2024年12月12日木曜日

2024/12/12(木) 10~22時「十二日まち」 開催に伴う 旧中山道 車両通行止 および 交通規制のおしらせ

交通規制図

2024/12/12(木)は、調神社境内及び旧中山道周辺で開催される「十二日まち」に伴って、旧中山道 田島大牧線交差点~岸町公民館交差点及び調神社周辺道路で車両通行止め&交通規制が掛かります。自動車&自転車でご来店予定のお客様は、ご注意下さい。っと思ったら、当店定休日でしたのであしからず。

車両通行止
12月12日(木)10:00~22:00
旧中山道 田島大牧線交差点~岸町公民館交差点及び調神社周辺道路
交通規制図はこちら(PDF)

「十二日まち」関して、詳しくは下記WEBサイトをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2024年12月11日水曜日

Voluptas | ウォルプタース スチール カイセイ8630R クロモリ リムブレーキ ロードバイク シマノ ULTEGRA アルテグラ Di2 6770 R8050 ミックスアセンブル

Voluptas | ウォルプタース スチール クロモリ リムブレーキ ロードバイク
シマノ ULTEGRA Di2 6770 R8050 ミックスアセンブル

2011-2012で構想/設計/製作した「Voluptas/ウォルプタース Di2インターナル仕様」。元々、ULTEGRA/アルテグラ 10s Di2 6770で組み上げましたが、R8050をミックスアセンブルしたりと実験用のテスト車体になっています。

「カイセイ8630R」チューブに、リムブレーキ仕様のオーソドックスなアセンブル。料理で例えるなら、ステーキや寿司のような派手さは無いけど、手の込んだ「肉じゃが」のような味わいかと。見た目こそ地味かもしれないが、安心感と飽きることがない魅力があります。

当時では珍しい、Di2専用のスチールフレームで、E-Tubeは内蔵仕様。Di2ゆえ、コラム中心から離れたSTレバーにシフトワイヤ巻取機構が無く軽量。且つ、フォーク先端にディスクブレーキキャリパのような造物が無いこともあって、ステア慣性が小さくハンドリングが機敏です。

また、ステアリングに掛かる張力が、Wレバー時代と同じブレーキワイヤのみと言うのも、雑味の無い良好なフィーリングに寄与してます。付け加えると、ブレーキレバーが横方向に遊びが無く、リニア感が高いのもDi2のメリットに挙げられます。

ドライブトレーン:52/38t × 11-30t

ちなみに、Low 28-34Tに対応したロングケージの「RD-R8050 GS Di2 11S」は、早くも生産終了しており、残りは市場在庫のみとなっております。11s世代のDi2ユーザーで、ワイドギア化を考えている方はお早めに。

バーテープ:OFF THE FRONT / オフ・ザ・フロント

バーテープは、故・森師匠も愛用していたことで知られる「OFF THE FRONT(オフ・ザ・フロント)」。とっくの昔にディスコンになっており、オタク臭全開の一品。テープ全長が、当時のハンドルバーに合わせられているので、今どきの形状に巻くとなると肩までしか届きません。オーバーラップを少なめにして、ギリギリ帳尻を合わせています。
TPUチューブ

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、在庫表をご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2024年12月10日火曜日

Stan’s NoTubes ZTR CREST MK3 28H × INDUSTRY NINE Torch front | スタンズ クレスト MK3 リム × インダストリーナイン トーチ フロントハブ 27.5 650B MTB 手組 ホイール ビルド

Stan’s NoTubes ZTR CREST MK3 28H × INDUSTRY NINE Torch front
Stan’s NoTubes ZTR CREST MK3 28H
INDUSTRY NINE Torch front

オーナー様から部品支給で、27.5/650B・MTBフロントホイールのビルドを承りました。エアロ/重量/ホイール強度/テンション均等化etcのどれを優先するかで、編み方も変わります。

今回は、ディスクブレーキ仕様で振れを抑えたい要望を踏まえて、左右スポークテンションを近づけるため、「逆イタリアン/DS3クロス/NDS2クロス」でホイールビルド。

リム: Stan’s NoTubes ZTR CREST MK3 28H 27.5/650B 
ハブ:INDUSTRY NINE Torch 28H
スポーク:DT SWISS #14 プレーン チャンピオン

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2024年12月9日月曜日

Bridgestone HELMZ | ブリヂストン ヘルムズ H1X Strong Mirror Silver × iRC JETTY PLUS × Panaracer PURPLE LITE TPU チューブ 快速 街乗りクロスバイク カスタマイズ

HELMZ | ヘルムズ H1X Strong Mirror Silver
× iRC JETTY PLUS × Panaracer PURPLE LITE TPU チューブ

日常の足用にと、オーナー様が中古で入手された「HELMZ | ヘルムズ H1X」のリフレッシュ&カスタマイズをご依頼頂きました。入庫時は、ほぼ吊るしのパーツ構成。ベテランサイクリストのオーナーからは、大まかな希望をお聞きして、あとは店主お任せで作業を進めました。支給&手配パーツを組み込み、草臥れた箇所を最小限で交換しました。

ブレーキレバー:PAUL E-Lever

前後ブレーキキャリパ:シマノ BR-R451
チューブ:Panaracer PURPLE LITE | パナレーサーパープルライト TPU チューブ

呼び寸法700*35cと太めなタイヤを履かせることもあって、足回りを軽量化するため、TPUチューブの「Panaracer PURPLE LITE | パナレーサーパープルライト」に。ナローリムなので、当初は23~32Cサイズをストレッチ気味に装着しようかと考えていましたが、アルミ製とは言えリムブレーキゆえ、熱容量を確保するため32~47Cサイズを選定しました。パッと見た限りは、RideNowの最新モデルとよく似ているような無いような…。

ホイール:シマノ WH-RS80-A-C50
iRC JETTY PLUS
元の標準タイヤは、耐摩耗性が高くマイルは稼げる反面、固めな乗り心地のモデルが装着されていました。クリアランス確保しつつ最大幅ムチムチがオーナー希望。ただ、実幅35mmまで欲張ると、トレッドが厚いタイヤだと干渉しそうです。新ETRTO 35cタイヤを、内幅15mmのナローリムと組み合わせて実幅33~34mmを狙うことに。

今回のタイヤは、コストを抑えながら、軽快感を確保しようと「iRC JETTY PLUS」に。製造プロセスを全面的に見直して、グッと現代的なモデルへ進化しています。丸いプロファイルで、同社METROを薄くしたような仕上がり。エントリークラスながら、しっかりグリップするのでコーナーリングも安心です。

ただ、長いスピュー(ヒゲ)が、ブレーキシューやフレームと干渉して要カットなのが欠点。製造側の事情は読み取れますが、押出口金の見直し等でボリュームを少し落として貰えると手間が省けて助かります。

過去に「新ETRTO ロードバイク タイヤ事情」でも触れましたが、新ETRTOタイヤとナローリムのややこしい関係。メーカーやビードフック形状にも左右されますが、32c以下だとリム内幅が基準値比±2mm違うと、タイヤ実幅±1mmに増減するので、下記式でおおよそ算出できます。

タイヤ実幅=(実際のリム内幅-新ETRTO基準リム内幅)/2+タイヤ呼び幅

例えば、新ETRTO準拠28Cタイヤを内幅17mmリムに装着することを想定すると、タイヤ実幅=(17-19)/2+28=27mmとなります。また、今回のような35C以上のタイヤをナローリムに組み合わせた場合は、係数が変わり、タイヤ実幅=(15-23)/4+35=33mmと算出されます。


取付後の実測値ですが、狙い通り33mm弱、径成長すると34mmと見込み通りとなりました。まあ、そんな面倒は省いて、AIアシスタントに聞いてもらっても良いですが(笑)。

SDGsなチェーンステーのプロテクター

チェーンステーに貼られていたプロテクターが欠損。貼りかえるにも、この車体は粒子が入った粗い塗装が施されているので、シールタイプは定着しません。結局、ロード廃タイヤをリサイクル。MAXX SHIELD仕様ゆえ丈夫です。

After:Fブレーキ クリアランス
After:Rブレーキ クリアランス
After:チェーンステー クリアランス


前後クイックリリースレバー:シマノ WH-RS300 流用

支給ホイール「シマノ WH-RS80-A-C50」に前後クイックリリースレバーが付属していなかったので、同社製の補修用クイックレバーを選定。アルテグラグレードゆえ仕上げも綺麗です。軽さや華やかさはありませんが、素材や締結力を理由にシマノorカンパ製レバーを当店ではお勧めしてます。

BB:シマノ BB-UN300

BBは、「NDS/左フランジアダプター」が金属製の「BB-UN300」へ換装。リップシールが奢られ、耐久性も期待できます。シマノ製カートリッジBBは、異音防止やフレーム精度のバラツキ吸収する狙いか、以前は樹脂製アダプターもありましたが、緩みやすかったのも事実。本モデルは、アダプターに緩止めが広範囲に塗布されています。

Before:HELMZ | ヘルムズ H1X Strong Mirror Silver
Before:Fブレーキ クリアランス
Before:Rブレーキ クリアランス
Before:タイヤ 旧ETRTO 700×32C
Before:Fリム
Before:Rリム

今回のチューニングを経て、キビキビ感がUPした仕上がりになりました。既にディスコンの「HELMZ」。前下がりの逆スローピングが特徴な前三角を持ったフレーム。拘りが反映されたオリジナルパーツ群含め、バブリーとも捉えられるシリーズでした。量産車体において、こんな手の込んだクロスバイクは、再び量産されることはないだろうと店主は遠目に思うのです。

ベースバイク
HELMZ | ヘルムズ H1X
カラー:T. Strong Mirror Silver / T.ストロングミラーシルバー

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、在庫表をご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。