2019年10月14日月曜日

Cannondale キャノンデール MY2020 ディーラーショー SuperSix EVO/CAAD13/Topstone Carbon 試乗してきました

Cannondale CAAD 13

Cannondale SUPERSIX EVO

油圧ディスク+電動変速 乗り比べ
シマノvsスラム


以前のポストで、後述すると言ってから日が経ってしまいましたが、2019/7月中旬に「Cannondale MY2020 ディーラーショー(小売店向け展示会)」にお邪魔してきました。

MY2020に多くの新モデルを投入したCannondaleですが、試乗を経て店主が特に惹かれたのが「TOPSTONE CARBON」と「CAAD13(ディスクブレーキ仕様)」です。

特にCAAD13は、アルミ・ロードバイクとして新たなレベルへ上がった感。28cタイヤを装備していることもあり、乗り心地が非常にマイルドで荒れた路面でもトラクションが掛けやすい。ねじれ剛性は維持しながら、シートチューブの垂直方向をたわみ易くした統合的なデザインが機能していることが実感できます。

ちなみに、シートチューブの垂直方向たわみ易さは、エンデュランスロードのシナプス同等に設計されています。エントリー~ミドルレーシングバイクとしては勿論、フルフェンダーが取付けられるアイレットも備えていて、高速ツーリング/ブルべや通勤用としてもご活用頂けます。現代版スポルティーフ的な一台としてもよろしいかと。

前作CAAD10~12は、軽い乗り心地は気持ちよかったのですが、フォークオフセット等ジオメトリやワイヤルーティングにう~んといったところがあって、当店では積極的にお勧めしてきませんでした。また、CAAD12にはディスクブレーキ仕様もあったのですが、規格や設計面で中途半端感が否めませんでしたし。その辺りも新作CAAD13では、しっかり改善されて作りこまれています。

ただ、店主は「カーボンキラー」というキャッチフレーズは好きじゃありません。カーボンフレームは、グレード/積層/繊維方向/形状等で設計可能。一方、アルミはどうしても自由度に限りがあり比重面でも不利なので、CAAD13でも越えられない壁があります。ゆえに純粋なレースバイクを希望で、ご予算が許せば「SUPER SIX EVO」をお勧めします。

今回、結構な雨の中での試乗でした。本題から逸れますが、これは良い機会と思い、悪条件化で油圧ディスク+電動変速コンポのシマノ/スラムの比較ができたのは収穫でした。

余談ですが、こういう悪天候の場合は、アウトドア仕様のスマホは便利ですね。先日、結構なスピードで走っていたママチャリから落としてもちゃんと動いていますし。

Cannondaleの新モデル、詳細なインプレッションはシクロワイアードさんをご覧下さい。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。