STレバーフード/ブラケットカバー交換 |
クロモリ/スチール・ロードバイク、「ブリヂストン アンカー ネオコット | Bridgestone Anchor Neo-Cot RNC7」のオーバーホールを承りました。奇をてらわないフレーム規格に信頼性の高いパーツの組み合わせ。且つ、定期的なメンテナンス&丁寧にお使い頂いているので、洗浄/潤滑/消耗品交換と作業をスムーズに進められました。
ただ長年、RNC7に触れるたびにモヤっとしてきたのが、「RDワイヤ受け」問題です。RD側のアウター受けは、クラシカルな割無しタイコ状でロー付け処理。何気にワイヤを通してもRD動作に支障ありませんが、アウター進入に角度が付いてインナーワイヤが擦れるのが気になっていました。これまで、アウター長さ変更/受け追加工/ライナー追加/キャップ変更etcで対策を試みてきましたが、見栄え含めて決定打がありませんでした。
今回、シャドーRD用の柔らかいシフトケーブルハウジング「OT-RS900」を流用することで、ケーブルラインを直線状にできる改善策を見出しました。これは、「RNC7」に限った仕様で「RNC3」は該当しませんが、同業者へおススメTIPSです。
スチール素材をBSC独自技術で昇華させた「NEO-COT」は、細身で日本刀のような造形美を有します。残念ながらMY2021を持って生産終了となりましたが、お乗りのユーザーさんは末永くご愛顧頂ければと思います。
※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。
お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。