2024年6月10日月曜日

「LAND CRUISER CHANNEL / ランクルちゃんねる」 不変技術 構築の憧れ

【開発者が語る】ランクルの足回り「プラットフォーム」を徹底解説!
【ランクルゼミナール】#23
から

2019年頃から、Youtube「トヨタイムズ」等でオウンドメディアに力を入れるトヨタ自動車。その中でも、様々なコンテンツを提供しているのが、「LAND CRUISER CHANNEL / ランクルちゃんねる【トヨタ公式】」。

店主的に面白かったのは、近頃はロボット宇宙関係で露出が多い「片岡史憲」氏が出演されている下記2本の動画。同氏が携わった技術は、目に見えにくいものかもしれませんが、長期にわたって広く使われ続ける、変わらない価値を持っています。これはまさに技術的な傑作と言えるでしょう。自転車だと、「シマノ・内装3段ハブ」が挙げられるかと。

本動画では、分かりやすいよう平易な言葉で説明されていますが、端々に「独懸(独立懸架式)」 や「号口」といった業界用語が混じってクスっとさせられます。また、社内プレゼン用だろうパワポ資料に一部モザイクを掛けて引用されたりで、エンジニア系オジサン心も擽られます。

また、ピッチングによって脳や目線が揺さぶられて、疲労につながることが紹介されていますが、自動車タイヤメーカーと同様な研究が進められていたんだなとも。自転車やランニングシューズメーカーが、ユーザー快適性を謳う際の疲労評価に応用できる指標かもしれません。

その一方、新型ランクル70/250の発売に合わせて、各開発責任者が開発秘話や苦労話を語る動画もUPされています。高い信頼性やブランド力を持つ「トヨタ自動車」の「ランクル」でさえ、スペックでなく「ストーリー」や「文脈」を謳わなければ、商品力を訴求出来ない時代になったとも言えます。

ただ、そういったナラティブなマーケティングは、昨今に始まったものでは無く、旧くは「ガマの油」や「奴らはラーメンじゃなく、情報を食ってるんだ!(ラーメン発見伝)」が想起されるのです。


※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

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