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Tern Vektron S10 × Market Basket × MIK ターン ヴェクトロン S10 × マーケットバスケット klickfix KorbKlip → MIK システム換装 |
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Market Basket + MIK アダプター |
フォールディング・E-BIKE、「Tern Vektron S10 × Market Basket」の組み合わせをご活用しているオーナー様から、「リアバスケットがワンタッチで脱着できるのは便利だけど、もう少し堅牢に固定できないか?」とご相談を受けました。
バスケット本体に破損は見受けられず、話を伺うと、重めな積載した際にバスケット固定がズレてしまうとのこと。コストも勘案して、今回は「klickfix KorbKlip → MIK」へアダプターを換装して、取付位置が一元的に決まるようにしました。
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バスケット底板:MIKアダプタ取付状態 |
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ラック側:MIK Carrier Plate |
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バスケット側:MIK Adapter Plate |
「
MIK」ユニバーサル クリック システムは、BasilとMassloadによって設計されたプラットフォームですが、近年シェアを伸ばしています。
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Before:リアラック |
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Before:バスケット底面/KorbKlip |
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Before:バスケット取付状態 |
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Before:バスケット取付状態 |
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Before:バスケット取付状態 |
元の「KorbKlip」システムは、シンプルな構成が特徴。バスケットを外したとき、ラック側にアダプタの類が残らずクリーン。また、バスケット固定位置の自由度も高めです。
KorbKlipは、二本棒の弾性力でラックを咥える仕組み。初代KorbKlipは、バー保持部が長穴で調整容易な反面、外れやすいのが難点。本家「RIXEN & KAUL/リクセン&カウル」の商品は、すでに「KorbKlip→KorbKlip 2」へ改良が進んでます。
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KorbKlip→MIKアダプター換装 |
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作業過程:バスケット位置確認 |
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作業過程:バスケット位置確認 |
近年、Klickfix/Racktime/MIK/MTX等のワンタッチ固定プラットフォームは、互換性を高めていますが、情報が乏しく、ラックやバスケット底面の形状にも左右されるため、コンバート可否は現物で確認するしか手段がありません。
今回は、アダプターの取付ピッチが元穴と共通でしたので、大きな追加工無しで交換が出来ました。取付制約が多いラック側「MIK Carrier Plate」の位置を決めたのちに、バスケットの「Adapter Plate」を仮付けする工程順。バスケット底板がオフセットしているので、乗車時にライダー太ももが干渉しないか等を確認する必要があります。
※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。