Di2 メインバッテリー内部 |
シマノ電動シフト「Di2」。そんなDi2も12s化で第3世代に進化して、105グレードでもR7100から採用されたことで、接するライダーも増えたことかと思います。
第3世代のDi2航続距離は、モデル問わず1000kmが目安になってます。うろ覚えですが、第2世代は参考値ながらデュラエース1200km、アルテグラ800km程度と差が謳われてかと。FD・ミニチュアベアリング割合の違いで、アルテはデュラの半分がドライブッシュなのが理由に挙げられていました。
さて、第3世代でメインバッテリーのインジケーターがRDに移ったことで、チェックが疎かになりがちですが、バッテリー残量は、ファンクションボタンを短く1回(0.5秒未満)押してLEDで確認できます(詳細→公式WEBサイト)。
51% - 100% → 緑点灯
26% - 50% → 緑点滅
1% - 25% → 赤点灯
0% → 消灯
26% - 50% → 緑点滅
1% - 25% → 赤点灯
0% → 消灯
バッテリー残量が少なくなると、まずFDが動作しなくなり、続いてRDが動作しなくなります。バッテリー残量が完全になくなるとディレーラーは最後に変速したギア位置で固定されます。LEDが赤点灯になった場合、早めにバッテリーの充電が必要です。
これもうろ覚えですが、先にFD不動になるのは、第2世代の途中から盛り込まれた制御だったかと。万が一充電が少なくなってしまった場合でも、家まで無事にたどり着けるよう、エネルギー喰いのFD側シフトを先に停止させ、RD側シフトを延命させる設計意図があります。
※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。
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