| voicevelo / Goosynn ブース |
2026年5月、ゴールデンウィーク明けに上海・SNIECで開催された「CHINA CYCLE 2026」へ出張してきました。今回は「voicevelo / Goosynn」ブースをご紹介します。
このブースは、協業する voicevelo と Goosynn に加え、中国で代理店業務を担っていると思われる Hutchinson、そしてスイスの調光スポーツアイウェアブランド react の計4ブランドが一体となった構成でした。
店主は最近知ったのですが、中国の元指導者・鄧小平氏はフランス留学時代の1922年から1923年にかけて、ゴムメーカーの Hutchinson 社で働いていたそうです。フランス・モンタルジにある同社工場で、勤労学生として靴製造や仕上げ工などの厳しい労働を経験しました。この時期の体験が、後の彼の政治思想や実用主義的な側面に影響を与えたと言われています。
ちなみに Hutchinson は中国・蘇州に大型工場を持ち、アジア地域における中核拠点として防振・密封製品の製造や、航空・鉄道・自動車向け部品の供給を行っています。近年では「アジア材料技術センター」を設置し、研究開発機能の強化も進めています。
| Goosynn Ti‑Fiスポーク |
| Goosynn Ti‑Fiスポーク |
| Goosynn Ti‑Fiスポーク |
| Goosynn Ti‑Fiスポーク |
新興ブランドのように見える GOOSYNN(毂声)ですが、2009年から OEM 実績を持つメーカーです。ハブやスポークは自社工場、リムは姉妹工場で生産するという、垂直統合型の生産体制を採っています。
同社を一躍有名にしたのが、ポリマー(高分子繊維)素材を用いた「Ti-Fi」スポークです。一般的な金属製やカーボン製スポークとは異なり、紐(ロープ)のような柔軟性を持つ繊維をベースに、リム側にはチタン、ハブ側にはカーボンフィッティングを組み合わせた構造になっています。
ポリマー構造により地面からの微振動を大幅に吸収し、滑らかな乗り心地を実現します。また、スポーク重量は 1.8〜2.2g/本と非常に軽量です。今回のショーでは、一般的な標準ハブ(他社製ハブなど)にも同社のロープスポークをそのまま通して使用できるようにする汎用性を高めた新技術「Ti-Fi Loop」が発表されました。
| voicevelo |
| voicevelo GA5450 GA Aero Gravel カーボンリム 内幅:30mm |
| voicevelo GA5450 SPEC |
voiceveloの新型「Aero Gravel Wheelset GA5450」。フロント54/リア50、フックレス+ワイドリムリップを備えた構成は、Specialized Roval Rapide CLX IIIとENVEを合体させたような設計思想が伺えます。
| voicevelo フルサスペンション グラベルバイク |
| voicevelo フルサスペンション グラベルバイク 名前はまだない |
voiceveloは、本ショーでプロトタイプのフルサスペンション・カーボングラベルバイクを初披露しました。主なSPECを抜粋すると下記の通り。前後70mmストロークサスペンションと54Cタイヤクリアランスでトレンドに沿った構成です。一方で、ストロークとタイヤ幅だけを見ると、ふた昔前のXC-MTBのようにも思えてしまいます。
SUSPENSION SYSTEM
フォーク:50–80 mm トラベル
リア:70 mm トラベル
リアユニットサイズ:170 × 35 mm
CLEARANCE & CAPABILITY
700 × 54c タイヤクリアランス
DRIVETRAINT
47A ボトムブラケット
1x 専用プラットフォーム
最大チェーンリング:49T
BRAKING
フラットマウント φ160
なお、当店の「CHINA CYCLE 2026」関連記事は、#chcy2026をご覧ください。
※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。
当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。
お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。