2025年6月30日月曜日

SRAM / microSHIFT / S-Ride R620/ST-R600 コンポーネントメーカー ブース | CHINA CYCLE 2025 出張記

SRAM ブース

2025年5月に上海で開催された「CHINA CYCLE 2025」へ出張してきました。今回は、コンポーネントメーカーの「SRAM / microSHIFT / S-Ride」ブースをご紹介します。

SRAM/ROCKSHOX/TRUVATIV/ZIPP/QUARQ/TIME/HAMMERHEAD/velocio 

SRAMは2002年以降、M&Aを進めることで着実に自社ポートフォリオを埋めており、直近2022年にはHAMMERHEADとvelocioを買収して傘下に収めています。同社は、この10年余り、ミドルグレード以下の製品を大胆に削減し、ハイエンド市場への注力を進めてきました。しかし最近では、ミドル域への再拡充を模索しているように思えます。

TREK / GIANT
Specialized
Pinarello / PARDUS グラベルバイク
BROSS ロードバイク
Decathlon ROCKRIDER MTB

ブースには、同社がコンポーネントをOE供給する車体が展示されていました。CHINA CYCLEならではの配慮があった可能性もありますが、PARDUSやBROSSといった中国ブランドのデモバイクも、全体の約3分の1を占めていました。

microSHIFT ブース

台湾に拠点を持つお馴染みの「microSHIFT」。我々はどうしても新興の中国製電動コンポーネントに注目しがちですが、同社はCOVID-19のパンデミック期、シマノ製コンポーネントの供給不足を背景に、クロスバイクやエントリー価格帯のロードバイク・MTB向けのOE供給を行い、着実にシェアを拡大したメーカーと言えます。

ちなみにメインランドチャイナには、少々紛らわしい「microNEW」がありますが、両社に資本関係はなさそうです。

S-Ride Bicycle Components Co. ブース
S-Ride Bicycle Components Co. ブース
ST-R600

過熱する電動コンポーネント市場から距離を取るのが、「S-Ride Bicycle Components Co.」。今回は、「R620シリーズ」として、ブリフター/FD/RD/CS構成のロード用・2x12sグループセットを発表しました。

なお、当店の「CHINA CYCLE 2025」関連記事は、コチラをご覧ください。


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年6月29日日曜日

中華ブランド ロードフレーム考察 2025 PARDUS/ROCKWOLF/KUOTA/AVENGER/ONIRII/ELVES/GIRDER/SAVA/ROLLINGSTONE/ SUNPEED/QUICK PRO/ELILEE | CHINA CYCLE 2025 出張記

PARDUS ブース

2025年5月に上海で開催された「CHINA CYCLE 2025」へ出張してきました。2024年に引き続き今回も中国ブランドのアナログバイクを早足ですが、グルっと拝見してきました。今回は、「PARDUS / ROCKWOLF / KUOTA / AVENGER / ONIRII / ELVES / GIRDER / SAVA / ROLLINGSTONE / SUNPEED / QUICK PRO / ELILEE」をご紹介します。

PARDUS GOMERA EVO 中国ナショナルチームカラー
Pardus Robin Evo
PARDUS ブース:MTBを拡充

有名ブランドのOEM/ODMを多く手掛ける「PARDUS」。2025年は、イタリアのUCI Pro Team「Team Solution Tech - Vini Fantini」をスポンサードしています。

MERIDA / GIANT ブース 
ROCKWOLF ブース
KUOTA ブース
KUOTA K-UNO:シマノ R7170組で7.7kg
AVENGER ブース
AVENGER Shuttle
ONIRII BIKE ブース
上段:ELVES Falath EXP / Pingtan Continental Pro Cycling Team カラー
下段:ELVES AMANYAR TF3 TTバイク
GIRDER CYCLE FAME
SAVA ブース
SAVA ブース:MTBを拡充
ROLLINGSTONE ブース
SUNPEED Bikes
QUICK PRO GR:One

ELILEE ブース
ELILEE BLIZE XXE

なお、当店の「CHINA CYCLE 2025」関連記事は、コチラをご覧ください。


※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。 

2025年6月28日土曜日

上海 人民広場 /人民公園 & 好特売 HotMaxx | CHINA CYCLE 2025 出張記

人民公園 入口

2025年5月のゴールデンウィーク明けに、上海のSNIECで開催された「CHINA CYCLE 2025」へ出張してきました。ショー最終日は15時に閉場するため、帰国する深夜便まで時間があります。

当初は現地でスマホを使って検索する予定でしたが、滞在中は終始オフラインだったため、観光音痴な店主でも知っている地名(=駅名)のエリアに行くことにしました。
あいにくの雨でしたが、まずは「人民公園」へ。地下鉄人民広場駅に直結しているため、アクセスは便利です。平日ということもあり、上海中心部でありながら静かな環境だったので、ゆっくり過ごしたい方にはおすすめです。食事やショッピングを楽しみたいなら、中山公園のほうがより適しているかもしれません。
地下鉄 人民広場駅 構内にあるディスカウントストア「好特売 HotMaxx」

地下鉄・人民広場駅構内には、急成長するディスカウントストア「好特売 HotMaxx」が店舗を構えます。菓子も販売されており、お土産の購入にも便利です。同店は、大阪に進出する予定のようです。

なお、当店の「CHINA CYCLE 2025」関連記事は、コチラをご覧ください。


※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。
当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。 

2025年6月27日金曜日

BOMBTRACK HOOK METALLIC BLACK | ボムトラック フック メタリック ブラック Mサイズ クロモリ スチール グラベルバイク 特価SALE 30%off 341,000円→238,700円 店頭品1台のみ

BOMBTRACK HOOK | ボムトラック フック
カラー:METALLIC BLACK | メタリックブラック
サイズ:M/520-700C (C-T525/ホリゾンタル換算T-T541、適応身長170-181cm)
価格:341,000円→238,700円(30%off現金特価、10%税込、店頭品1台のみ)
トップチューブ・アイレット
広めなタイヤクリアランス
T47規格採用のBB
リアドロップエンド&ディスクブレーキキャリパ台座
シートチューブ・アイレット
ダウンチューブ・アイレット
薄肉軽量な鍛造アルミステムを標準装備


「BOMBTRACK HOOK | ボムトラック フック」を展示販売中です。伝統的なスチール素材を用いながら、T47BBやテーパードヘッド等の最新規格を取り入れた今時なグラベルバイク。ちなみにBOMBTRACKは、MY2024からグラフィックを刷新してスッキリした外観になりました。

HOOKは、どちらかと言うとグラベルレーサー寄りなデザイン。ただ、トップチューブバッグのダイレクトマウント、フォークのトリプルケージマウント、リアラック、フェンダー等多数のアイレットや拡張性も備えており、ツアラーやコミューター用途でスポルティーフ的に仕上げることも可能です。

BOMBTRACKは、最適なフレームジオメトリを確保するため、殆どのバイクでXS-S:650B、M-L:700Cとフレームサイズごとにホイールサイズを使い分けてます。ただ、走破性とタイヤホイール選択肢の多さ、MTB同様に700Cに収束する現在の流れを鑑みて、当店では700Cホイールを採用したグラベルバイクをお勧めしてます。

自転車オタク目線だと、スチールやチタンでディスクブレーキバイクを作る際に頭を悩ませるのが、リアキャリパ周りのドロップアウトです。東京サンエスさんも試行錯誤をされてますし、店主が長年お世話になっているライジンワークスさんからは、フロント台座規格を転用するアイデアを数年前に伺ってました。

最近では、他の国内ビルダーさんも上記手法を取り入れているのが見受けれます。その一方、この「HOOK」はドロップアウトまでパイプ構造として、台座部分のみをザグってつなぐシビれる造形になってます。

ギア比構成は用途にも寄りますが、リア12-13s以上ならフロントシングルでカバー出来ますが、11s以下だとフロントダブルの方が使い勝手が良いかと考えます。目立たない処ですが、HOOKのダブル仕様クランクは、「Shimano GRX FC-RX600」を標準装備しており、変速にストレスがありません。

余談ですが、BOMBTRACKのWEBサイトで良いのは、チェーンラインや最大チェーンリングサイズ、果てはスポーク長までをビルドインフォとして公開しているところです。

タイヤクリアランスは、このビルドインフォにてフェンダー無しでF45C/R42Cが公称値です。実際の処は、リアはホイール脱着時にエアを抜かないと厳しいかもしれませんが、50mm幅ぐらいまでは収まりそうなので、モンスタークロスなセットアップも一興です。

商品入替のため、店頭品1台のみ30%offの特価SALEでご提供します。

BOMBTRACK HOOK | ボムトラック フック(詳細SPEC→公式WEBサイト
カラー:METALLIC BLACK | メタリックブラック
サイズ:M(C-T525/ホリゾンタル換算T-T541、適応身長170-181cm)
価格:341,000円→238,700円(30%off現金特価、10%税込、店頭品1台のみ)

その他、当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。