magene | マージーン ブース
2025年5月に上海で開催された「CHINA CYCLE 2025」へ出張してきました。今年、創業10周年を迎えたMagene。2015年にパワーメーターやサイクルコンピューター等の電子デバイスを皮切りに、自転車業界へ参入開始。その後、スマートトレーナーや
E-Bike 市場へ進出。さらに
2024年からは、QEDシリーズでセミワイヤレス変速システム を発表して、コンポーネント市場へも拡大してます。
TEO / QED / PES 各グループセット
TEO Carbon Crank P515 Power Meter Set
今回のショーでは、カーボンクランクTEOが発表されました。新型P515パワーメータースパイダーを含めて425gの軽量仕様。7075アルミをCNC加工されたスピンドルは、軽量化と高剛性確保のため外径φ29mmなので、おそらくSRAM・DUB準拠かと。
QED / PES Crank P515 Power Meter Set
QED / PES グループセット
グループセットは、「TEO / QED / PES」の松竹梅の展開に。本ショーでは、2024年に発表されて話題をさらったQEDの下位モデル「PES」が初お披露目されました。
P715 K & P715 S ペダル型パワーメーター
SPD-SL形式 P715 S ペダル型パワーメーター
KEO形式 P715 S ペダル型パワーメーター
P715 ペダル型パワーメーター 充電部
ペダル型パワーメーターの「P715 K/P715 S」。バッテリーライフは従来比+20%で、稼働時間は120時間に。充電コネクタは、マグネット吸着式を採用。 パワー/ケイデンス/左右バランス/トルク効率/ペダリングスムーズネスに加え、パワーフェーズとスタンディング/シッティングライディングの2機能も追加されました。サンプリングの安定性は不明ですが、機能面ではGARMIN等の他社製に引けを取らない内容です。
C706 Smart GPS Bike Computer
C706 Smart GPS Bike Computer
C706 Smart GPS Bike Computer LEDランプ
C706 Smart GPS Bike Computer メタルマウント
VIDEO
シャッタースピードの関係でシーケンシャルウインカーのように見えますが、実際は単純点滅
C706 Smart GPS Bike Computer 仕様
フロントライト/リアライト/アクションカム(Osmo Action)をリモート操作可能
3.3インチのディスプレイを搭載した新型GPSサイクルコンピューター「C706」。地図データは、オープンストリートマップ(OSM)ではなく、ナビゲーション電子地図メーカーである「
NavInfo Co., Ltd. / 北京四維図新科技股份有限公司 」を初採用。NavInfoは、欧州向けの地図データも提供していますが、直近で恩恵を受けられるのは中国国内のユーザーに限られそうです。
Strava連携やクライムプロ等、他社品と同様な機能を備えるのは勿論、「Wind Direction Analysis」も搭載。レース中にリアルタイムで風向きを把握することで、位置取り等に活かせるとのこと。また、リモート操作は、DJIエコシステムと統合したことでフロントライト/リアライト/アクションカム(Osmo Action)等とリンクが可能に。更に、カメラのメモリ&バッテリー残量/モード切替え/撮影開始&終了/ダッシュボード機能も対応。
C606 Smart GPS Bike Computer
C506 Smart GPS Bike Computer
C706リリースに併せて、従来モデルのC606/C506もファームウェア更新により、クライムプロ他の機能がアップグレードされるとのこと。
Magene eBike System ハブモーター
※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。