2018年5月25日金曜日

お知り合いの自転車を組む、その前に…

下玉押しの配置が…

上玉押しの配置が…


「気になる、というのは知的好奇心が刺激されていることを意味する。好奇心を放置しておくことは罪悪だ。人間が成長する最大のエネルギー源が好奇心だからな」from 東野圭吾著 『真夏の方程式』。

当店は、興味を持ったお客様がご自身の自転車をメンテナンスやカスタマイズされることをおススメしています。ご自身で作業することで自転車の構造的知識も深まるし、やってみると結構工数が掛かることもご理解頂けるからです。

正直、向き不向きもありますし、走る時間を大事にしたいライダーさんはプロショップにお任せというのも勿論アリです。

店主も自身の自転車のメンテナンスが原点ですし、その中で失敗を繰り返して結構な勉強代を払って今に至ります。クルマや家電製品も自分で直せそうならバラシますし、最近では、スマホのLCDタッチスクリーンを割ってしまったので交換してみたり。

ネットの恩恵でLCDの他にイヤースピーカー、バッテリーもパーツ単位で入手でき、修理方法はYoutubeにあるしで便利な世の中になりました。効率的な反面、表面的な知識に偏り、本質的な理解は疎かになってしまいますが…。

閑話休題。ただ、最近気になるのは、ユーザーさんのお知り合いに組んで貰ったという自転車。組立整備された方が知識や技術を有していれば問題ないのですが…。自分で組んで不具合があった場合は自己責任で済みますが、他人の自転車を組立される方は、最低でもベアリングの仕組みぐらいは理解しておく必要があると思うのです。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。