2020年11月10日火曜日

Campagnolo Ekar | カンパニョーロ エカル 1X13 グラベルロード用コンポーネント 試乗してきました

ナローワイド仕様のチェーンリング
クランク端のシリコンカバー
トップ側クロス/ロー側ワイドの13sスプロケット
ブレーキレバーの下部に滑り止め加工
下ハンでも操作しやすい変速レバー

海外メディアを見て気になっていたCampagnoloのグラベル用コンポ「Ekar|エカル」試乗する機会に恵まれました。その名「EKAR」は、Campagnoloの本拠地、北イタリアのヴィチェンツァに近いEKAR山が由来とのこと。

さっそく乗ってみると、ディスクブレーキの制動力が増して、しっかりしたタッチが印象的。カンパのロード系は、ちょっとフニャ感があったのですが、マスターシリンダーかピストン周りを見直したのか、ソリッドなフィーリングに。RDもクラッチ付ゆえ、カチッとした変速感に仕上がっています。

グラベル用コンポとしては、トータル2385gで世界最軽量。新型フリーボディN3W採用で、最小トップ9Tが可能なフロントシングル×13sの構成。スプロケは数セット用意されますが、RDは1モデルのみ。

急勾配を含む日本のフィールドだと、従来のフロントシングルコンポは、下りや高速域or上りのどちらかでギアが足りなくなる現実があったのですが、「トップ側クロス/ロー側ワイド」のスプロケ構成もあって、その辺りが補完されそうです。

現状13sに対応したホイールは、同社製シャマルカーボン DB/ ラピッドレッド3のみですが、DT SWISS他でも順次対応予定。また、フロントシングルゆえMTB同様にコースに合わせてチェーンリングやスプロケを組み替えを想定して、カンパとしては初のクイックリンク仕様チェーンも発売されるようです。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。