換装前:SRAM i-MOTION 3 |
作業中:SHIMANO Nexus Inter-5 |
収まり具合とチェーンラインの確認 |
「DAHON Curve D3 | ダホン カーブD3」にお乗りのオーナー様から、標準の内装3段ハブの調子が悪いので、これを機に5段化したいと相談を頂きました。OLD:130mmベースならSturmey-Archerが妥当ですが、変速ユニットの張出しに踵が干渉しそうなので、今回は「シマノ Nexus Inter-5」換装で進めることに。ちなみにSturmey-ArcherやSRAMの内装変速は、クリック感?が弱めで変速タイミングにもコツを要します。
ギア比計算→パーツ手配→ハブの収まり&チェーンラインが定まれば、仕事の大半は完了で残りは手を動かすのみ。ギア比は、元の3速域→4速クロスレシオ化+オーバードライブに。一般的にハブ外幅はマイナス公差、フレーム内幅はプラス公差な「すきまばめ」なので、少々のハブ幅UPは許容されます。勿論、個体差もあるのでロックナットの薄化加工が必要な場合もあります。ちなみに機械設計上の「はめあい」は、軸と穴寸法を指しますし、要求精度も異なります。
スプロケットは、表/裏組etcでチェーンライン合わせ。余談ですが、ネクサス5段ハブは最小16tまで裏組が可能です。リアホイールは36Hリムを再利用、2クロスのままJIS組→イタリアンに変更してリビルドしました。
※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。
お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。