2024年7月26日金曜日

DAHON K3 | ダホン ケースリー K3 × 強化リム 14インチ 20H ETRTO 16-254 × 強化スポーク リアホイール リビルド

DAHON K3 | ダホン ケースリー K3
強化リム 14インチ 20H ETRTO 16-254 × 強化スポーク
強化リム × 強化スポーク
フロントはアッシー交換
リビルドしたリアホイール
軽量フォールディングバイク「DAHON K3 | ダホン K3」。小径14インチホイールにもかかわらず、優れた操安性と軽快な走りを両立していることが人気の理由かと思います。

ただ、K3の後輪はサドル真下近くに配置されていて、体重の大半を受け止める構図です。また、小径ホイールの宿命で回転数も高く、繰り返し荷重に晒されます。走りが良いということで、ガッツリ乗り込まれるライダーさんだと、どうしてもここがウィークポイントに。

これまで当店では、スポークが飛んだ後輪を#13-14 バテッド&引張強度が高いスポークに入替てリビルドすることで対策してきましたが、今回はリムも変更して更なる強化を図りました。

そもそも14インチサイズは、キッズバイクが主です。体重のある大人&スポーツ走行用の高い内圧に耐えられるダブルウォールリムは、市場に殆どありません。今回探してきたモデルは、断面形状をワイド&ハイトアップして断面係数を稼いでいます。
Before:使用済み標準リム重量164g
After:新品強化リム重量230g
Before:使用済み標準リム
Before:使用済み標準リム

スポーツ自転車の場合、軽量化を狙うことが多い足回りですが、今回は、耐久性を上げるため、ワイド/ハイトアップ/肉厚化で164→230gと重量UP。ちなみに、元の標準リムは、ブレーキ当たり面の摩耗が進んで、Wear Lineに沿ってクラックが入っていました。

フロントハブ分解

フロントハブもベアリングがゴリっていたので、上手くすればベアリングのみ交換でイケるかと途中までバラシしましたが、ハウジング(ハブ)が変形していて同芯度が確保できないと判断。また、リムブレーキ面摩耗が進行していたので、経済性も考慮してアッシー交換することに。余談ですが、スピンドルは、緩み止めが塗布されているので熱入れしないと分解できません。

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

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お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。