2024年10月6日日曜日

Cannondale Topstone Carbon 3 L Carbon CRB | キャノンデール トップストーン カーボン 3 L カーボンブラックカラー Sサイズ グラベル カーボンホイール&ハンドル 装備

Cannondale Topstone Carbon 3 L|キャノンデール トップストーン カーボン 3 L
カラー:Carbon CRB カーボンブラック
45mmハイト・カーボンホイール/ハンドル他 換装パッケージ
サイズ:SM(C-T458、適応身長160-175cm、T-T水平換算544mm)
合計額:完売

45mmハイト カーボンホイールへ換装

初代モデルから完成度が高く、Cycling weeklyでは10/10の満点を獲得した等、異色の出来とも言える「Cannondale Topstone Carbon |キャノンデール トップストーン カーボン」が第2世代/Gen.2へモデルチェンジ。傑作と謡われた前作の基本コンセプトをそのまま継続しながら、BB&ホイールで採用されていた独自規格の廃止等、改良が加えられています。

前作Gen.1からの主な変更点は、下記が挙げられます。
  • Aiオフセット廃止:ドロップドチェーンステー&一般的な12x142mm規格を採用することで、一般的なロードバイク用完組ホイールがそのまま適用可。
  • BB規格:BB30-83mm→BSAねじ切り68mmへ変更、クランク選択肢が拡大。
  • KINGPIN SUSPENSION/キングピンサスペンション:ベアリング→ブッシュへ変更、100g軽量化。
  • フレームジオメトリ:700C前提のデザインを採用。BB位置を低くして安定性向上&スタンドオーバーハイトも拡大。
  • タイヤクリアランス:700×42c→700×45cへ拡大(タイヤ実幅44㎜→50㎜ぐらい)。
  • シートポスト固定方法:スライドブロック式→バンド式へ変更。
  • FDワイヤリング:FDまでアウターワイヤがガイドするダイレクトルーティングに。
  • フロントフォーク:側面にアイレット(ダボ穴)が追加され、積載性UP。
自転車テクノロジーを追いかけている者の多くが考える、グラベルロードバイクへのリアサスペンション搭載。同社は、「KINGPIN SUSPENSION|キングピンサスペンション」で答えた形。低重心に配置された最大30mmフレックスする超軽量サスペンションが、トラクションを高めて快適性を向上させます。

ワイヤルーティングはインターナル仕様ですが、フルアウターで交換作業が容易、ドロッパーポストにも対応しています。
「Topstone Carbon 3 L」のコンポは、シマノ・GRXを搭載。「クランクもGRX」なので、変則的な調整が不要なのがグッドポイント。Smart Sense搭載でフロント&リアライトの電源管理が一元的に可能。対応するGARMINサイコンにも給電出来ます。

シリアスライダーだと気になる最大チェーンリングサイズですが、メーカーに確認したところダブルなら48T、シングルなら40Tとのことです。シングルの場合、チェーンラインや歯先形状によっては42Tがギリギリ納められるかもしれません。

公式サイトの宣材写真だと分かりにくいですが、Carbonカラーはグラデーションが施されており、中心部は明るい配色(≒ヌードカーボン)になってます。

余談になりますが、フラットマウント規格のキャリパは、リア三角への収まりが良い&六角レンチのアクセスが良好と言ったメリットがあります。その反面、同規格を制定したシマノは、M4ボルト径や取付ピッチを考慮して、ローター径はφ140/160までしか認めていません。MTBだとダウンカントリー用までといったところです。

一部で例外車体もあって、このグラベルバイク「TOPSTONE CARBON」は、最小ローターサイズをφ160で設計されて、標準アダプターでφ180に対応できます。ゆえに、干渉回避のために小さいサイズはシートステー外側にキャリパが取付けられているのです。よりアグレッシブな走りを望むなら、フロントφ180ローターへの換装をお勧めします。

グラベルバイクも用途によって細分化が進み、高速レース:SuperSix EVO SE/
Synapse、オールラウンド:TOPSTONE、キャンプツーリング:スチールフレームetcのような様相に。従来からCannonndaleは、斬新なアイデアをブッこんでくるメーカーですが、行過ぎ感があることも屡々。この「TOPSTONE CARBON」は、その辺のバランス取りを上手くまとめられた一台と言えます。

今回は、そんな優等生「TOPSTONE CARBON」にカーボンエアロリムやハイフレア角カーボンハンドルバーに換装した当店特別仕様車をご提案します。アプローチのターマックも速く、通勤やツーリングにも使いやすい実用性を兼ね備えたパッケージ。攻撃的なコクピット周りは、「パープル×ゴールド」で少し色気を足してみました。
SmartSense Light equipped
前後タイヤ:700x45c WTB Riddler TCS Light tires
テールライト:SmartSense Light equipped
アウトフロントブラケット追加
対応サイコン:Garmin/Bryton/Cateye(下面にGoProマウント)
パープル×ゴールドを挿し色にしたコクピット周り

便利なのは分かるんだけど、「SmartSense」は不要なんだよねというライダーは、潔くそれらデバイスを取っ払って、「Strap Rack Storage」へ換装することも提案してきました。ただ、標準付属する前後ライトをスタイリッシュかつ使い易くするのも一手かと思い、アウトフロントブラケットを追加。ライト角度の自由度と背面ボタンアクセスも改善しています。

アウトフロントブラケット仕様
対応サイコン:Garmin/Bryton/Cateye
下面:GoProマウント(脱着可)
カラー:パープル
ガーミン製 Cannondale Wheel Sensor 標準装備 
標準リム:WTB ST i23 TCS rims / 538g
換装リム:T700カーボン 45mmハイト / 445g

ホイールは、標準ではアルミ製ローハイトの「WTB ST i23 TCS rims」が装備されてますが、ハイト45mmのカーボン・ディープリムへ組替えました。勿論、外した元のアルミリムもお渡ししますのでスペアパーツ等にどうぞ。前後ハブは、堅牢な造りの「Formula cartridge bearing」をそのまま流用してます。

ハイトUPしながら、リム単体で538g→445gと93g/本の軽量に。スポーク長も短くなっているので、実際はさらに少し軽くなってます。左右スポークテンションを近づけるため、今回は下記のようなアセンブル。チューブレスレディ(TLR)にも対応してます。

フロント:逆イタリアン、DS3クロス、NDS2クロス
リア:JIS組、DS2クロス、NDS3クロス

カーボンリム仕様
  • ハイト:45mm
  • ホール数:28H
  • 内幅:21mm
  • 外幅:29mm
  • 最大タイヤ圧力:90psi
  • 素材:T700カーボン
  • 重量:445g/本(実測値)
フレア角度が大きめで今どきなカーボンハンドルへ換装済

標準アルミハンドル:Cannondale 3, butted 6061 Alloy, 16 deg flare drop / 335g
換装カーボンハンドル:T700/37 deg flare drop / 222g

標準のアルミ製ハンドルバー「Cannondale 3, butted 6061 Alloy, 16 deg flare drop」もフレアスタイル&上ハン偏平で使いやすいモデルです。BIKEPACKING.comの「Gravel Bars and Flared Drop Bars (Complete List)」を見ても分かるように、グラベル向けハンドルのフレア角度は25°前後がメジャーかと。

ただ今回は、より戦闘的なフレア角37°のカーボンハンドルへ換装。シフトワイヤ&ブレーキホースをハンドル内蔵にして、出口をステアリングコラム側にすることで、LEDライトとの干渉を回避。ライト裏側のボタンやケーブルアクセスも容易にしています。

ブラケット幅を狭くすることで、長いアプローチでの空力を稼いで、大きなフレア角度で下ハン幅も広く確保できているのでグラベルの下りセクションも抑えが効きます。ショートリーチ&ドロップ仕様なので日本人体格にもマッチするかと。カーボン製で重量も335g→222gへと113g軽量化してます。バーテープは、ゴールドグラデーションを巻いてます。

カーボンハンドル仕様
  • フレア角度:37°
  • ブラケット幅:380mm (C-C)
  • バー端幅:500mm (C-C)
  • ドロップ:80mm
  • リーチ:65mm
  • 素材:T700カーボン
  • 重量:222g(実測値)
インナーチューブ:ブチル→TPU化で133g→46gと87g/本の軽量化

インナーチューブは、標準のブチル製から軽量なTPUへ変更。気になる重量は、133g→46g/本と1/3に。足回りは、前述したカーボンリムとTPUチューブ換装で片輪180g、前後で360gもの軽量化を実現してます。グラベル&ダートで低圧運用したいライダーは、チューブレスレディで運用するのも一手です。
右チェーンステー:チェーンサックプロテクタ追加

正直なところ御守りレベルになりますが、右チェーンステーにはチェーンサックプロテクタ追加してます。今回は敢えて、あえてシマノ・GRX11sコンポーネントを搭載したベースバイクを選択しています。

その理由ですが、ロード11sまではスプロケット最ロー34tの「CS-HG800-11」等を選択すれば、フリーボディが「HG spline M (10/9/8-speed, MTB 11-speed)」に対応しており、モデルが豊富かつ割安で手に入る「MTB完組ホイール」と組合わせて、楽しむことが出来るからです。

余談ですが、MTB12sは「MICRO SPLINE」。ロード2×12sスプロケットは、「HG spline L2 (ROAD 12-speed dedicated)」or「HG spline L (ROAD 12/11-speed)」ボディのみに取付可能となっており、自ずと選択肢は狭くなります。

詳細SPECは、下記をご覧ください。
LOVE CYCLIST (旧モデル)

ベースバイク
Cannondale Topstone Carbon 3L | キャノンデール トップストーン カーボン 3L
カラー:Carbon CRB / カーボンブラック
メインコンポ:Shimano GRX 800/600 11-speed gravel group 
サイズ:SM(C-T458、適応身長160-175cm、T-T水平換算544mm)

換装&追加パーツ
前後カーボンリム
前後TPUチューブ
カーボンハンドル
バーテープ
アウトフロントブラケット
チェーンサックプロテクタ (右チェーンステー)

車体価格:410,000円
カーボンホイール/ハンドルetc価格:113,940円
合計額:完売
※ペダルは付属しません

※平たく申し上げると、Cannondale Topstone Carbon 3Lにカーボンホイール他へ換装しているにも関わらず、車体価格よりもお安いというバグった限定スペシャルオファーです。

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

その他、当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。