2017年5月5日金曜日

人工知能やロボットに負けない手仕事を考える

左:元パーツ、右:アフターマーケットパーツ

「…同じ規格品で構成されたシステムは、どこかに致命的な欠陥を持つ事になるわ。組織も人も特殊化の果てにあるのは緩やかな死、それだけよ。」、映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の劇中、草薙素子のセリフ。

閑話休題。ある大手メーカーのジュニアバイク。転倒のはずみでフロントブレーキが曲がってしまい、修理を承りました。コスト比較で、バラして板金>パーツ入替と判断して復旧開始。

まあ、素直に純正補修パーツを取寄せればラクなのですが、どうしても割高になります。今回は、アフターマーケット品で流用可能と踏んで取寄せてみました。結果的には、取付シャフトに一工夫が必要でしたが、無事に換装できました。

一方、純正補修パーツも使いようで、他車体に上手く転用すれば部品製作しないで修理出来ることもあります。こんな引出しの一つ一つが、人工知能(AI)やロボットとの差別化になるんじゃないと思っています。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。