2020年10月13日火曜日

Tern CLUTCH Matte Beige | ターン クラッチ マット ベージュ 48 ROJI BIKES クロスバイク 2021 展示販売中

 TernとKitt design のコラボレーションから始まった「ROJI BIKES」。エントリーモデルの「CLUTCH(クラッチ)」は、4つのサイズ展開で2種類のホイールサイズ(650C/700C)を用い、さらに6色のラインナップ。


ダウンチューブは、扁平のエアロ仕様。最近は、コストを抑えるため標準的なチューブを用いるモデルが多い中、エッジが立っています。ハンドル幅やグリップ等もツボを抑えた構成。ヘッドバッチ、搭載パーツ、足回りを考えるとお買い得な1台です。

センタースタンド台座装備で街乗りにも便利です。こちらは「Matte Beige 48サイズ」。ご身長155-165cmの方にマッチします。詳しくは、コチラから。

Tern CLUTCH ROJI BIKES クロスバイク 2021
Speed:1×8
Color:Matte Black/Matte Beige/Matte Khaki/Aegean/Sun Yellow/Matte Gray
Frame Size(Wheel Size)/適応身長:
42( 650C) / 145-155cm
48( 650C) / 155-165cm
51( 650C) / 165-175cm
54( 700C) / 175-185cm
Price:58300円→完売

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2020年10月12日月曜日

ロードバイク ワイドリム&ナロータイヤ 試してみた DT SWISS CRC 1400 SPLINE | スプライン 24 db ETRTO 22.5×622 26Cタイヤ装着 徒然なるままに ロード用 ディスクブレーキの今後の動向を考える その4


ふと、「ワイドリム+ナロータイヤ」の組合せをロードバイクで試してみたくなりました。このアプローチがが広く知られるようになったのは、Cannondale・エアロロード「SYSTEMSIX」かと。2018年の発表当時は、物議を醸しだしましたが、狙いはエアロ効果とエアボリュームUPの二つが挙げられます。

エアロ効果に関して、リムとタイヤの段差を無くして空気抵抗を下げるアイデア自体は、2012年にMAVICが「エアロフラップ CX01ブレード」で上市したりで着眼的に目新しくはありません。ただ、近年のディスクブレーキ普及によるタイヤ&リムのワイド化で、両者の外幅を揃える条件が整えやすくなって、ENVEやZIPP等も追従しています。

エアボリュームUPに関しては、リム内幅の拡大で空洞性が高まり、タイヤ外幅も呼び寸法よりも広がることで、快適性やトラクションの高まりが期待できます。店主としては、この効果がどれぐらいあるのかなと興味を持った次第。

ちなみに、SYSTEMSIX・HollowGram KNØT64ホイールの組合せをおさらいすると、外幅32mm/内幅21mmのワイドリムに23Cタイヤを装着して、実測幅は26mmになって、空気圧は低めな5~6Barが推奨されてます。

断面積一定でナロー→ワイド化
断面二次モーメント/断面係数 比較

ワイドリム化は、ホイール剛性UPにも貢献します。ディスクブレーキ化でリムブレーキ時に必要だった摩耗マージンやブレーキ圧力対応が不要になって、リムを薄くすることが可能になります。少々乱暴ですが、中空長方形に単純化して、断面積一定でリム外幅を21→28mmへUPすると、剛性を表す断面二次モーメント/断面係数は10%向上します。ねじれを考慮すると、極断面係数で考える必要がありそうですが。



内幅比較22C/15C

さて、今回は、とにかくリム内幅が広くて軽量なホイールを探しました。ハイトが高いディープリムが映えるのは重々承知していますが、そろそろトレンドがエアロ→軽量化にシフトするだろうと、名品「カンパニョーロ ハイペロン/CAMPAGNOLO HYPERON」の現代版みたいなDT SWISSのローハイト「CRC 1400 SPLINE」をセレクト。同じ系列で「CRC 1100 SPLINE T」もありますが、チューブラー用です。

実は、「CRC 1400 SPLINE」は、ロード用では無く、CX/シクロクロス向けホイール。前後セットの重量1389g、リム内幅22.5mmのワイド仕様。本国サイトの商品紹介では、「…同僚とのカジュアルなランチタイムのクロスライドに最適なホイールセットです」とありますが、前後で定価30万円オーバーな価格ゆえカジュアルとは?と考えさせられます(笑)。

まあ、「CRC/クロス ロード カーボン」ってモデル名だと、海外大手通販「Chain Reaction Cycles」の商品みたいですね。余談ですが、MY2021でクリンチャー/TLRの新モデル「PRC 1100 DICUT MON CHASSERAL/ダイカット 24 モン シャセラル」が発表され、DTスイス史上最軽量の1266gを達成していますが、リム幅は現代ロード用として標準的な18Cです。

2010年頃は、完組ホイールならマヴィック/シマノ/カンパ(=フルクラム)が御三家でしたが、知らぬ間にDT SWISSが割り込んできている感もあります。

チューブレスもビードがスムーズに上がりそうなプロファイル

おそらく、あまり知られていないだろう、このホイールセットですが、Bike Radarのレビューでも軽量&高剛性ホイールとして高評価を得ています。リム断面も今どきの形状で、チューブレスでもビードが素直に上がりそうですが、許容値を超えたナロータイヤを装着するので、チューブドタイヤを選択。ちなみにメーカーのタイヤ推奨幅は、ETRTOベースで32~50C。経験的には28Cぐらいまでが妥当な処かと。

リム・デカール「MIN. TIRE SIZE:33MM」

そんなこんなで、内幅22.5mm/外幅28mmのリムに「IRC ASPITE PRO RBCC 700×26C」と「Tubolito」でセットアップ。クルマで言う「低偏平+引張りタイヤ」な組合せ。入気しても、タイヤ外幅はさほど径成長せず28mmでリムとツライチ。乗ってみると、軽量チューブレスレディの28~30cタイヤを嵌めた感じに近いというのが、ザックリしたフィーリング。

ショルダーからサイドウォールの変形が抑えられるので、コーナリングは癖が出ると予想していましたが、大きな違いは感じられず。エアボリュームのバルーン感があるので、荒れた路面での快適性やトラクションは期待出来ます。エア圧は、5.5~6Barぐらいが丁度良い塩梅。

低価格なアルミリムだと重量のハードルはありますが、それ以外はネガティブな要素は感じられないので、ETRTOとの整合性も考慮して、ロードのワイドリム化は20cぐらいまで拡大して、E-BIKEやグラベルとの共用がさらに進むんじゃないかと想像できます。タイヤ側も耐圧設定を下げることで、ビードやカーカス等を軽量化できる余地が生まれるメリットもありそうです。

勿論、グレーチング等でのリム打ち懸念や、レーススピードでのギリギリなコーナーワーク等で検証する必要はあります。例えば、リムの急速なワイド化が進みだした初期の頃、チューブラータイヤがその流れに付いていけず、ワイドリム+ナロータイヤの組合せでレース中にカーボンホイールが道の凹でリム打ちをして、破断したと考えられるアクシデントもありました。

ENVEが自社ブランドで専用タイヤをデリバリーし始めたのは、この辺りの理由も考えられます。

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

ロード用 ディスクブレーキの今後の動向を考える 関連ポスト
その1
その2
その3
その4

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2020年10月11日日曜日

Tern Bicycles CLUTCH Matte Black | ターン クラッチ マット ブラック 51 ROJI BIKES クロスバイク 2021 展示販売中



TernとKitt design のコラボレーションから始まった「ROJI BIKES」。エントリーモデルの「CLUTCH(クラッチ)」は、4つのサイズ展開で2種類のホイールサイズ(650C/700C)を用い、さらに6色のラインナップ。

ダウンチューブは、扁平のエアロ仕様。最近は、コストを抑えるため標準的なチューブを用いるモデルが多い中、エッジが立っています。ハンドル幅やグリップ等もツボを抑えた構成。ヘッドバッチ、搭載パーツ、足回りを考えるとお買い得な1台です。

センタースタンド台座装備で街乗りにも便利です。こちらは「Matte Black 51サイズ」。ご身長165-175cmの方にマッチします。詳しくは、コチラから。

Tern CLUTCH ROJI BIKES クロスバイク 2021
Speed:1×8
Color:Matte Black/Matte Beige/Matte Khaki/Aegean/Sun Yellow/Matte Gray
Frame Size(Wheel Size)/適応身長:
42( 650C) / 145-155cm
48( 650C) / 155-165cm
51( 650C) / 165-175cm
54( 700C) / 175-185cm
Price:58300円→49800円(15%off現金特価、10%税込、店頭品1台のみ)

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

DAHON Visc EVO | ダホン ヴィスク エヴォ フォールディング 折りたたみ 451 STI ドロップハンドル カスタム












キャリパのワイヤ挿入部は屈曲防止のため、一手間加えてます

451ホイール装備で、その走りの良さから、ロードバイクをお持ちのユーザー様から2ndバイクとしてもご指名が多い「Visc EVO / ヴィスク エヴォ」。今回は、フラットバー→ドロップハンドルへのカスタムのご依頼を承りました。。

元の変速系統は、4700系Shimano Tiagraの20スピードなので、STレバーも同系等をセレクト。コクピット周りは、T形ポスト+Rideaに。このステム、クラック等のトラブルには遭遇してはいませんが、荷重を直接ボルトで受ける構造が店主的にはなんだかなぁなのですが、スペース的にもこうするしかないよねと言った処。

ベースバイク
DAHON Visc EVO | ダホン ヴィスク エヴォ
カラー:マットブラック
Rider Hight Range: 142~193cm

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2020年10月10日土曜日

Cannondale Topstone Carbon Ultegra RX 2 Agave | キャノンデール トップストーン カーボン アルテグラ RX2 アガベ グラベルロードバイク

明るめなフレームカラーだとシートチューブのBB周りの薄さが際立ちます

CannondaleのMY2020試乗会で、店主が特に惹かれた一台の「TOPSTONE CARBON」。新モデルにもかかわらず、GRINDURO/グラインデューロSDA王滝グラベルクラス等でも使用率の高いバイクです。今回は、その「Topstone Carbon Ultegra RX2」をオーダー頂きました。ちなみにフレームカラーの「Agave」は、植物の「リュウゼツラン属」からの由来。

自転車テクノロジーを追いかけている者の多くが考える、グラベルロードバイクへのリアサスペンション搭載。同社は、「KINGPIN SUSPENSION|キングピンサスペンション」で答えた形。低重心に配置された最大30mmフレックスする超軽量サスペンションが、トラクションを高めて快適性を向上させます。また、異なるフレームサイズでもフレックス性を確保する為、LOCKRピボットがシートチューブ中心になるようリア三角も個別にデザインされています。

従来からCannonndaleは、斬新なアイデアをブッこんでくるメーカーですが、行過ぎ感があることも屡々。この「TOPSTONE CARBON」は、その辺のバランス取りを上手くまとめています。ワイヤルーティングはインターナル仕様ですが、フルアウターで交換作業が容易、ドロッパーポストにも対応しています。

余談ですが、店主はPVを見た時に米マンモスでのカミカゼダウンヒルを走るMyles Rockwell/マイルズ・ロックウェルの姿が頭に浮かびましたが、メーカーサイドもそこからインスピレーションを受けて「高速グラベルバイク」として開発をスタートしたとのこと。グレードは異なりますが、Cycling weeklyで10/10の満点と高評価を得ています。詳細SPECは、シクロワイアード他をご覧ください。

Cannondale Topstone Carbon Ultegra RX 2
キャノンデール トップストーン カーボン アルテグラ RX2
カラー:Agave/アガヴェ
価格:315,000円(税別)
※ペダルレス仕様

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。