Panaracer GRAVELKING R | パナレーサー グラベルキング R TUBED 品番:F728-GK-R-SX2 サイズ:700×28C ケーシング:TuffTex R 価格:7150円→完売 |
2024年春にフルモデルチェンジを果たした「GRAVELKING/グラベルキング」。注目されるのは、やはり新しいトレッドパターンを採用したフラッグシップ・TLRの「GRAVELKING X1/グラベルキング X1」かと。
そんな中、先のポストでも触れましたが、当店では、TUBEDの「GRAVELKING R | パナレーサー グラベルキング R 700×28C」をお勧めしてます。あまり日の目を見ないモデルですが、グラベルと言うよりもオールロード用途にマッチしたタイヤです。パナレーサーさんにも話を伺いましたが、「ツーリングやブルべ」ライダーを想定して開発されたとのこと。
店主は、28~35mm幅と太めなオープンチューブラーのバルーンな乗り心地が好みなのですが、この構造のタイヤが抱える大きな欠点に「装着性の悪さ」があります。そこで、加硫工法で装着性を担保しながら、同様なフィーリングが得られるモデルとして、「GRAVELKING R」が候補に挙がってきた次第。
サイドカットは多少目をつぶり、耐パンク性を担保しながら、しなやかな乗り心地を確保するとなると、必然的に薄いケース(≒サイドウォール)+適度な厚さのトレッドを組み合わせが頭に浮かぶかと思います。そう、それが「GRAVELKING R」なのです。
玄人ライダーから支持される、Rene Herse/ルネエルス「Extralight」同等の「TuffTex R」ケーシングを採用して、しなやかな走りを楽しめます。耐パンク&サイドカットに関しては、ビードtoビードで薄めな補強シートが1枚入っているようです。話を脱線させると、UNBOUND Gravel 2024に出場したRene HerseのJan Heine氏は、Extralight+TPUチューブの組み合わせでXL 350 MILEを完走しています。
ちなみに、30C~サイズで「TuffTex R」を採用したTLR「GRAVELKING R」も展開されていますが、気密性はスタンダードと遜色ないとの談。
重量面ですが、オールラウンドに使えるターマック向けロードバイク用クリンチャーだと、28c幅で220~250g/本なので、それよりもちょっと重めです。なお、GRAVELKINGのクリンチャーモデルは、フックレスリムに非対応なのでご注意下さい。
正直、突発トラブルを除き、スポーツ自転車用タイヤは通販で購入される方が多いので、店頭在庫する意味は薄いのですが、お求めやすい価格もあって店主気まぐれで入荷しました。
Panaracer GRAVELKING R | パナレーサー グラベルキング R TUBED(詳細SPEC)
品番:F728-GK-R-SX2
サイズ:700×28C
新ETRTO:28-622
ケーシング:TuffTex R
価格:7150円→完売