2015年6月19日金曜日

エロフェッショナル 恥事の流儀


あまりの多忙さに、ヤケクソなタイトルにしてみました(笑)。

パーツ追加等のカスタムオーダー頂いた場合、当店では「取って付けた感」が無いように仕上げるように心掛けています。外観に違和感が無ければ、ご使用中のポロリや異音の心配も少ないからです。

完成車の“純正”オプションと謳われているものも、実際は一手間加えないとしっかり取り付けられないモノが多いのが現実です。写真のフェンダーも店頭で板金したり穴あけ追加工を経て、やっと満足な仕上がりに。社外品を追加するならいざ知らず、完成車に標準で付属してきた部品でこの有様です(毎回ではありませんが・・・)。

当店もミスはありますし、工業製品だから、一定の不良発生は致し方ないのですが、自転車は部品点数がそれほど多くないのにも関わらず、つくり込みの甘さが許されている業界風土があります。量産に入る前に気が付くはずなのに、「次工程はお客様の精神は、ないんかい?」と涙目になります。

メーカー側は、販売店で手直しするから問題ないと思っているのかも知れませんが、当店のように多品種で毎度段取替えが入る組立販売スタイルだと、ただでさえスループットが上がらないのに、こんな手直し作業が入るとガックリします。

生産性を上げる為、上流側に不具合を伝えるのは、仕事のひとつだと思っているので、面倒でも輸入元さんやメーカーさんに都度連絡を上げていますが、反映されているのやら?です。

QCが販売店に委ねられている不完全な工業製品、「自転車」。まして使っていれば、不具合は必ず生じますので、ご購入は是非お近くの信頼できるプロショップさんをおススメします。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。