2024年6月4日火曜日

Tern Vektron S10 × Market Basket × MIK Click System | ターン ヴェクトロン S10 × マーケットバスケット klickfix KorbKlip → MIK システム換装 カスタム

Tern Vektron S10 × Market Basket × MIK
ターン ヴェクトロン S10 × マーケットバスケット
klickfix KorbKlip → MIK システム換装
Market Basket + MIK アダプター

フォールディング・E-BIKE、「Tern Vektron S10 × Market Basket」の組み合わせをご活用しているオーナー様から、「リアバスケットがワンタッチで脱着できるのは便利だけど、もう少し堅牢に固定できないか?」とご相談を受けました。

バスケット本体に破損は見受けられず、話を伺うと、重めな積載した際にバスケット固定がズレてしまうとのこと。コストも勘案して、今回は「klickfix KorbKlip → MIK」へアダプターを換装して、取付位置が一元的に決まるようにしました。

バスケット底板:MIKアダプタ取付状態
ラック側:MIK Carrier Plate
バスケット側:MIK Adapter Plate

MIK」ユニバーサル クリック システムは、BasilとMassloadによって設計されたプラットフォームですが、近年シェアを伸ばしています。

Before:リアラック
Before:バスケット底面/KorbKlip
Before:バスケット取付状態
Before:バスケット取付状態

Before:バスケット取付状態

元の「KorbKlip」システムは、シンプルな構成が特徴。バスケットを外したとき、ラック側にアダプタの類が残らずクリーン。また、バスケット固定位置の自由度も高めです。

KorbKlipは、二本棒の弾性力でラックを咥える仕組み。初代KorbKlipは、バー保持部が長穴で調整容易な反面、外れやすいのが難点。本家「RIXEN & KAUL/リクセン&カウル」の商品は、すでに「KorbKlip→KorbKlip 2」へ改良が進んでます。

KorbKlip→MIKアダプター換装
作業過程:バスケット位置確認
作業過程:バスケット位置確認

近年、Klickfix/Racktime/MIK/MTX等のワンタッチ固定プラットフォームは、互換性を高めていますが、情報が乏しく、ラックやバスケット底面の形状にも左右されるため、コンバート可否は現物で確認するしか手段がありません。

今回は、アダプターの取付ピッチが元穴と共通でしたので、大きな追加工無しで交換が出来ました。取付制約が多いラック側「MIK Carrier Plate」の位置を決めたのちに、バスケットの「Adapter Plate」を仮付けする工程順。バスケット底板がオフセットしているので、乗車時にライダー太ももが干渉しないか等を確認する必要があります。

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。