作業前:バルブが曲がっている→低圧走行歴の可能性大 |
ナットを外すと曲がりが顕著 |
バルブとロゴ位置を合わせて組んだタイヤですが、バルブが初期位置から約10cmのズレ |
ご開帳すると、予想どおりのクチュクチュ |
タイヤ内面とチューブが擦れ、ゴムかす発生。こうなるとタチフ交換になります |
大抵の物事は、複雑化して透明性を失わせることによって専門性と価値を高め、それと同時にBullshit Jobsを増やしているのが現代社会。レインボーブリッジも「東京港連絡橋」と言い換えると専門家ぽく聞こえて来るものです。
パンクも「突発性脱気症候群」みたいに難しい言葉に変えれば、我々の仕事も価値を上げられるのではないかと思っています。
閑話休題。異物が刺さって起こると思われてるパンクですが、ブリヂストンサイクルさん調べによるとパンク原因の約7割が空気圧の不足とのことで、店主の肌感的にも一致します。
パナレーサー・ツーキニストやBSC・ロングレッドは、タイヤ内面をスムーズにして摩耗を減らす工夫が施されていますが、とにかく「空気を入れましょう」と言うこと。
一般的なママチャリ:毎月、クロスバイク:2週間、ロードバイク:1-3日毎に空気を補充しないとコンデイションが維持できません。あと、バルブの虫ゴムは毎年交換下さい。当店では、虫ゴムレスのプランジャーを推奨しています。