1990年台初頭、米のMTBシーンから 皆の憧れ John Tomac |
トライアスロンの米国4強時代 マーク・アレン/デイヴ・スコット/スコット・ティンリー/スコット・モリーナ |
一方、トップライダーの一人、Peter Stetinaにはプライベートメカニックが存在したり、Unbound Gravel 2021/200 Femaleで優勝したLAUREN DE CRESCENZOのエイドを見るとワークス体制で参戦しており、徐々にプロスポーツ化への基盤が固まりつつある側面もあります。
そんな中、米で開催された2022 unbound GRAVEL。プロカテゴリーのバイクをチェックすると、Peter Stetinaの2020と2021バイクでも当てはまりますが、ドライコンディション&高速コースだと、フロントチェーンリングは、52/36や50/34tが選ばれており、タイヤ外径を考慮すると、ギア比は普通のロードバイクと大差ありません。
当時は、発表前だったのでスパイフォトレベルでの報道のみでしたが、Ted Kingは、2021 Unbound Gravelで新型のグラベルバイクを投入。それはMY2022で発表されたSuperSix EVO CX/SEでした。そして、殆どの選手がロードシューズ&ペダルであり、欧のパリルーベやストラーデビアンケに近い感覚なのかと読み取れます。
バイクスポンサーがAllied Cycle Works→Pinarello→Canyon→TREKと着実にステップアップしているAmity RockwellもSPDへスイッチした一人ですが、機材提供を受けてないライダーの多くが、SPDかSPD-SLなのは、耐久性や信頼性の実績から頷ける選択かと。
また、シマノからスポンサードされているライダーは、フロントダブル。スラム勢は、シングルと言うのが大勢。リアスプロケットが、シマノGRXは11s、SRAMは12sと仕様違いもありますが、やはりFDの信頼性が反映されていると見受けれます。
レース直前の不幸なアクシデントで、2022 Unbound Gravelを欠場したColin Stricklandですが、2019優勝バイクを見ても分かるように、この頃からDHバーが定番化。また、GRXデリバリー前の2020年時の車体は、XTRのDi2・RDを装備。2021は自作のフレームバッグを投入から分かるように、機材面も発展途上ですし。本人も当時、別の仕事をこなしながらレースに挑んでいました。