2025年7月17日木曜日

上海 豫園 / 豫园 / 豫園商城 | CHINA CYCLE 2025 出張記

豫園エリア 入口

2025年5月のゴールデンウィーク明けに、上海のSNIECで開催された「CHINA CYCLE 2025」へ出張してきました。ショー最終日は15時に閉場するため、帰国する深夜便まで時間があります。

当初は、現地に入ってからスマホを使って検索する予定でしたが、上海滞在中はオフラインだったため、観光音痴な店主でも知っている地名(=駅名)のエリアに行くことにしました。「人民広場/人民公園」の次に訪れたのが、こちらの「豫園」です。

地下鉄を降り、「豫園駅」構内にある地図を確認し、この辺りではないかと見当をつけました。その後、地上に出て、目に入るアイコン的な高層ビルを目印に方角を定めながら進み、何とか豫園らしき場所にたどり着くことができました。

豫園商城 入口

モバイルインターネットが普及していない前時代的な手段で到着した「豫園」。正直、店主の豫園に関する予備知識は、「曲がりくねった橋」しかなく、観光の目玉に達したかも定かではありません。当日は、大雨だったので、雨宿りを兼ねて早々にマクドナルドへ。

欧州からの観光客が多い印象でした。中国の「一帯一路」に関係が深い国では、空港の出入国手続きがファストレーンで優遇されているようだったので、それも一因かもしれません。


曲がりくねった橋
豫園エリア 入口

なお、帰国後に調べてみると、どうやら店主が訪れたのは「豫園商城」だったようで、本丸である庭園の「豫園」にはたどり着けていなかったようです。

なお、当店の「CHINA CYCLE 2025」関連記事は、コチラをご覧ください。


※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。 

2025年7月16日水曜日

CHENFAN / INNRACK 自転車積載 ルーフラック ヒッチラック | CHINA CYCLE 2025 出張記

CHENFAN ブース

2025年5月に上海で開催された「CHINA CYCLE 2025」へ出張してきました。台北ショーでも、日本国内では展開されていないブランド&メーカーのルーフ/ヒッチラックをチラチラ見かけますが、本ショーでは更に多くのブースが出展していました。

CHENFAN ブース
CHENFAN ブース
TERAYSUN ブース
キックボード積載のソリューション提案
INNRACK ブース
INNRACK ブース

INNRACKブースでは、おそらく地上で積載→そのまま屋根に持ち上がる機構を備えたルーフラックがありました。同アイデアの商品は、以前に別メーカーから販売された店主の当てにならない記憶があるのですが、現在市場では流通していないようです。

なお、当店の「CHINA CYCLE 2025」関連記事は、コチラをご覧ください。

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

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2025年7月15日火曜日

RE 而意 アールイー 北京 三里屯太古里南区店 / 三里屯STATION店 | EUROBIKE 2025 出張記

RE 而意 / 三里屯太古里南区店
北京市朝陽区三里屯路太古里南区19‐5 1F S5-15号

2025年6月下旬、ドイツ・フランクフルトで開催された「EUROBIKE 2025」へ出張してまいりました。日本へ帰国途中の北京で短期入国して、PEKから近い朝陽区にあるショッピングモール、「太古里三里屯/Taikoo Li Sanlitun」を訪れました。

北京の東エリアで注目を集める本ショッピングモールには、上海の店舗にもお邪魔した自転車ライフスタイル店「RE(而意/アールイー)」さんが2店舗も構えられています。

RE 而意 / 三里屯太古里南区店 テラス席
RE 而意 / 三里屯太古里南区店 ブロンプトン
RE 而意 / 三里屯太古里南区店 エントランス
RE 而意 / 三里屯太古里南区店 店内

同社は、「自転車 × アパレル × カフェ」の複合業態で展開しているのが特徴です。車体は、同社オリジナルのCICLOREに加え、Bromptonも取り扱われています。太古里三里屯の店舗は、上海で訪れた「浦東嘉里店」や「张园店」と比べるとややコンパクトながら、テラス席や広々とした駐輪スペースが設けられており、開放的な雰囲気を感じさせます。

RE 而意 / 三里屯STATION店
北京市朝陽区三里屯太古里南区1F S08 East S5-150-1
RE 而意 / 三里屯STATION店
RE 而意 / 三里屯STATION店

三里屯太古里には、上記店舗に加えて「三里屯STATION店」も展開されています。本店舗は、20フィートコンテナを連結して構成されたカジュアルな設計となっており、テイクアウト利用や短時間の休憩に適した施設です。三里屯太古里をご訪問の際は、ぜひお立ち寄りいただき、店舗の雰囲気をご体験下さい。


当店の「EUROBIKE 2025」関連記事は、コチラをご覧ください。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2025年7月14日月曜日

SHIMANO | シマノ ブース XTR M9200 / XT M8200 / DEORE M6200 / Q’AUTO(クォート)自動変速システム / GRX RX827 / PRO Tharsis EVO Handlebar | EUROBIKE 2025 出張記

EUROBIKE 2025 シマノ屋内ブース

2025年6月下旬、ドイツ・フランクフルトで開催された「EUROBIKE 2025」へ出張してまいりました。屋内外共に最大スペースのブースを構え、他社を圧倒する存在感を誇っていたのがシマノさん。

そこには多くの業界関係者が集まり、同社が欧州に築いてきた広範なコミュニティの存在感を強く感じさせられました。中国市場を除き、世界的に景気の悪い話が絶えない自転車業界を反映して、出展を見合わせる大手ブランドも散見されます。

シマノの大掛かりなブースを拝見していると、そんな状況に屈することなく、関係者を札束でビンタして「弱音を吐くな」とでも言わんばかりの気概とも捉えられました。

同社はEUROBIKEの開催に合わせ、6月上旬より「XTR M9200 / XT M8200 / DEORE M6200 / Q’AUTO(クォート)自動変速システム / GRX RX827」と新製品を週ごとに矢継ぎ早に発表しました。本ブースでは、それらが中心に展示され、加えて新型のSPD/SPD-SLシューズも公開されました。

Cannondale Moterra SL LAB71 E-MTB
モーターユニット:シマノ EP8
サスペンションユニット:FOX
コンポーネント:XTR M9200
電動シフト・Di2仕様の「XTR M9200シリーズ」が投入されたことで、
EP8の「AUTOSHIFT/FREESHIFT」の本領が発揮される土壌が整ったと言えます
1×12速フルワイヤレスDi2グラベルコンポーネント:GRX RX827
RD-RX827-SGS
GRX RX827の概要
  • 完全ワイヤレスDi2:RDにバッテリーを内蔵し、ケーブルレスでシフト操作が可能
  • 1×12速専用設計:フロントシングル構成に最適化
  • MTB由来の堅牢性:XTR M9200の技術を継承、衝撃復帰機能やスキッドプレート搭載
  • 既存ST-RX825と互換:レバーはそのまま、RD交換のみでフルワイヤレス化が可能
注意点
  • ホイールのフリーボディがMICRO SPLINEである必要あり
  • RD-RX827はロングケージのみで、10-51T専用
O2FEEL Equo Roland-Garros E-Cargo Bike
モデル名に合わせてテニスラケットとボールを配って展示
PD-EF205 ペダル:樹脂プレートで隙間を埋めたフラットな面構造
日本国内での人気はイマイチですが、このようなバイクと合わせると最適

E6100 CARGO と ALTUS 9s の組み合わせ
シマノ ブース
ORBEA KEMEN TOUR 30
ザ・欧州 コミュータ E-BIKEの佇まい
ビルドイン・フロントライト
ORBEA KEMEN TOUR 30
EP6 と CUES U4000 9s の組み合わせ

店主好みの「ORBEA KEMEN TOUR 30」。コクピット周りのケーブルは内装処理されており、外観はすっきりとしています。前後ライト、フルフェンダー、リアラックが標準装備。日本の道路環境ではフロントサスペンションは不要かもしれませんが、派手さはないものの、こうしたE-BIKEこそが現実的で使い勝手に優れていると感じます。ただ、円安の影響もあり、€3,499≒約60万円のプライシング。

PRO Tharsis EVO Handlebar
5色展開のデカールキット
PRO Tharsis EVO Handlebar
PRO Tharsis EVO Handlebar

ショー開催に合わせて公開された「PRO Tharsis EVO Handlebar / シマノ プロ タルシス エボ ハンドルバー」。新型XTR M9200に最適化されており、「PRO Tharsis Stem」との組み合わせでスマートなインターナルルーティングを実現。また、5色展開のデカールキットも用意されて、PD-GR400 ペダルとマッチカラーが可能になってます。

シマノ メカニック ブース
シマノ ブース 2F ミーティングスペース
シマノ 屋外 テストライド ブース
新型 XTR M9200搭載バイクが目玉になっていました
GRX RX827 搭載 グラベルバイクもズラリ
GRX RX827 試乗車
2x仕様のGRX RX825 試乗車
2x仕様のGRX RX825 試乗車

屋外にある同社のテストライド・ブースも大規模で、新型のXTR M9200やGRX RX827を搭載した試乗車が大量に並べられていました。

本ショーへの出展は、SHIMANO EUROPE B.V.が主導していたこともあり、日本人スタッフの姿はほとんど見かけませんでした。シマノは、2024年に組織構造の再編と人事戦略の刷新を行っており、より現地化が進んでいるのかもしれません。


当店の「EUROBIKE 2025」関連記事は、コチラをご覧ください。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

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