ステイケーブルにエレクトリックワイヤーをマニュアル通りに固定した場合 |
標準的なステイケーブルの固定方法で エレクトリックワイヤーとチェーン&スプロケットが近い例 |
シマノ マニュアル抜粋 |
シマノ・Di2リアディレイラーにつながる「E-Tube/エレクトリックワイヤー」。11速世代までは、リアスプロケット&チェーンに巻き込まないように、状況に応じて結束バンド(=タイバンド/インシュロック/タイラップ)で処理していました。
最新の12速世代・RD-R9250/R8150/R7150では、エレクトリックワイヤーを固定する「ステイケーブル/Stay cable」が付属して配線の収まりがスマートになりました。マニュアルに沿った通し方なら、ケーブルの脱着が容易になるようステイケーブルにC面取りも施されてます。
以下は、エレクトリックワイヤーを逆向きから挿入した場合 |
ただ、ワイヤールーティングによっては、シマノが想定した方法だとスプロケットやチェーンと干渉しそうなケースがあります。エレクトリックワイヤーのクセも一因ですが、そんな場合はステイケーブル逆側から通すといい塩梅に仕上げられます。前述の新設設計された面取りは無視する形になりますが…。
ちなみに、これは便利だとステイケーブルを11速世代のRD-R9150/R8050/RX815に流用しようとしても、残念ながらポン付け不可です。この辺りの話は、また折を見て…。