防水規格: IPX7
エアロシートポスト対応

LEZYNE STICK DRIVE REAR | レザイン スティック ドライバー リア
価格:4389円→3990円/個(現金特価、10%税込、店頭品のみ)

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

Tern CLUTCH Matte Beige | ターン クラッチ マット ベージュ 48 ROJI BIKES クロスバイク 2021 展示販売中

 TernとKitt design のコラボレーションから始まった「ROJI BIKES」。エントリーモデルの「CLUTCH(クラッチ)」は、4つのサイズ展開で2種類のホイールサイズ(650C/700C)を用い、さらに6色のラインナップ。


ダウンチューブは、扁平のエアロ仕様。最近は、コストを抑えるため標準的なチューブを用いるモデルが多い中、エッジが立っています。ハンドル幅やグリップ等もツボを抑えた構成。ヘッドバッチ、搭載パーツ、足回りを考えるとお買い得な1台です。

センタースタンド台座装備で街乗りにも便利です。こちらは「Matte Beige 48サイズ」。ご身長155-165cmの方にマッチします。詳しくは、コチラから。

Tern CLUTCH ROJI BIKES クロスバイク 2021
Speed:1×8
Color:Matte Black/Matte Beige/Matte Khaki/Aegean/Sun Yellow/Matte Gray
Frame Size(Wheel Size)/適応身長:
42( 650C) / 145-155cm
48( 650C) / 155-165cm
51( 650C) / 165-175cm
54( 700C) / 175-185cm
Price:58300円→完売

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2020年10月12日月曜日

ロードバイク ワイドリム&ナロータイヤ 試してみた DT SWISS CRC 1400 SPLINE | スプライン 24 db ETRTO 22.5×622 26Cタイヤ装着 徒然なるままに ロード用 ディスクブレーキの今後の動向を考える その4


ふと、「ワイドリム+ナロータイヤ」の組合せをロードバイクで試してみたくなりました。このアプローチがが広く知られるようになったのは、Cannondale・エアロロード「SYSTEMSIX」かと。2018年の発表当時は、物議を醸しだしましたが、狙いはエアロ効果とエアボリュームUPの二つが挙げられます。

エアロ効果に関して、リムとタイヤの段差を無くして空気抵抗を下げるアイデア自体は、2012年にMAVICが「エアロフラップ CX01ブレード」で上市したりで着眼的に目新しくはありません。ただ、近年のディスクブレーキ普及によるタイヤ&リムのワイド化で、両者の外幅を揃える条件が整えやすくなって、ENVEやZIPP等も追従しています。

エアボリュームUPに関しては、リム内幅の拡大で空洞性が高まり、タイヤ外幅も呼び寸法よりも広がることで、快適性やトラクションの高まりが期待できます。店主としては、この効果がどれぐらいあるのかなと興味を持った次第。

ちなみに、SYSTEMSIX・HollowGram KNØT64ホイールの組合せをおさらいすると、外幅32mm/内幅21mmのワイドリムに23Cタイヤを装着して、実測幅は26mmになって、空気圧は低めな5~6Barが推奨されてます。

断面積一定でナロー→ワイド化
断面二次モーメント/断面係数 比較

ワイドリム化は、ホイール剛性UPにも貢献します。ディスクブレーキ化でリムブレーキ時に必要だった摩耗マージンやブレーキ圧力対応が不要になって、リムを薄くすることが可能になります。少々乱暴ですが、中空長方形に単純化して、断面積一定でリム外幅を21→28mmへUPすると、剛性を表す断面二次モーメント/断面係数は10%向上します。ねじれを考慮すると、極断面係数で考える必要がありそうですが。



内幅比較22C/15C

さて、今回は、とにかくリム内幅が広くて軽量なホイールを探しました。ハイトが高いディープリムが映えるのは重々承知していますが、そろそろトレンドがエアロ→軽量化にシフトするだろうと、名品「カンパニョーロ ハイペロン/CAMPAGNOLO HYPERON」の現代版みたいなDT SWISSのローハイト「CRC 1400 SPLINE」をセレクト。同じ系列で「CRC 1100 SPLINE T」もありますが、チューブラー用です。

実は、「CRC 1400 SPLINE」は、ロード用では無く、CX/シクロクロス向けホイール。前後セットの重量1389g、リム内幅22.5mmのワイド仕様。本国サイトの商品紹介では、「…同僚とのカジュアルなランチタイムのクロスライドに最適なホイールセットです」とありますが、前後で定価30万円オーバーな価格ゆえカジュアルとは?と考えさせられます(笑)。

まあ、「CRC/クロス ロード カーボン」ってモデル名だと、海外大手通販「Chain Reaction Cycles」の商品みたいですね。余談ですが、MY2021でクリンチャー/TLRの新モデル「PRC 1100 DICUT MON CHASSERAL/ダイカット 24 モン シャセラル」が発表され、DTスイス史上最軽量の1266gを達成していますが、リム幅は現代ロード用として標準的な18Cです。

2010年頃は、完組ホイールならマヴィック/シマノ/カンパ(=フルクラム)が御三家でしたが、知らぬ間にDT SWISSが割り込んできている感もあります。

チューブレスもビードがスムーズに上がりそうなプロファイル

おそらく、あまり知られていないだろう、このホイールセットですが、Bike Radarのレビューでも軽量&高剛性ホイールとして高評価を得ています。リム断面も今どきの形状で、チューブレスでもビードが素直に上がりそうですが、許容値を超えたナロータイヤを装着するので、チューブドタイヤを選択。ちなみにメーカーのタイヤ推奨幅は、ETRTOベースで32~50C。経験的には28Cぐらいまでが妥当な処かと。

リム・デカール「MIN. TIRE SIZE:33MM」

そんなこんなで、内幅22.5mm/外幅28mmのリムに「IRC ASPITE PRO RBCC 700×26C」と「Tubolito」でセットアップ。クルマで言う「低偏平+引張りタイヤ」な組合せ。入気しても、タイヤ外幅はさほど径成長せず28mmでリムとツライチ。乗ってみると、軽量チューブレスレディの28~30cタイヤを嵌めた感じに近いというのが、ザックリしたフィーリング。

ショルダーからサイドウォールの変形が抑えられるので、コーナリングは癖が出ると予想していましたが、大きな違いは感じられず。エアボリュームのバルーン感があるので、荒れた路面での快適性やトラクションは期待出来ます。エア圧は、5.5~6Barぐらいが丁度良い塩梅。

低価格なアルミリムだと重量のハードルはありますが、それ以外はネガティブな要素は感じられないので、ETRTOとの整合性も考慮して、ロードのワイドリム化は20cぐらいまで拡大して、E-BIKEやグラベルとの共用がさらに進むんじゃないかと想像できます。タイヤ側も耐圧設定を下げることで、ビードやカーカス等を軽量化できる余地が生まれるメリットもありそうです。

勿論、グレーチング等でのリム打ち懸念や、レーススピードでのギリギリなコーナーワーク等で検証する必要はあります。例えば、リムの急速なワイド化が進みだした初期の頃、チューブラータイヤがその流れに付いていけず、ワイドリム+ナロータイヤの組合せでレース中にカーボンホイールが道の凹でリム打ちをして、破断したと考えられるアクシデントもありました。

ENVEが自社ブランドで専用タイヤをデリバリーし始めたのは、この辺りの理由も考えられます。

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

ロード用 ディスクブレーキの今後の動向を考える 関連ポスト
その1
その2
その3
その4

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