モトクロス系・電動スクーター |
PXiD ニューモデル |
上海で開催された「CHINA CYCLE 2024」へ出張してきました。店主が2007年に訪中した際は、電動オートバイが普及し出したタイミング。当時、現地の方から内燃機関と電動の見分け方は、「ヘルメットを被っていないのが電動」と教わり、街中を眺めてみると普及率は30%程度だったと記憶しています。今やそれがほぼ100%に。
オートバイ(=スクーター)の電動化拡大に伴い、オートバイと自転車におけるフレームやパーツメーカー間の垣根が低くなりました。そんな状況が背景になって、「電動アシスト自転車」と「電動スクーター」が入り混じった展示に。その中でも、モトクロス系電動スクーターが目に付きました。日本国内だと「Sur-ron」が有名かと。
それらのレンジは70~90km、車輪トルクは400Nmを超えるモデルも存在します。ブースを回っているとDHバイクは、これら電動モトクロッサーからバッテリーとモーターを外せば良いんじゃないかと少々乱暴な発想に行き着きます。ええ、皆さんの言いたいことは分かります、それが20年前の「Honda RN01」だと。
全固体電池が実用化され現実的なコストになると、航続距離が飛躍的に伸びることが予想されます。そうなると、日本国内も現在主流の「人力ハイブリッド」な電動アシスト自転車から、ペダリング不要なパーソナルモビリティ(E-PMV)へ移行するだろうというのが店主見立て。EV用バッテリーのリサイクルの受け皿としても有望だからです。
サイクリング・アパレルですが、「新素材用いた綺麗な縫製」や「トップライダーとのR&Dによる新しいアイデア」が反映されている点では、欧州の有名ブランドが先んじています。一方、スキニーフィット/丈長さ/グラフィック等は、アジアブランドもキャッチアップ済でコモディティ化が進んでます。
LEM VENETTO |
業績不振で一度消滅した?、伊ヘルメットブランドの「LEM」は、中国企業の資本で再興されたのかと。新作「VENETTO」は、他社モデルの良いとこ取りしながら上手くまとめた印象。
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台北ショーでも見かけることが増えた、インド系メーカー。自転車メーカーが最終組立工程を欧州に戻す動きもあり、サプライヤとして地理的に有利な側面があるのかもしれません。自転車用タイヤ製造で操業した「RALSON」ですが、近年ではトラック用のTBR製造に力をいれており、工場設備も近代的です。
中国ブランドのE-Bikeのモーターユニットメーカーは、お馴染み「BAFANG」が筆頭に挙げられますが、近年「ANANDA」が存在感を高めています。ただ、「AMANDA」さんと空目してしまうのが厄介な処。
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Ralson Tyres |
台北ショーでも見かけることが増えた、インド系メーカー。自転車メーカーが最終組立工程を欧州に戻す動きもあり、サプライヤとして地理的に有利な側面があるのかもしれません。自転車用タイヤ製造で操業した「RALSON」ですが、近年ではトラック用のTBR製造に力をいれており、工場設備も近代的です。
Holland Mechanics |
AIRLINE ASSEMBLY CONVEYOR |
自転車組立用の産業機械を揃えるオランダの「Holland Mechanics B.V.」。中国にも支社があるようです。近年の組立工場は、地面に据え付けるベルトコンベア式でなく、吊下げ式の導入が進んでいます。E-Bike対応と、生産量に合わせライン長を変更できる自由度がその理由かと。
ゴーゴーカレーならぬ「GOGOBIKE」 |
何処となくTeslaな「TAILG」 |
本家「OAKLEY」 |
Okuley Electric Scooters/Ningbo Huidong New Energy Technology Co., Ltd. |
スノーモービル風 電動キックボード |
スノーモービル風のキックボードが目に留まった「Okuley Electric Scooters」。やっぱり、発音は「オークリー」なのでしょうか?。このようなネタは、「ITEK」を展開するShine Wheel Ind.,Corp.が店主脳裏に浮かびます。ちなみに、2010年代初頭の台北ショー・ITEKブースは、看板も撮影禁止な程ピリピリしていましたが、市民権を得たのか?最近ではそんなことも無くなりました(笑)。
Lewis Disc Brakes |
Lewis LHT Ultimate Brakes |
Pinkbikeでも取り上げられ、気になっているMTBerも多いかと思われる「Lewis Disc Brakes/ルイス ディスクブレーキ」。「Trickstuff Maxima」のクローンとも揶揄されていますが、CNCでゴリゴリ加工された外観は男心が擽られます。日本国内の代理店さんも正式に決まったようです。
BAFANG |
ANANDA |
中国ブランドのE-Bikeのモーターユニットメーカーは、お馴染み「BAFANG」が筆頭に挙げられますが、近年「ANANDA」が存在感を高めています。ただ、「AMANDA」さんと空目してしまうのが厄介な処。
CES 2024で公開済の「Yadea Cocoa」 |
欧州市場で成長したE-CARGO・バイクは、普及が進んで珍しくない存在に。構造的な落とし処もほぼ決まり、アメリカン三大メーカーも参入するなど、市況は既にレッドオーシャンなフェーズに突入した感。
※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。
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