Cannondale Topstone Neo Carbon Lefty 3 |
Bosch製E-BikeエンジンとLeftyフォークを搭載したグラベルバイク「Cannondale Topstone Neo Carbon Lefty 3 | キャノンデール トップストーン カーボン レフティ 3」。今回は、フロントチェーンリングとリアハブ交換を承りました。
After:スチール製44T |
Before:アルミ製42T |
1.フロントチェーンリング
標準の42Tだと、アシストが切れたスピード域で脚が回りきってしまうということで、ギア比UPをご要望。E-Bikeゆえアルミ製のままだと摩耗が早いので、スチール製44Tへ換装して+4.76%。ルール上の24km/h±5%にも収めています。
チェーンリングをクランクに固定するフィキシングボルト&ナットが共にアルミ製で固着(=咬み/かじり/焼付)してましたが、これまでの無駄な経験もといノウハウで無事に分解して再利用できました。
Before:405g |
After:282g |
2.リアハブ交換、ホイールリビルド
空走時のクラッチ音を多ノッチされたいとのことで、ハブをDT SWISSへ換装してホイールをリビルドしました。E-Bikeなので、本来だと350 Hybridが順当ですが、国内展開されていないため、穴数やフリーボディ制約から350無印を選択して405→282gと123gの軽量化。
クルマで言う「毒キノコ・エアクリ/極太マフラー/ブローオフバルブ/ラグドライブクラッチ」辺りへ交換したい心境に被る感の爆音希望に沿って、スターラチェットの面クラッチを36→54Tへ。標準グリスをやや軟化させて仕上げました。
ちなみに、E-Bikeでモーター出力がBB同軸型の場合は、ノン・アシスト時にモータと駆動系が切り離せるようクラッチを有します。そのため、掛かりの良さはバックラッシが大きいクランク側に律速されるため、リアハブを多ノッチ化しても殆ど効果はありません。