ORTLIEB Velocity 23L | オルトリーブ ヴェロシティ23L 左:初代 / 右:最新 |
完全防水バッグの代表格として絶大な信頼を誇る「ORTLIEB(オルトリーブ)」。縫い目からの浸水を防ぐため、糸を使わず素材そのものを溶着する製法を採用しています。「とりあえずORTLIEBにしとけ」と言うベテランライダー/ショップも多いかと。
中でも長年にわたり愛され続けているのが定番バックパック「Velocity(ヴェロシティ)」。程よいサイズ感で、背の低い方にもフィットします。発売以来4~5回のマイナーチェンジを経ていますが、基本的な設計は変わっていません。
発売当初は、同社の定番モデル「Messenger Bag」のひと回り小さいサイズとして登場しました。店主自身も初代モデルを通勤や海外出張に20年以上使用し、バックルを交換しながら使い続けてきました。
しかし最近、底面のプラスチックボードが当たる部分に穴が開いてしまい、しばらくダクトテープでごまかしていましたが、諦めて最新モデルへスイッチすることに。
ショルダーベルト比較 左:初代 / 右:最新 |
新旧モデルを比較すると、現行品はショルダーストラップが複合素材で作られ薄くなっております。ハイドレーションパック用のストロークリップが追加されている一方で、Dリング(Dカン)は省かれています。
長年の使用で穴が開いたバッグ底 |
現行モデルはバンパーガードで補強済み |
現行モデルは、ロールトップを留めるVelcro Fastenerが交換可能に ベロシティ ホック&ループ/Hook and Loop closure Velocity E234 |
MY2020年以降のVelocityは、ロールトップを留めるベルクロが交換可能に。面ファスナーがヘタってもE234パーツを入れ替えることでリフレッシュできます。
ちなみにVelocityは最近29Lモデルが加わり、17/23/29Lの3サイズ展開になりました。飛行機を頻繁に利用する方には、機内持ち込みギリギリのサイズを狙える29 Lが魅力的です。追加されたサイドジッパーで内部アクセスも便利ですが、防水性を最優先するなら従来仕様の17/23Lモデルをおすすめします。
20年前とは異なり、今日では「防水バッグ」とWEB検索をかけるとAmazonをはじめ多くの製品がヒットします。しかし、高い耐久性や背面フォームパッドを備えたモデルは、この「Velocity」くらいしかないかと思います。
※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。
当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。
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