2019年7月19日金曜日

自転車 ブランドロゴ サイズを考える


「Cannondale MY2020 ディーラーショー(小売店向け展示会)」にお邪魔してきました。結構な雨の中、試乗もしてきましたがそのあたりはまた後述。

さて、ご存知の方も多いと思いますが、Cannondaleはごく一部のモデルを除いて、ダウンチューブのブランドロゴを廃したグラフィックへ舵がきられました。例えば、CAAD13の雰囲気は、ANCHOR・RNC3のMY2018-エッジスタイルに近い感。業界全体を眺めると、cervéloは「Gravel Race・Áspero Disc」で、FELTも「トライアスロンモデル・IA」で同じ流れに。

シューズやヘルメット等のサイクリングアパレルは、ノームコアなモデルが増えていますし、ある意味バイク本体もtokyobike的なグラフィックになっていくのかもしれません。ただ、MY2018に先立ってロゴ配置を刷新したTIMEは、MY2020には従来デザインに戻した経緯が…。

一方、クルマを考えると、TOYOTAやNISSANとかのブランド名をデカデカと掲げるのは、デモ&レースカーのみでコンシューマーモデルでは殆どありません。各国ルールに沿ったサイズやデザイン制約はありますが、自由度は比較的高く、ボディフォルムやライト&グリルで見分けられるからかもしれません。

控えめなブランドロゴは、自転車も工業製品として成熟化した現れかもしれませんが、ロードバイクは昨今のエアロトレンドで各社で形状が似通ってきていて、シルエットだけだと判別しにくいのも事実です。

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