シートチューブ内面が粗いと、シートポストに線傷が入ります。嵌めあいがキツイ場合は、ポスト挿入時にすぐに気が付けますが、微小な凸だと付いた傷で判明します。シートチューブにシムが挿入されたモデルだと、起こりにくいのですが…。
一般的な自転車だと、ポストをしょっちゅう上下させることもないので、さほど気になりませんが、折り畳み自転車は、展畳の度にポストを摺動させるので線傷が増えてしまいます。
表面粗さが、仕上記号「▽▽」程度で手元に届いて欲しいのですが、現実は「▽」や「~」以下なケースもあって、ダミー・ポストに光明丹を塗布して、当たりを見ながら内面を研磨するという、地味な作業を強いられます。