2024年3月17日日曜日

Cannondale SuperSix EVO Gen.4 | キャノンデール スーパーシックス エボ 第4世代 デルタステアラー コラムカット 注意点

一般的なアヘッドステムの場合、締め代を確保するため、ステムorスペーサ上面を基準にコラムを2~3mm凹ませてカットするマイナス公差が通常加工です。

ただ、三角断面の「デルタステアラー」を採用した「Cannondale SuperSix EVO Gen.4 | キャノンデール スーパーシックス エボ 第4世代」は異なります。ヘッドキャップを「ツライチ用」or「汎用丸形」のどちらを用いた場合でも、コラム長はプラス公差に仕上げる必要があります。正確には、ステム上面から-1~+2㎜にするように指示されてます。
アンカー役のセットスクリューをトップキャップ側のナットで引き上げる構造なのが理由です。締め代は、トップキャップ裏の凹で吸収します。また、セットスクリュー長が限られているので、先述の公差で仕上げる必要があります。

ちなみに、デルタステアラーの表面は、ワイヤー/ホースとの摩耗防止のためInnegra繊維でラッピングされてます。
余談ですが、デルタステアラー側面には、オレンジ色のCAUTIONデカールが貼られています。そのままだと、左右フィラー(半円柱状のスペーサー)挿入時に干渉するので注意が必要です。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。